フランス人男性のモテの原則とは
フランスには「人は死ぬまで恋をする、だが相手は常に変わる」という言葉があります。確かにフランス人男性は恋が終わると、次の恋愛をすぐに始める能力があります。
日本の人は彼女がいない歴何年、恋愛空き家歴何年と、卑下したような自慢をしますが、フランス人は常に恋をしています。
離婚をしたり、別れたりするのはお天気と同じ現象 。悲しむことではないと考えます。彼らは復縁したいと済んでしまった過去に戻ろう、と考えることもありません。
常に今がベストな状態に持っていこうとします。
フランス人男性の恋愛の基本と原則
- 常に自分が優先
- ウソをつかない
- 嫌なことは我慢しない
- 女性にお金を使わない
- 人が何を考えようとも無関係
- 感覚をお金で買わない
- 相手には合わせない(※これとても重要)
これだけを見ると、モテとは真反対に居る変人をご想像されるでしょう。とても自我の強いエゴの塊じゃないか、とがっかりされるかもしれません。
これらのフランス人が第一に考える恋愛の基本原則とは、自分以外の人にはなれないと言う意味です。
嫌なことはどんなに時間がたっても嫌でしかありません。ウソをついても、誰よりも自分が情けなくなるだけです。
他人がどう考えようとも自分には関係ない、もしくは自分がどう考えているのかは誰にもわかる必要がない、と考えます。
フランス人男性のモテる方法【意識と考え方】
1)告白は無意味
【相手が告白してきたら、それがどうしたと答える】
フランス人男性が生涯恋愛の現役で居られるのは、常に自分と対等の相手とコミニュケーションを取るからです。
彼らはよく知っている人で自分の徳と得になる人を好きになります。これはよく考えると当たり前のことで、どこの世界でも不愉快な人や自分が損する相手と仲良くしようと期待することはありません。
彼らは自分の生活の圏内に居て、挨拶できる環境の人に恋をします。日本の婚活中の人(特に女性)はよく、自分の周りにはちっとも良い人が居ないと愚痴と文句を語ります。これは自分以外の他人に全く興味を持っていない、自分は他人よりも優れているという上下関係しかないことが透けて見えてしまいます。
挨拶もできない間柄の人に興味を持つことはありませんし、自分の名前さえ知らない相手に好かれても意味がないと考えます。
あなたも身近な女性に目を向けて、気になる女性を探してみてはいかがでしょうか?
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2)心は自由
【相手の意識も気持ちは自由、だから自分には関係ない】
自分には意思があり、自分の好き嫌いは他人にどうこう言われる必要はありません。と同じように相手が自分以外の誰かを好きになることもあります。
これは相手の意思や気持ちによります。長く付き合ったカップルであろうとも、自分以外はすべて他人ですから、他人の心に責任を持つ必要はありません。
未熟で自分に自信が無い人は、相手の過去を詮索したり、彼女の自分以外との関係に嫉妬します。不安に駆られている人は敵を作りたがります。敵と味方という関係をはっきりとさせ、距離感を無くし、相手の行動や思考を操ろうとします。
あなたの為を思って・・・、自分のことしか考えてないの!とマウントを取ろうとする相手には何を言っても無駄です。
フランス人男性は相手の心に責任を取りません。これは相手を尊重することであり、また自分を尊重することでもあります。
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3)いつでも顔が見えるところにいる
【挨拶できない人は好きになる価値が無い】
自分の行動半径に居る人でないと、同じ経験や体験ができず、お話すらできません。そんな相手が自分の外見だけで好きだ嫌いだと思い込むほうがおかしいと考えます。
フランス人は現実主義者です。
一緒に歩いたり、一緒に食事したり、同じものを見て笑ったり、困ったら助けてくれる、話をして自分の間違いを指摘してくれる、頼りになるパートナーを求めます。
これは彼らが子供のころから社会で生きて、周囲のあらゆる年代の男性や女性との関りを持っていることから来ています。
社会との関わりを大事にするということはコミニュケーション能力が鍛えられ、どんなところでも友人を作る能力があるということです。
日本の婚活中の人たちは、自分を好きにならない人は好きじゃないと言います。が、その大切な自分を好きにさせる能力がないのはご本人の能力不足です。
4)視線と表情で気持ちを伝える
【好きになったら視線が動く、嫌いになると視界から外す】
フランス人男性と言わず、世の中の全ての人に特有な現象です。好きな人には視線が向いてしまいます。そして次に言葉が出ます。同時に手を伸ばして触わります。
- 視線
- 声
- 手
嫌悪する相手にはなるべく視線を合わせないようにし、自分とは関係がないようにしたい、手も触れたくないでしょう。簡単に言うと無視してしまうことです。
それと同様に自分の好意や気持ちや意思表示は視線と表情で表せてしまいます。フランス人は自分の気持ちや興味を隠す必要はないと考えますから、視線も興味も表情もよく表します。
眉を上げ、にっこりとほほ笑んで、一歩前に出てあいさつします。これで相手は好感を抱いてるとはっきりと理解します。
- フランス人は挨拶のキス
- 握手
- 半径30センチに入る(パーソナルスペースを崩す)
あなたも、気になる人には笑顔で話しかけてみましょう。男性に好意を持たれて悪い気がする女性はいないはずです。
5)良いことを言葉にする
【良いことをいう人は好かれる】
世界中でも、意地悪なことや批判や愚痴、文句や悪口を言っている人は嫌われます。これはネガティブな人が嫌われるという代表でしょう。
フランス人男性は特別なことをしていません。当たり前の礼儀やしきたりにかなった挨拶を語っているだけです。
好かれる言葉(※びっくりさせるようなことを言わない!)
- 良いお天気ですね。
- よい週末を過ごされましたか。
- お元気そうですね。
- 春ですね。
- 花がきれいですね。
- 空がすっきりしてますね。
フランス人男性のモテる方法【行動とデート】
ここまではフランス人男性の特性と意識をご説明させていただきました。
次はアクションです。
- 網を広げ、ターゲットを固定化しない
- 去る者は追わない
- 次から次へと新しいメンバーをどんどん自分のテリトリーや範囲に抑え込む
はっきり言うと自己マーケテイングと広報活動です。
行動半径を広くし、自分と相手の名前を呼び合う友好関係を広げていきます。いつでも誰でも何処でも仲良しの異性がいる状態にしていきます。
これがフランス人男性の恋愛の極意です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は生涯恋愛現役のフランス人男性に学ぶ恋愛の極意を下世話ですが、ご紹介させていただきました。
日本人男性とフランス人男性の恋愛の特性の違い
- フランス人男性は自分自身に対して生真面目
- 日本人男性は相手に対して生真面目
‐日本女性が持つ恋愛観
日本女性は、自分をすべて受け入れてくれる唯一無二の相手を求めています。これは親がすべてを受け入れてくれる愛情の拠り所から、次は自分が選んだ理想の相手が自分を受け入れてくれるはずと思い込んでしまいがち。
これが日本人女性がフランス人男性に恋愛の夢を抱きがちな原理です。
ほんの少しフランス人男性の「自分の為の恋愛観」を持つだけで、モテる方法はロジカルに完成します。
この情報があなたのお役に立てれば幸いです。