実際どうなの?元運営者が業界のウワサに全部答えてみた
知りたかった婚活パーティーのウワサ全部お答えします
婚活パーティーは婚活ブームも相まって一般的になってきましたが、その実態に対して疑問に思うこともたくさんあるのではないでしょうか。
サクラっているの?職業や年収はしっかり確認しているの?など気になることはたくさんあると思います。
今回、そんな疑問に元運営者の立場から皆さんが疑問に思っていることに全て答えてみました。モヤモヤが一気に解決するかも?それではどうぞ。
元運営者が婚活パーティーのウワサに答えてみた×11連発
1)年収や職業の確認は実際に行っていますか?
会社によって身分確認をしっかり実施するかはまちまちですが、多くの運営会社が年収・職業までしっかり確認していません。
結婚相談所などは、収入証明などしっかり身分を確認しますが婚活パーティーの場では多くは自己申告制となっているのが現状です。
2)ブラックリストって存在しますか?
はい、存在します。
会社にもよりますが、顧客情報はデータベースで管理されていますが問題のある参加者はしっかりチェックされています。例としては、キャンセル料金を支払わない、再三の要求にも関わらず身分証を提示しない、既婚者だと報告があったなどですね。
過去に結婚詐欺師などもいました。あまりにルール違反の参加者に関しては会社側から参加拒否の連絡をしたりもします。
3)キャンセル料金は必ず払わないといけませんか?
はい、必ず払う必要があります。払わないと参加できないというシステムを採用している所がほとんどです。
参加してないのに、お金を払う必要はないと開き直る方も時々いますがキャンセル料金は運営上必要不可欠なシステムなのでご理解ください。(キャンセル料金がなければ気軽にキャンセルできてしまい、人数調整が困難になるため)
4)運営者と参加者での恋愛はありますか?
はい、あります。
会社側で恋愛禁止のルールを設けていますが、運営スタッフといえども人間ですからね。ただ、たくさん恋愛しているという例があるのではなく、稀にあるという印象です。
基本的には運営者は分を弁えます。これは、参加者と恋愛すること=他の参加者の方の結婚チャンスを奪うことになるからです。
5)サクラ(アルバイトの参加者)を雇っている業者はあるのですか?
これは皆さんが一番気になることではないでしょうか。
結論から先に言うと、サクラはいます。ただ、全体の割合で考えると非常に少ないです。ちなみに自分が勤めていた会社はサクラを雇うということはしませんでした。
人数が足りない時に、スタッフの友人を誘うという程度でしょうか。これはサクラを雇うことにメリットがないからです。例えば、時給1000円で人を雇ったとしてもそのパーティーには一人しか追加されないわけですね。パーティーは大体2~3時間開催されるので、足代を含めてサクラを雇うメリットがあまりないわけです。
サクラと呼べるか分かりませんが、過去に参加した女性やその日に参加した女性に対して無料で婚活パーティーに参加しませんか?という連絡は自分が勤めていた会社(数年前)でもやっていました。今は男性が足りなくて逆転気味らしいですが・・
6)参加条件を満たしていない人がいる場合もあるって本当ですか?
はい、本当です。
特に年収の制限があるパーティーによくあります。上述したように、運営者側で年収や職場のチェックは厳密な意味で行なっているわけではありません。
7)1人参加と友達と一緒に参加、どちらが多いですか?
これは男女で分かれますが、
男性→一人参加が多い
女性→友人同士との参加が多い
このような形になります。運営者側としては、一人での参加をオススメします。よく女性は友人同士で参加するのですが、これは男性からすると複数いる女性グループは話しかけにくいからです。
また同じ人が気になったとか、友人の内一人だけがカップル成立したなどデメリットしかないので一人参加をオススメします。
8)やっぱり大人しいタイプの人が多いのですか?
そのパーティーにもよりますが、半々といったところでしょうか。積極的な人もいますし、消極的な人もいます。
初対面の人と話すのは恥ずかしいという気持ちは分かりますが、せっかくの機会なので二度と会うことはないだろうから位の気持ちで積極的に話すことをオススメします。
パーティーを見ていると、やはり積極的にアプローチした方からカップル成立しています。
9)参加したら異性が2人しかいなかったとネットで見たのですが、本当ですか?
あまりこの話しは聞いたことがないのですが、ありうる話しだと思います。運営会社はパーティーを中止にすることを嫌がります。キャンセル連絡の手間や、会社の信用に関わるためです。
なので、よっぽどの事がない限り少数での開催はないと思いますが可能性としては大いにあると思います。
10)何回も参加する人はやはり遊び人が多いのですか?
これは、難しい所だと思います。結婚相手を見つけるために足繁く通う人もたくさんいます。遊び人と決めつけるのは早い気もしますが、何度も見かける人は注意が必要かもしれません。
ちなみに、何度も見かける人からすると自分も同じようによく見る顔だなと思われている可能性があるのでご注意を。
11)プロフィールにウソを書く人はいるのですか?
これはいます。プロフィールカードの記入には主に二つのパターンがあります。
一つは会場で渡されたカードに直接記入する方法。もう一つは、予約した際にプロフィールを事前に伝え当日はプリントアウトしたものをそのまま使う方法です。
前者の場合、受付で『田中』と身分証を提示して席では『鈴木』とカードに記入することも可能です。
運営者側としては、パーティーが始まってしまうと一人一人ずつ確認する術がないのでチェックをすり抜ける人がいるのも事実です。
噂には敏感になり過ぎないように
偽名や嘘の情報はほんの一部
いかがでしたでしょうか。今回、参加者の方たちが気になる婚活パーティーのウワサをピックアップしてみました。
偽名を使ったり、職業を偽ったりするケースは一部と考えてよいです。半数以上の参加者がサクラであったり、偽名を使っている婚活パーティーというのはありえまえせん。
噂は頭の隅に置きつつ、まずは婚活パーティーを楽しむことをオススメします。そんなに費用がかからず、恋人募集中の異性に出会える場というのはなかなかないと思います。ぜひ婚活パーティーを楽しんでみてください。