結婚相手の選び方は人それぞれですが、その中で「経済力」は重要な要素の一つと言えます。
しかし、その「経済力」を具体的な「年収」で捉えると、果たしてどのくらいが最低ラインなのでしょうか?
また、その年収が実際にどのようなライフスタイルをもたらすのかを理解することは、結婚生活の満足度に直結します。
この記事では、結婚相手に求める年収の最低ラインとそれがどのようにライフスタイルに影響を及ぼすかを探ります。
年収別のライフスタイルを詳しく紹介し、より具体的なイメージを持つことで、あなた自身が何を求め、何を優先するべきなのかを見つけられるようになります。
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婚活女性が結婚相手に求める年収の最低ライン
婚活をしている際に条件の一つとしてもよく上がるのが相手の収入です。
いくら好きな感情があっても年収が低いと結婚相手の対象にならないという人もいるほど、年収はとても重要な指標の一つです。
今回アンケートした結果を見ていきましょう。
最も多いのは500万円
有効回答 79件の中で、最も多かったのは、26票(33%)を獲得した、年収500万円でした。
そこまで高望みな金額でもないですし、希望年収を聞かれると結婚スタート時点で年収500万円を稼ぐ男性だと、女性としては経済的な不安は少し小さくなりますね。
様々な調査が行われていますが、やはり500万円というのが結婚後の生活を考えたときに、女性が希望する年収のようです。
意外に400万円でも範囲内?
次に多かったのが、17票(22%)を獲得した年収400万円。
高望みする婚活女子の意見がテレビやネットでは目立つものの、今の女性は現実的に年収400万円も許容範囲内としているようです。
年収400-500万円でも良いと考えている女性は55%なので、過半数を超える意見ということになります。
700万円あれば、生活にゆとりアリ?
次に多かったのが年収700万円ですが、年収600万円も同じぐらいの票を得ていました。
9票(11%)の年収600万円と10票(13%)の年収700万円を合わせると、全体の24%を占めるのが年収600-700万円。
しかし、首都圏や都市部であれば狙える年収ではありますが、現実的にそこまで稼げる適齢期の男性は少ないはず。
男性としては、年収600万円以上あると婚活も有利になりそうです。
セレブ志向の年収1000万円以上は?
セレブ志向の年収1000万円以上ですが、なんと9票(11%)を獲得していました。
景気が回復しているからでしょうか、格差社会だからでしょうか、年収1000万円以上の男性との結婚を夢見る女性はまだまだいるようです。
ただし、あくまで女性の希望年収なので、男性は自分を卑下しないようにしてくださいね。
年収別ライフスタイル
年収に応じて結婚後にどのような生活スタイルになるのかは異なります。
年収毎のライフスタイルを紹介していきます。
年収300万円以下のライフスタイル
年収300万円以下のライフスタイルは、比較的質素でシンプルなものになる可能性が高いです。
必要最低限の生活費や節約術を探し求め、自炊や割引券の利用などを活用する生活が一般的です。
その一方で、これらの経済的な制約の中で得られるものもあります。
例えば、よりシンプルで意識的な生活を送ることで、自身の価値観を見つめ直す機会を得ることができます。
年収400万~600万円のライフスタイル
年収が400万円から600万円の範囲になると、生活はやや安定し、余裕が出てくるかもしれません。
一部の贅沢や趣味に投資することができるようになりますが、同時に節約や予算管理は引き続き必要です。
例えば、旅行や高級レストランなど、選択的な贅沢を楽しむことが可能になるかもしれません。
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年収700万~900万円のライフスタイル
年収が700万円から900万円の範囲になると、さらに生活が安定し、余裕も増えます。
より高品質な商品やサービスを利用できるようになり、投資や貯蓄にも余裕が出てくるでしょう。
また、定期的に海外旅行を楽しんだり、趣味に多くの時間や費用を投じることも可能になるでしょう。
年収1,000万円以上のライフスタイル
年収が1,000万円を超えると、より豊かで豪華なライフスタイルが可能になります。
高級なレストランでの食事や頻繁な海外旅行、さらには高級車の購入なども可能になります。
また、この収入層では、投資や貯蓄だけでなく、子供の教育や老後のための積立など、長期的な財務計画を立てる余裕もあります。
年収による生活の満足度
年収が上がると豊かなライフスタイルが可能になる一方で、必ずしも生活の満足度が上がるわけではありません。
年収と生活の満足度の間には、しばしば「逓減の法則」が見られます。
それはつまり、ある一定の収入を超えると、それ以上の収入が生活の満足度を大幅に向上させることは少ない、ということです。
このセクションでは、年収と生活の満足度の関係について深く探ります。
結婚相手に年収を求める際の注意点
結婚相手に年収を求めるのは良いですが、年収がすべてではありません。
また、相手の年収を聞く際は十分にタイミングを見計らないと結婚そのものが破談になってしまう可能性もあるので注意しましょう。
経済力だけが全てではない
結婚相手に高い年収を求めることは理解できますが、経済力だけが全てではありません。
人間関係や家族生活の成功は、相互理解や共感、愛情や尊重といった要素が大きく関与します。
したがって、パートナー選びの際には、経済的な面だけでなく、相手の性格、価値観、対人関係のスキルなども考慮することが重要です。
一時的な年収に惑わされない
結婚は一生の契約であり、一時的な年収だけに目を向けるのではなく、パートナーの将来性やキャリアの安定性にも目を向けるべきです。
若い時期に高収入を得ているかもしれませんが、その仕事が長期にわたり続けられるか、またはパートナーが職を失った場合の対応力も重要な視点となります。
相手の金銭感覚を理解する
結婚相手として高収入を求めるのは一つの視点ですが、それ以上に重要なのはその人がお金に対してどのような感覚を持っているかです。
貯蓄の習慣があるか、無駄遣いをしがちか、資産を管理するスキルがあるか等、その人の金銭感覚を理解することは重要な視点となります。
収入だけではないライフスタイルの選択
結婚相手の収入は重要な要素でありますが、それだけで生活満足度が決まるわけではありません。
年収に関わらず、自分たちが心地よいと感じるライフスタイルを見つけることも大切です。
旅行や食事、趣味といったライフスタイルの選択が、幸せな結婚生活を送る上で重要となることを忘れないようにしましょう。
収入差によるストレスを理解する
結婚生活では、収入差によりストレスが生じることもあります。
特に、収入が高い方が家庭の財政を支配する傾向にあると感じた場合、それは問題となる可能性があります。
相手の収入に対する期待だけでなく、そのような問題にどう対処するかも考えておくことが重要です。
意外と現実的な現在の婚活女子
色々な理解の仕方がありますが、希望年収と聞いて高い年収を希望している女性が多いかと思いきや、年収400~500万円でも十分と考えている方が多いようです。
これは、男性にとっては朗報ですね。
現在の年収だけで判断されるべきではありませんし、今後年収が伸びる可能性も十分にあります。
男性は自分の将来性をアピールして婚活を頑張ってほしいですね。