「年収300万円台で婚活しても結婚できるのか」といった疑問を解消します。
婚活している女性の多くが、結婚相手に求める条件に「年収」を掲げます。
かつては「年収1,000万円以上」が条件だった女性も大量にいましたが、今は昔。
最近は「年収400万円以上」を結婚相手の条件とする女性が多いようです。
年収300万円の男性も結婚相談所へ入会できる
結婚相談所は、様々な年収の人々を対象としており、年収300万円の男性でも十分に活動できる場所です。
重要なのは、自分の経済状況を正直に伝え、共感や理解を得られる相手を見つけることです。
年収が高くない場合でも、他の魅力的な要素を前面に出すことで、良い出会いを見つけることが可能です。
現在の婚活市場:年収300万円台男性の割合
2019年に発表されたマネラボ(https://moneylab.f-academy.jp)の記事によると、現在婚活している男性で年収400万円以上の男性は、3割弱。つまり、7割以上の婚活男性が年収400万円未満のようです。
だから、年収300万円台の男性が婚活するのは、まったくもって普通のことと言えるでしょう。
たしかに、女性から年収面だけで結婚対象外とされてしまうケースもあります。
それでも、婚活している男性の7割以上が年収400万円未満で頑張っているのですから、年収300万円台の男性が婚活市場では受け入れられているということです。
年収300万円台の男性の婚活方法
年収300万円台の男性の婚活方法を紹介します。
年収300万円の男性でも結婚する可能性は十分にあります。
大切なのは、経済面だけでなく、相手との相性や価値観の一致を重視することです。
また、自分自身の魅力を高め、相手に理解してもらえるよう努めることが、婚活成功への道を開きます。
結婚相談所
では、続いて年収300万円の男性がどのように婚活しているのか紹介します。
婚活の王道といえば結婚相談所なわけですが、多くの読者が気になるのは年収300万円台でも結婚相談所に入会できるのか……という点かと思います。通常、結婚相談所には入会の際に審査があり(年齢×10万円等)、審査で落とされてしまうことも。
年収300万円台の男性は、残念ながら一部の結婚相談所には入会できないと考えておいてください。「ハイスペ男性を紹介する」と謳っている結婚相談所では、高確率で入会を断られるでしょう。最初から行かないほうが良いです。
また、個人でやっている仲人型の結婚相談所でも断られる可能性があります。「この人を結婚させるのは難しい」と仲人が考えた場合は、やはり入会を拒否されてしまうからです。
しかし、一般的な結婚相談所ならば、ほとんどが受け入れてくれますので安心してください。一般的な結婚相談所では「安定した収入」が審査の対象になります。そのため、たとえ年収が低くても正社員ならOK。ただし、アルバイトやフリーランスの場合は断られる可能性が多少上がります。
さすがに無職だと断る結婚相談所も増えるかもしれません。
独身証明書提出だけが義務付けられているオンライン型結婚相談所のペアーズエンゲージは年収審査がありません。
婚活パーティー ・街コン
続いては婚活パーティーや街コン。婚活パーティーは、パーティー毎に参加条件が大きく異なります。基本的には年齢が参加条件となり、年収は問われないことも多いです。
もちろん、参加条件に年収も含まれるパーティーもあります。しかし、ごく一部の「年収700万円以上の男性と会える!」のようなパーティー以外は、年収300万円以上、もしくは年収400万円以上……この辺りにラインが引かれることが多いです。
年収300万円台の男性は、少なくても半数以上の婚活パーティーには参加できると考えておけば良いでしょう。
マッチングアプリ
マッチングアプリを婚活で使っている人も多いと思います。マッチングアプリによっては、嘘の年収を申告をしていない証として年収証明書を提出できるアプリもあります。
ブライダルネット、マッチ、ゼクシイ縁結び、ユーブライド。この辺りの大手では、年収証明書を提出すればプロフィール欄に「証明書提出済み」と記載されます。ただし、年収証明書は任意なので出さなくても登録可能。
また、証明書を出さずに年収を記入する場合、なんとでも言えます。たとえば、実際は年収300万円台であっても年収600万円と偽るのは簡単でしょう。もちろん、偽った年収で勝負するのはやめたほうが良いです。遊び相手を探しているならまだしも、探しているのは結婚相手ですから。
それに、偽った年収に惹かれた女性との交際は遅かれ早かれ破局するので、時間と手間の無駄です。
年収300万円台の男性が結婚するためには
結婚相談所、婚活パーティー、マッチングアプリ……どの婚活方法であっても、年収300万円台の男性がつまはじきにされる可能性は低いです。ただし、年収が武器にならないのも事実。ここから先は、年収300万円台の男性が婚活で成功するためには、何が必要なのか、お伝えしましょう。
共働きOKの女性をターゲットとする
絶対的な条件がこれです。「専業主婦希望」とする女性との結婚は、まず無理と考えてください。ただ、今の時代「絶対に働きたくない」と主張しながら婚活している女性は、さすがに稀。ほとんどの女性がターゲットになります。
そういう共稼ぎ派女性が男性に何を求めるのかを考えてみましょう。
もしあなたが実家暮らしでお母さんが作った食事を食べていて、家事力が低く親から自立できていないとなれば、共稼ぎ派の女性があなたを選ぶメリットはあるでしょうか?
年収以外の武器でアピール
どれだけ年収300万円台の男性が多くても、年収300万円台は婚活市場で武器にはなりません。そのため、選ばれるための武器(魅力)を他に持つ必要があります。
- 人脈
- 身長
- 顔(イケメンかどうか)
わかりやすく女性に伝わるのは、この3つです。しかし、これらの武器を持っている人はそう多くはないと思うので、現実的な武器は以下のようなものになるでしょう。
- 人柄
- 家事や育児の能力・理解
- コミュニケーション能力
- 金銭感覚の一致
- 清潔感
- 体型(マッチョ、痩せてる等)
- 女性ウケする外見 (服装、髪型など)
これら7つのうち4つ以上身につけていれば、たとえ年収300万円台であっても婚活で成功するのは、そう難しくないです。
イケメンではなかったとしても、背が高くなくても、鍛えることはできます。
女性の立場にたって気配りをして、話し合いをして柔軟に協力していける方ならば大丈夫でしょう。
貯金を貯めておく
経済的な安定を示すため、できるだけ貯金をしておくことが推奨されます。
金銭的な余裕は、魅力的な印象を与える助けになります。
仕事での頑張りを伝える
仕事に対する情熱や意欲を伝えることで、年収以上の価値をアピールできます。
年収300万円台の男性も他の武器があれば結婚できる
今回、この記事を書くにあたって年収300万円の男性が婚活した時のシミュレーションをいくつかの角度で行ってみました。
すると、一定数の女性からは結婚対象外とされてしまいますが、多くの女性の結婚対象になることもわかりました。
もちろん副業などで自分の年収を上げるのも、婚活を成功させる手段の1つかもしれません。
しかし、それ以上に自分を磨いたほうが成婚は早そうです。
年収をコンプレックスにせず自分を磨いて、是非良き伴侶を見つけてください。