理想の男性像を明確にし、ターゲットの的を絞る
あなたに対して、子供に対して、それぞれの理想像とは?

子連れ再婚がうまくいくか否かは、結局のところ子供と彼の関係がどれだけうまくいくかにかかっています。再婚しても、子供と彼がうまくいかずにギクシャクしてしまうのではないか、彼が子供を大切にしてくれるか不安、子供にさみしい思いをさせるのではないか等、母親ならではの悩みは尽きないですよね。
理想の男性像や、将来どんな家庭を築きたいのかを明確にしていれば、子連れ再婚してから後悔したり、離婚してしまうことを回避できます。子連れ再婚が離婚に終わらないための男性の選び方をご紹介します。
理想の男性像を明確にしましょう

どんな男性であれば、幸せな家庭生活を送れるでしょうか。仕事、年収、生活習慣、趣味、性格、見た目等、理想的な条件を紙に書き出してみましょう。
また、仮にその男性と出会えたとして、どんな家庭生活であれば幸せになれるでしょうか。行動を起こすには、まず理想像を明確にしておくことが重要です。
どんな細かいことでも構いません。現実的か、非現実的かも一旦置いて、自分の気持ちに正直に考えてみてください。理想像が見えてきたら、その男性とはどんな場所で、どのようにして出会えるかを考えます。ただやみくもに探すのではなく、計画的に探すことから始めましょう。
離婚しない再婚のための男の選び6つのポイント
1・男性がバツイチ・子持ちに理解があるのか?

自分がバツイチ・子持ちであることを包み隠さず伝えてください。事実を知って、どのように捉える男性かがポイントです。
彼にどう思うのか聞き、返ってくる答えがポジティブであれば、あなたの過去を受け入れて理解できる男性は、前向きに生きていける器量があります。
自分自身がバツイチ・子持ちであることをネガティブに捉えていると、最初は事実を伝えずにある程度仲良くなってから伝えようと隠し事にします。それは自分で自分の首を絞めるようなものです。
理解してくれる男性は世の中にたくさんいますから、まずは自分が自身を持って事実を伝える姿勢を持ってくださいね。 結婚相談所や婚活サイトならば、初めから条件は公開して婚活する方がいいでしょう。
2、子供を大切にできるか

子連れ再婚するということは、家族になるということ。子供と彼が仲良くなるには、彼自身にも努力が必要です。母であるあなたは日頃から彼と子供の間に入り、サポートをしてエネルギーを消耗しているはずです。
たった一人で頑張る必要はありません。彼も一緒に頑張ってもらうのです。それができるからこそ家族になれるのです。最初からあなたと同じくらい大切にすることは難しいかもしれませんが、彼に子供を大切にしたいという気持ちがあれば、これからいくらでも仲良くなれます。
彼を巻き込んで家族になる準備をしましょう。
3、あなたを愛し、大切に扱っている

彼はあなたを大切に扱い、誠実な態度で愛してくれていますか?
シングルマザーという立場を下手に見て、うまく利用して、真剣に婚活している女性を傷つける心ない男性がいます。あなたに強い姿勢があれば、少しでも粗末に扱われていることに気がつき、すぐに離れることができるはずです。
でも、仕事や子育てに追われる中でできた心の隙間にうまく入り込む男性は、金銭的に、肉体的に女性を利用しようとするケースがあります。
そんな男性はもってのほかですが、弱っているときには冷静な判断ができないこともあるでしょう。彼といて本当に幸せか、彼はあなたを大切にして愛してくれているか、今一度じっくりと考えてみてください。今、幸せだからこそ、将来も幸せな家庭が築けるのです。
「こんな私と会ってくれるんだから我慢しなきゃ」とは絶対に思わないように。
4、なんでも話し合うことができる

子連れ再婚をして、家庭生活がはじまったら現実的な考え事がたくさん出てきます。彼との間に子供を作るのか、連れ子の子育ての考え方、どこで暮らすのか等、ときに頭を悩ませる内容にも一緒に向き合うことになるでしょう。
そんな時、意見の食い違いで都度感情的になれば、お互いに疲れ果てて一緒にいることが苦痛になります。日頃からどんな小さなことも穏やかに話し合い習慣があれば、大きな話し合いでもお互いの考えを尊重し合って最善策にたどり着くことができます。
どちらかが我慢をするのではなく、お互いのちょうど良いところを着地点にできれば、大きな問題を乗り越えることができるでしょう。
5、金銭感覚や生活習慣について話し合える

別々の人間が生活を共にするのは、違いがあって当然ですが、あまりに大きな違いとなるとストレスになります。特に、金銭感覚や生活習慣は共同生活を送る家族の中では大切なポイント。
金銭面では、事前に連れ子の教育費等はどちらが支払うのかを話し合っておくと、再婚後にトラブルになることはありません。
また、生活習慣については、お酒・タバコ、偏った趣味、ギャンブル等、子供への影響が大きい嗜好品について、お互いに理解し合える範囲での関わり方をしているのかも事前に確認すべきです。
理解を超える度合いの男性は、改善の余地がなければ将来大きな問題となるので、距離を置くことをお勧めします。
6、経済力がある

子連れ再婚であっても、初婚と同じく男性は一家の大黒柱となります。連れ子の教育資金など、大きな出費をどちらが支払うのかについては事前に話し合いが必要ですが、生活資金は男性が家計を支えられる経済力が必要です。
現代は共働き家庭が多く、シングルマザーであれば女性も経済的に自立しているケースが多いですが、女性は出産等のライフイベントでキャリアに影響がありますし、家庭内のことを任される存在。
何か事情があって働けない期間ができても、男性の収入だけで家計を賄えると思えば安心して暮らせます。仕事でキャリアを築いているということは、それだけの器量があるということ。生活を立てる力のある男性を選びましょう。
理想を明確にして、素敵な男性と幸せな家庭を築きましょう
大切なのは、一人一人が幸せであること
あなたと彼と子供。それぞれが幸せになって初めて穏やかな家庭生活を続けていくことができます。子連れ再婚が離婚に終わらずに、家族として円満に暮らすには、お互いが尊重し合い、居心地の良い空間を築いていくことが大切です。
まずは、それを実現できる男性はどんな人物なのかを明確にして、出会いを探しに行きましょう。彼はあなたと子供に対してどのように接するのかしっかりと見定めてください。それぞれの間にずれが生じる前に、日頃から話し合ったり、コミュニケーションを取ると、これから起こりうる様々な出来事を家族みんなで協力して、乗り越えることができます。
そうしたことの積み重ねが、ステップアップファミリーからはじまり、真の家族になっていくのです。必ず理想の男性と出会い、子連れ再婚を幸せに続けるための努力を楽しんでください。前向きに取り組み続けることが、実現の秘訣です。