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婚活のノウハウ

戸籍、相手の親、子供の気持ち…? 子連れ再婚で考えるべき3つのこと

最近では子連れ再婚も珍しくありません。しかし、乗り越えるべき問題や考えるべき課題はあります。幸せな再婚に必要な、3つの課題について一緒に考えていきましょう。

抵抗がなくなった子連れ再婚の実情

考えるべき問題は変わらない!?

世間的な抵抗はなくなってきたとはいえ、子連れ再婚は簡単ではありません。ここでは、子連れ再婚したいシングルマザーのあなたのために、子供の戸籍、相手の親、子供の気持ちと、考えるべき課題についてご紹介していきます。

また、ここでは最近の子連れバツイチの出会いの見つけ方もご紹介していきますので、あわせて確認してみてくださいね!

あなたもできる!子連れ再婚

子連れでも結婚して幸せに…現代のトレンド

子連れで再婚をするなんて…と、もしかしたら非現実的に感じている人も多いかもしれません。しかし、最近ではテレビでも取り上げられるほど、子連れ再婚は増えています。

以前はとても難しそうに思えた子連れの再婚も、最近では比較的、珍しくないようです。

でも、子供を連れて再婚する人が増えても、従来からある悩みや問題はなくなったわけではありません。

  • 親の都合で再婚するなんて子供がかわいそうだ
  • 子供が大きくなってからトラブルが起きないか
  • 新しいパートナーとはうまくいくのか
  • 相手の親との関係は大丈夫か
  • 世間からはどんな目で見られるのだろうか

すでに再婚を果たした人も、このような問題のすべてがクリアになったという人は多くはないはずです。

ではなぜ、子供連れでの再婚が増えているのか…。それは、120万世帯という多くのひとり親家庭があることも一つの理由と考えられます。潜在的にひとり親家庭が増えていることで、同じ境遇の人が少なくなくなりました。また、会社の同僚など、身近なところにシングルファザーやシングルマザーがいることで、子連れ再婚への抵抗が、格段に低くなったことも関係していると考えられます。

再婚のための婚活イベントは珍しくない!

お父さん

今現在シングルマザーの方は、もしかしたら婚活をしたことがないかもしれません。そんな方でも分かるように、子供がいる人の婚活事情について、こちらで触れていきましょう。

1.再婚者向け婚活パーティーに参加する

婚活で比較的参加しやすいのが、婚活パーティーに参加するという方法です。ただし、再婚の方が婚活パーティーに参加するなら、できるだけ再婚や子連れ再婚したい人にスポットを当てたイベントに参加しましょう。

ネット上で探してみると、「バツイチ限定」、「婚姻歴理解者」を示すという人たちが集まるパーティーが意外と多く開催されています。

初婚を前提としたパーティーに参加してしまうと、意気投合しても「再婚の人は…」と、断られてしまう可能性があります。そうなれば、貴重なお金と時間が無駄です。お子さんの世話をしながらの参加ですので、できるだけ効率的に出会える、子連れ再婚希望者向けのイベントを選んでください。

費用は、女性の場合は男性よりも低く設定されています。安いものだと1000円代からありますが、高くても5,000円前後が相場です。

2.再婚者を優遇しているネット婚活サイトを利用

最近では、婚活もネット上で行うのが一般的になっています。サービスによっては、相手の婚姻歴を入力する設定もあり、「婚姻歴にこだわらない」という人にも出会うことができます。ネット婚活は24時間、いつでも好きなところで利用できるのがいいところです。手軽にメッセージから相手とのやり取りができるので、実際に顔を合わせる前に、ある程度相手の情報も仕入れられて効率的です。

また、シングルマザーの方の中には、知り合いにバレないかと不安になる人も多いもの。その場合、非公開などで婚活をできる婚活サイトもあるので、選んで利用してみると安心です。

ネット婚活は、女性はある程度無料で使えるものが多いのも特徴。「マリッシュ」という婚活サイトは女性無料で再婚者を優遇しており、女性会員の約半分がシングルマザーです。

マリッシュ 公式ページ

大手が運営しててセキュリティ面などがある程度安心して使えるサイトがいいという場合は、Yahooパートナーもおすすめ。登録にはYahooIDも必要です。登録している女性は30~40代が中心です。

Yahooパートナー公式サイト

3.結婚相談所

早く相手を見つけたいという場合には、結婚相談所を利用してみるのも一つの手です。あなたにおすすめの相手を客観的に選んでくれるから、これまで婚活が上手くいかなかったという人も安心。もちろん、子連れ再婚であることを前提に探してきてくれるので、仲良くなってから「子連れはちょっと…」といったトラブルも起きることはありません。

結婚相談所は婚活パーティーやネット婚活に比べて費用はかかります。

しかし、自分でやり取りしなくてもお見合いをセッティングしてくれますし、システムによっても全く違うので、信頼できる結婚相談所はどこか、一度比較してみるといいかもしれません。

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再婚したらどうする? 気になる養子縁組制度

さて、婚活して再婚すると、子供の問題が待っています。再婚するパートナーは子供の実の親ではありませんから、戸籍に入れるために、養子縁組を検討する人も出てくるでしょう。

基本的に養子縁組には、以下の2つのパターンがあります。

・普通養子縁組

実の親との親子関係を保ったまま、養父との親子関係を結べます。この養子縁組では、実父と養父、どちらも扶養義務が発生します。また、亡くなった際の財産相続も可能です。

特別養子縁組

特別養子縁組では、実母との関係性を解消してする養子制度です。この養子縁組は、子供が6歳未満で、養う親が25才以上でなければならない決まりがあります。

縁組をする際の注意点

これらの養子縁組の制度については、財産相続が鍵になります。養子縁組をした場合は、相続が実の親のように可能になるため、血の繋がらない親でも遺産を受け取れるのです。もし、養子縁組をしていなければ、どれだけ長い間一緒に暮らしていたとしても、実子として認められないため、財産は相続できません。

ただ、一度この養子縁組を結んでしまうと、簡単に養子の関係を解消できなくなります。もし、再度離婚してしまったら、血もつながらない、家族関係もない人と、戸籍上親子ということになるのです。養父も、養子縁組をしている限り扶養義務が発生するため、離婚しても扶養しなければいけないといった状況になります。

子供の苗字はどうする?

さて、養子縁組を組まないことを選択した場合、子供の苗字はどうなるのでしょうか。

実際、養子縁組を組まない限りは子供は男性の戸籍には入りません。そのため、女性側の姓となります。しかし、それでは社会的にも、不便なことが増えてしまいますよね…。

そこで利用できるのが、子の氏を変更したい旨を、裁判所へ申請するという方法です。

この方法を使えば、養子縁組をしなくても新しいパートナー側の名前が使えます。

無視できない大切な気持ち…子供は再婚をどう思う?

シングルマザーのあなたは、幼い我が子が「再婚」をどう捉えるのか気になっているのではないでしょうか。また、新しいパートナーに懐くかどうかといった不安もあります。将来反抗期になったらどうなるのか…といった、漠然とした未来の不安もあるでしょう。

再婚した際によくあるのが、

  • 子供がなつかない
  • 子供がわがままを言うようになった

などの変化です。

この時、子供はママを取られた気持ちでいっぱいになっていて、無理に「パパだよ」と仲良くさせようとすると、逆効果になってしまう可能性があります。まずは、「新しいパパだよ」「ママが好きな人よ」と紹介するのではなく、「新しいあなたのお友達よ」と紹介してみてください。

ママを取られた気持ちが薄れて、一気に距離が縮まるでしょう。

再婚をする際に、「まだ小さいからよくわからないだろう」と、大人の事情だけで再婚してしまう人がいます。しかし、赤ちゃんでない限りは、できるだけきちんと話してから再婚するようにしましょう。

自分が除け者にされた雰囲気は、いくら小さな子供でも空気でわかります。

また、家族なのだから「パパ」と呼ばせたいかもしれません。しかし、無理にパパと呼ばせることはよくありません。特に、実父と会わせているのなら、2人もパパがいることで混乱する子供も少なくないです。

最初のうちは名前で呼ばせるなどして、無理にパパだと認めさせないようにしてください。子供が大きくなっても、パパ=実父、○○さん=ママの旦那さんと、分けて考えることも必要です。子供はデリケートですので、できるだけ大人が子供に合わせるようにしてください。実父に会いたがる子供を引き止めるのもNGです。

相手の親が猛反対したら取るべき行動

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子連れ再婚が増えてきたとはいえ、おじいちゃん、おばあちゃん世代では抵抗感がまだまだあってもおかしくありません。特に、男性側が初婚で、女性が子連れバツイチのケースでは、猛反対するエピソードがそこここで聞かれます。

普通の結婚でも反対されるケースがあるのですから、最初は反対されても仕方がないかもしれません。中には、2人の本気度を試している親御さんもいらっしゃるかもしれませんので、こちらも冷静に対応しましょう。

まずは、反対されても仕方がないと構えることです。それから、相手の親が何に不満を持っているのか、何を心配しているのかを聞き出しましょう。

例えば、話を聞いていると、「うちの息子では、大事なお子さんを養うことはできない」と、考えていての発言だったりもします。“バツイチであることが気に食わない”という理由ばかりではないのです。

両親たちの反対は、心配や不安からきています。そのため、そのことを理解して、向き合いましょう。そして、最終的には「結婚します」という意思をハッキリ示して、堂々と振る舞うことが大切です。

再婚でも初婚でも、大変なのが結婚

幸せな家庭を築くために必要なこと

再婚でも初婚でも、結婚が大変なのには変わりありません。今後はもっと子連れ再婚は増えていくでしょうし、社会的にもネガティブに考える人は減るでしょう。婚活パーティーなども気軽に参加できるので、バツイチでも今や出会いに困ることはありません。

ただ、子供は無力で、大人に付いていくしかない存在です。愛を持って接するようにすることを忘れないようにしてくださいね。

杉浦優子
神奈川県鎌倉市在住のフリーランスライター。恋愛や婚活のコラムなど、WEBコンテンツを中心に執筆活動をしています。趣味は、ビーチコーミング、ランチの美味しいお店を探すこと、体幹や筋力を鍛えるワークアウトをすることです。