結婚のプレッシャーをかける時には「相手の気持ち」を考えて!
タイミングが重要!
「心理的リアクタンス」と言う用語はご存知でしょうか?これは簡単に言うと「人間は、常に自由に選択したい」と思う生き物だと言うことです。
例えばあなたが「そろそろお風呂にはいろうかな」と思ったとします。そのような矢先に「あんた、いい加減風呂入りなさいよ!」などと母親に言われると逆にお風呂に入る気持ちも無くなってしまうのではと思います。
これは結婚についても同じです。いたずらに相手に結婚を迫るようなプレッシャーをかけても相手としては不快な気分になってしまうだけでしょう。
このような状況で「結婚してやった」と言う気持ちを相手に持たれてしまうと、今後の結婚生活でもあまり良い影響はないかもしれません。そこで今回は、相手の気持ちを考えたうえで結婚のプレッシャーを与える方法について解説を行います。
これが的確な結婚の8つのプレッシャー
1、自分の気持ちを正直に伝える
人間は「相手の立場に立って考えること」が苦手なものです。その為、「自分が思っているように相手も思っているはずだ」と思ってしまう方もいると思います。その為、こちらの気持ちを正直に伝えてみることはまず重要だと思います。
例えば結婚したい時にも、これ見よがしに雑誌やパンフレットを置いてさりげないアピールをすることでプレッシャーを与えるよりも「大好きなあなたとずっと一緒に居たいから結婚したい」と伝えるようにすると良いと思います。
ただ、この時に「仕事辞めて専業主婦になりたいから結婚して」などと言ってしまうと「自分の欲求のために相手を利用したい」と言う気持ちを持たれてしまうかもしれません。その為、正直すぎて逆効果になってしまわないように注意はした方が良いと思います。
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2、子育てに対する意識を聴いてみる
恐らくですが、彼が結婚してくれないことで悩んでいる人の多くは「早く子どもを産みたいから」と言う気持ちがあるのではないかと思います。
しかし、子育てに関して持つ考え方や知識の量などは、人によって多かれ少なかれ違うものです。まずはそのことを理解し「自分が思うように相手も思っているものだ」と言う気持ちをいったん捨ててみることが重要になります。
相手はもしかしたら、高齢出産についてあまり深く考えていなかったり「子どもが成人する前に定年になったらどうなるか」などについてあまり考えていないなどの理由から、プレッシャーを与えても結婚に踏み切れないのかもしれません。
そこで、相手が結婚後の生活についてどのように考えているのかについて話を聴いてみてしっかりと理解することが重要になると思います。
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3、相手の「思いやり」も考える
あなたの彼氏が結婚することを踏み出せない理由は、単に「自分がまだまだ独身でいたいから」ではないかもしれません。例えば「自分は家族を養うだけの収入が無いから、あなたを幸せにできないかもしれない」などの気持ちを持っているからこそ、結婚に踏み出せないのかもしれません。
このように、相手が結婚に踏み出せない理由はあなたに対しての思いやりからきているのかもしれません。このような気持ちを持っている相手にプレッシャーを与えても、あまり効果は無いのではと思います。
そのような相手に対しては「相手の気持ちを受け止めること」を第一にして、具体的に今後どのようになれば結婚したいのかなどについて考えるように促すと良いのではと思います。
4.相手の家族と仲良くなる
Day 73: Kerns family self portrait {about me} / lorenkerns
女性の中には結婚した後に「嫁姑問題」で悩むのでは、と言ったことを考えてしまう方もいるのではと思います。しかし、これは男性側も同じです。「彼女と結婚した後、母さんと仲良くやってくれるか心配だな」と言う気持ちを持っている男性も、居るのではと思います。
その為、結婚前に相手側の家族とも仲よくしておくと言うのも一つの方法だと思います。このようにすれば相手の親御さんもこちらの仲間になってプレッシャーをかけてくれるというだけでなく、男性側としても「嫁姑問題は起きないかな」と言う気もちになる可能性があります。
ただ、相手の家族とあなたの相性が良くなかったり、逆に相手側が家族と折り合いが悪かったりするときなどもあると思いますので、この方法は慎重に行うと良いと思います。
5、「相手のために結婚したい」とアピールする
how to succeed with women / jesse.millan
人間は、誰しも利用されることを嫌うものです。もしも相手が「ずっと家に居て、忙しい俺のために家事をしてくれる相手が欲しいから結婚してくれ」と言ったらどう思うでしょうか?恐らくですが、結婚するどころかこの恋愛自体が終わってしまうのではと思います。
逆に、あなたが仕事で辛い時などに「だったら俺と結婚しようよ。俺が仕事で頑張るから、その分家庭をしっかり守ってほしいな」と言われたら少なくとも悪い気持ちにはならないと思います。
これは男性側も同じです。こちらの事情で結婚したい気持ちを伝えてばかりいるのではなく「あなたが幸せになってほしいから」結婚したいと言うことを伝えるようにすると良いと思います。
6、相手の不安要素を取り除いてあげる
もしもあなたが、「結婚したら自分の給料は全て旦那に預け、旦那が家計を管理する」と言う状況になったらどう思うでしょうか?恐らくですが、不安になると思います。しかし、「お小遣い制」を導入している家庭では、男性はこのような選択を迫られることになっています。
このほかにも男性側は「結婚して子どもが生まれたら自分を大事にしてくれなくなるかも」などと考えているかもしれません。このように男性が抱えている「不安要素」を考えて取り除いていくことがプレッシャーを与える前には重要になると思います。
7、相手の結婚観を聴いていく
Man, Linkin Park, Teddy / kohlmann.sascha
例えば相手の家庭環境があまり良いものではなく「結婚して家族になること」に対して反発心を持っているのであれば、こちらからプレッシャーをかけて押していくことは寧ろ別れる原因にすらなってしまうかもしれません。
このように、全ての人が「結婚は幸せなもの」と考えているわけでは無いと言うことは知っておくことが重要になります。そこで、日常の話や本人の家庭環境なども踏まえたうえで、相手の「結婚観」を見ていくと良いと思います。
8、相手が「なぜ結婚に踏み切らないのか」を考える
最後に大事なのは、これです。相手が結婚したいと考えないのには様々な理由があると思います。しかし、こちらが「結婚したい」と言う気持ちばかりが先行するとそのような気持ちも見えなくなってしまいます。
そこで、普段の相手の話の内容やそこから見えてくる気持ちなどについても考えることで、結婚に踏み切らない理由を考えると良いでしょう。
まとめ
結婚にはプレッシャーが大事
結婚するためのプレッシャーの与え方は、まず「思いやり」を持って接することが大事です。こちらの都合やメリットばかり考えるのではなく「相手がどんなことが不安で結婚したくないのか」を考えることや「相手と結婚したら、自分が相手にどんなことをしてあげられるのか」などについても考えることが、大事になると思います。
一方的にプレッシャーを与えるばかりだと逆に逃げられてしまうため、そのことは大事にすると良いのではと思います。