重要なことは「効率!」無駄な婚活は避けよう
婚活も転職と同じで最初のほうで決まらなければやってもずっと結果は同じ、 やり方を変えてもほとんどが無駄。
– 発言小町より –
あなたも似たような言葉をどこかで聞いたことあるかもしれません。
しかし、本当にそうでしょうか?やり方が間違っていたという可能性はないでしょうか?
もしもあなたが獲物を探す狩人だったとします。その場合、獲物をとるためにありとあらゆることを考えることでしょう。
例えば、「どんな道具を使うべきか」、「一緒に獲物を探す仲間は誰にするか」など、いくらでも思いつくと思います。しかし、例えば仲間に最初から獲物を捕まえる気が無かったり、あるいは獲物のいない狩場をずっと歩き回ったとしても、得るのは足の痛みと空腹だけでしょう。
そこで今回は、「無駄な婚活」を避けるために、婚活を狩りに見立てて準備を行う方法について解説します。
こんな婚活は無駄になる5パターン
1)まず「登録しただけで満足」を避ける
…人間基本的に「準備を整えた」ことで満足してしまう心理があります。
例えば、参考書を揃えただけなのに、「ああ、よく頑張ったな」と思って試験勉強を横に置いてTVゲームや雑誌に手が伸びた人が、この失敗を良く行うことでしょう。これは狩りで例えるなら、獲物が沢山いそうな狩場を見つけたことに満足して、夕方までお昼寝をしてしまうのと同じです。
婚活もこれと同様に、婚活サイトや結婚相談所に登録しただけで「ああ、これで大丈夫だろうな」と思って行動を辞めてしまう人は数多くいます。
しかし、獲物を最終的に捕まえなければ意味がないので、まず登録した後に「次の目標」を作って、それに向けて行動するようにすると上手くいくことでしょう。
婚活は何よりも「行動」が大切。自己紹介文を書く、気になる異性にイイネを送ってマッチングできるように努力するなど一つでも出来ることをやりましょう。
2)「狩場」は一つに絞る!
不安が強い人の多いのですが、様々な「〇〇かもしれない」と言う不安を持ってしまうことが原因で、問題行動をしてしまう人は良くカウンセリングの場にはいます(例えば『バイ菌が付いているかもしれない』と不安になって手を洗い続けてしまうなど)。
これと同じで、婚活をする場合には「もしここで良い相手が見つからなかったらどうしよう」と考えて複数の婚活サイトに登録する方は多くおります。
しかし、これは狩りで例えれば、「獲物が居なくなったらどうしよう」と考えて毎回狩場を変えているのと同じです。これをするとその狩場の特性や、どんな獲物が居るかが分からず、結局のところ何も得られない結果となってしまいます。
そこで、「ここが一番!」と思えるような婚活の場があれば、そこで腰を落ち着けてじっくりやってみると良いでしょう。
3)自分の『武器』だけじゃなく、『扱う時の構え』にも注意する!
良くも悪くも人間は直感で物事を判断することが多いです。
そして認知心理学の世界で、この「直感」は確率論的に「間違い」であったと証明されても、納得できずに信じ続けてしまうということが証明されています。
その心理を逆手に取ると、まずは相手に直感的に「ちょっと良い人かも」と思ってもらうことは、一番重要です。
その為に重要なのは見た目、つまり『装備』に例えることができます。装備と言われると服装や髪型などは気にしている人が多いのですが、意外と多いのが装備の「構え方」即ち、「姿勢や目線」をきちんと考えないため損をしている人です。
会話の時に目を合わせなかったり、無意識に足を広げたり、背筋が曲がっていたり・・・女性にもこういう方は多かったりします。
これは狩りで言えば、武器防具をきっちり揃えているけど、武器を使う時のフォームがおかしいので獲物に攻撃が当たらないようなものです。そこで、普段の生活からきちんと姿勢や仕草については心掛けるようにすると良いでしょう。婚活を無駄にしない為にも相手への印象アップ作戦は非常に重要です。
4)あまりに大きな獲物を狙わない!
もしも人間が特別な訓練を受けているか、武器を所有しているのでなければ、恐らく同じ体重の野生動物を倒すことは不可能でしょう。
しかし、婚活の場ではそのことを考慮せずに、手斧一本でマンモスに立ち向かおうとするような人が意外と多いものです。また、自分をヒョウだと勘違いして、大物狙いに走る人も多いことでしょう。(ちなみに、心理学的には、自分に自信がない人ほど無茶な獲物を狙う傾向があることも覚えておくと良いでしょう)
とは言え、ネットの住民は否定的な物言いを好む傾向が強いもの。
なので「自分の理想は高すぎますか?」と聞くと、ほぼ100%「高すぎる」と返ってくると思うので、まずは自分の同年代の既婚者に話を聞いて、自分の「市場価値」から見た相手のスペックを考えるようにすると良いでしょう。
無謀な獲物を狙って尽くして時間を無駄にしない為にも婚活では、自分の市場価値を冷静に把握することがポイントです。
5)信頼できる仲間と獲物を探す!
これが婚活において時間を無駄にしないために恐らく一番重要なことです。
基本的に狩りは一人ですることは困難です。よほど能力のある人なら話は別ですが、基本的には仲間と一緒に行う方が上手くいく確率は高くなります。
恋愛カウンセリングなどでも重要なことは「信頼できるカウンセラーに出会うこと」です。その為、自分が使おうとしている婚活サイトや結婚相談所の職員さんがどの程度信頼できるのかを考え、その人の得意なことや不得意なことについて理解を深めておくと上手くいくことでしょう。
6)努力は裏切らない
婚活でも就活でも、努力次第で大きく結果が変わってきます。何もしないで受け身に「ただ獲物がくるのを待つだけ」と思っていても自分にとって最高の異性が来ることは殆どありません。
これは男性でも女性でも同じこと。自分を磨きつつ婚活で出会った異性との相性が合わなかったとしても”なぜ合わなかったのか”を分析して、ブラッシュアップしていくことも大事です。
途中で投げ出せば「全ての婚活は、無駄だった」と思うもの。だからこそ、異性への振る舞いや話し方や考え方を磨いて魅力的な人間になるように努力しましょう。
同じ失敗を繰り返さないことが、結果的に一番「時間を無駄にしないこと」に繋がっていきます。
まとめ
婚活に疲れたら一度立ち止まってみましょう
婚活と言うのは正直なところ「運」の要素が大変強いものです。
狩りなどでも、入念な準備をして、適切な狩場で信頼できる仲間と一緒に行動したとしても子ウサギ一匹手に入らないということはよくあります。
しかし、そのような時には一度座って休めば、「今日はこれだけ歩いたんだな」「このルートを通っても獲物は出ないんだな」など、達成感が湧いてきたり、次につながる知識を得られることになるでしょう。
婚活で疲れたら、無理せずに一度その場で「今まで頑張ってきたこと」を見直すと、また新しい考えが生まれると思います。