婚活している女性の多くが、結婚相手に何らかの条件を求めています。
代表的な『男性に求められる条件』は、年齢、年収、そして学歴……このあたりはよく聞きますよね。内面以外の、俗に言うスペックと呼ばれるものです。
婚活で『学歴』の優先順位はそれほど高くない?
『婚活相手に求めるものランキング』というテーマで記事を書かせていただきました。
このランキングは、過去に行われたさまざまな媒体で発表された『婚活相手に求めるものランキング』をまりおねっとで総括したものですが、意外なことに『学歴』はランクインしていません。
婚活している多くの女性が男性に高い学歴を求めているイメージですが、優先順位はそれほど高くないようです。
いまだに『3高』のイメージが強い傾向もある
男性陣に『婚活女性は高学歴男性を求める』イメージがあるのは、昭和の名残である『3高』を今でも時折聞くからかもしれません。説明するまでもありませんが、『3高』とは『高身長・高学歴・高年収』のこと。
結婚を望む女性が男性の求めている要素の代表的な3つのうちの1つが学歴ですから、当時の婚活女性達は本気で学歴を求めていたのでしょう。その影響を男性陣も女性陣も引きずっているような気もします。
当人が気にしていなくても婚活女性の親が気にしている可能性もありますよね。娘の結婚相手がどんな人なのか……親が心配する気持ちは、よく理解できます。親の目線で考えれば、低学歴よりも高学歴のほうが安心できる気持ちはわかるでしょう。
また、学歴以外のスペックが全て一緒だったら、多くの女性が低学歴の男性よりも、高学歴の男性を選ぶ。これも理解できると思います。
まとめると、そこまで優先順位は高くないものの、学歴はやはり婚活女性達が結婚相手に求める条件の1つです。そのため、プロフィールの段階で学歴フィルターをかけられてしまう可能性は少なくありません。
婚活女性が結婚相手に学歴を求める4つの理由
正直、学生時代の学力の高さなど、社会に出れば転職の時以外はあまり意味を持ちません。
ただし、学歴コンプレックスを持っている人も多いですし、いまだに過去の学歴の高さが自慢になっている男性もいます。
「いつまで学歴を引っ張っているんだ」と個人的には思いますが、多くの男性にとって学歴はけっこう厄介な存在なんですよ。
また、学歴フィルターによって結婚相手として望まれなければ、学歴コンプレックスに拍車をかける要因になりかねません。
だから今後、健康的な婚活をしていくためには、どうして女性陣が結婚相手に学歴を求めるのか……男性陣はその真意を知っておく必要があります。
女性は自分より上の学歴を求める人が多い
多くの女性が、自分よりも学歴の高い男性を求める傾向にあります。
これは、教育レベルの高いパートナーを望む一般的な傾向の反映です。
高学歴=裕福というイメージがある
高学歴と高年収をセットにして男性に求める婚活女性は少なくありません。「高学歴なら年収も高いでしょ?」と考えやすいのでしょうね。
また、年収こそさほど高くなくても地位のある職業に就いている男性はやはり高学歴が多いので、そういう男性との結婚に憧れ女性もいます。
嫌な言い方をすれば、「自分は働かなくても良い」とか「他人に夫を自慢できる」とか、そういう計算が見え隠れします。
でも、よく考えてください。誰だって働かないで良いのなら働かない。自慢できるなら自慢したい。彼女達もそこまで変なことを求めているわけでもないんですよね。
高学歴にはまともな人が多いイメージ
『一生の友達は最終学歴で決まる』という言葉があります。私はこの言葉を鵜呑みにしているわけではありませんが、やはり今でも繋がっている友人の多くが最後に通った学校の同級生です。あながち的外れではないと考えています。
さて、最終学歴で友人が決まるのであれば、高学歴男性の友人達も高学歴です。
そして、高学歴の人達にはまともな人が多いイメージが少なからず世間にはあります。もちろん、「学歴高い男はプライドも高い」とか「驕っているやつが多い」のようなマイナスイメージもありますが、まともな社会人が多いのも事実。
誰でも友人達には少なからず影響を受けますから、良い環境で育ってきた男性を結婚相手に求めていると考えることも可能です。
たとえば、夫の友人の多くが怪しい仕事をしているのと、世間に堂々と言える仕事をしているのと、どちらが良いのかという話。考えるまでもなくほとんどの女性が後者を選びます。
学歴で個人の人間性をチェックする女性が多い
学歴が個人の知識レベルや価値観を反映すると見なされることもあり、学歴を基準にパートナーを選ぶ女性は少なくありません。
婚活で学歴に自信がない場合の対処法
学歴が婚活での不安要素となる場合、以下のような対処法が有効です。
自分と同じくらいの学歴の女性に申し込む
自分の学歴と同等かそれ以下の女性を対象にすることで、相手とのバランスを取ることができます。
学歴を気にして卑屈にならない
学歴はあくまで一つの要素に過ぎません。自分の他の魅力を生かし、自信を持って婚活に臨みましょう。
学歴以外のアピールポイントを見つける
趣味や特技、仕事の実績など、学歴以外の魅力をアピールすることで、学歴の重要性を相対的に軽減させることができます。
高学歴女性が婚活するポイントは?
高学歴の女性が婚活で成功するためのポイントは以下の通りです。
高学歴の女性の中には、自分よりも上の学歴の男性を望む傾向があります。
これは、同等以上のパートナーを求める一般的な心理が反映されています。
学歴よりも相性を重視する
パートナー選びでは、学歴よりも相性の良さを重視することが重要です。
共通の価値観や趣味を共有できる相手を見つけましょう。
自分より上の学歴の男性ばかり探さない
パートナー選びの基準を広げ、学歴だけでなくその他の要素も重視しましょう。
より多くの出会いのチャンスを得ることができます。
婚活は学歴だけで選ばれることはほぼない
誰だってフィルターをかけられるのは、良い気持ちではありません。
でも、学歴フィルターをかけられている男性は、女性陣に対して年齢フィルターや顔面フィルターをかけますよね。だから、お互い様と言えるのではないでしょうか。
「高学歴の男性が良い!」と言っている女性も、高学歴の男性だったら誰でも良いわけではありません。当然、最終的な決め手は中身です。
学歴や年収、年齢……このあたりの『条件』でフィルターにかけて、最終的には人柄で結婚相手を決めるのが、一般的な婚活ですよ。学歴は過去のものですから変えようがありません。
しかし、過去も含めての自分ですから、たとえあまり学歴が高くなくてもその他の部分で勝負できるように前向きな気持ちで婚活していただきたいと思います。
大丈夫。たとえ学歴がまったくなくても、その他がパーフェクトだったら婚活市場ではかなり多くの需要があります。
学歴フィルターにかけられた悔しい気持ちは、他の部分を磨くための燃料にしてください。
そう前向きに捉えられる男性は、学歴フィルターを跳ね返すくらい魅力的です。自然と多くの女性からの需要が生まれるでしょう。