現在国内では様々な結婚相談所が存在しますが「入会したのは良いけど合わないかも…。」と途中で退会を決意するケースがあります。
しかしいざ結婚相談所を退会しようと決意しても「しつこく引き止められたらどうしよう…。」「結婚相談所ともめたくない!」と不安要素が出てきて、合わないと思いつつ退会出来ない人もいますよね。
そこで今回は、結婚相談所をスムーズに退会する為に知っておくべきポイントを詳しく解説していきます。
結婚相談所を退会する時の注意点や、スムーズに退会するコツなどをわかりやすく説明してくので必見です。
「わだかまりなく結婚相談所を退会したい!」という人は参考にしてください。
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結婚相談所を途中退会する手順
結婚相談所の退会は、一般的にはスムーズに進むプロセスですが、それぞれの相談所によって手続きや条件が異なることがあります。
退会を希望する場合、まずは所属している結婚相談所の規定を確認し、指定された方法で退会の意向を伝える必要があります。
多くの場合、オンラインシステム経由か、電話もしくは担当者への直接連絡が必要になります。
退会時には、退会理由の提出や最終月の料金支払いなどの手続きが必要となることが一般的です。
大手結婚相談所であれば会員サービスから簡単に退会できる
街の結婚相談所を円満退会するための理由付けは以上ですが、いわゆる「大手結婚情報サービス」と言われるものであれば、ネット上の会員サービスから退会処理を行えばそれで終了です。
誰とも話すことなく、クリック1つで退会できますからそもそも悩む必要もありませんね。
結婚相談所を途中退会する時の注意点
結婚相談所を途中で退会する際に気をつけるべきポイントはいくつかあります。
- 退会規約のルールを事前に把握しておく
- 違約金について把握しておく
- 会費目的の引き止めは丁重に断ろう
結婚相談所のほとんどは、退会する場合でも担当が丁重に対応してくれるケースが多いです。
しかし稀に会費目的で無理やり引き止められたり、違約金で揉め事になったりすることがあるので注意しておきましょう。
退会規約を把握しておく
結婚相談所に入会する時に退会の事を考える人は滅多にいませんが、万が一のことを考えて退会規約のルールをしっかり把握しておきましょう。
いざ結婚相談所が合わないと知って退会しようとする時に退会規約を無視した行動を取ると最悪違約金が発生してしまいます。
また、入会時に退会規約を把握していない状態でも退会しようと決めた時に担当者に退会規約について聞き出すこともできます。
違約金について把握しておく
ほとんどの結婚相談所は、途中退会する際に返金が行われます。
しかし、退会する状況によっては違約金が発生するので注意しましょう。
ただし、退会の際に発生する違約金の上限は法律によって明確に決められています。
上限以上に請求される事はほぼあり得ないので、上限を事前に把握しておきましょう。
違約金の内容はサービスをすでに提供されているかによって内容が変わってくるので、自分の状況を明確に把握して違約金の限度額を把握しておきましょう。
また期間限定のキャンペーンに加入していて途中退会する場合は、発生する違約金の種類が変わってくるので注意しましょう。
結婚相談所をスムーズに退会するための理由
退会をスムーズに進めるためには、明確な退会理由を準備しておくことが重要です。
ここでは、相談所に伝えやすい一般的な退会理由をいくつか紹介します。
「金銭的に厳しくなった」
金銭的な理由は、退会を決断する上で最も一般的な理由の一つです。
経済的な負担を理由に退会を申し出ることは、相談所側も受け入れやすいでしょう。
「婚活の時間をつくるのが難しい」
仕事やプライベートの多忙さを理由に退会することも一つの方法です。
時間的な制約は、誰もが抱える問題なので、合理的な理由として受け入れられる可能性が高いです。
「他の婚活サービスの利用を始めた」
異なる婚活方法やサービスに移行することも、退会の理由として有効です。
ただし、これを理由にする場合は、他サービスへの移行が確実であることが望ましいです。
「成果が出ないので辞めたい」
一定期間活動しても成果が得られない場合、それを退会理由とすることも可能です。
ただし、この理由を使う場合は、具体的な期間や活動内容について言及することが重要です。
「結婚相談所の担当者と合わない」
相談所の担当者との相性が原因で退会を考えることもあります。
担当者との関係性がうまくいかない場合、退会という選択肢を選ぶことがあるかもしれません。
「他でいい人が見つかりました」
結婚相談所経由ではなく、リアルの付き合いや合コンなどで交際相手が見つかったと報告して退会する方法です。もちろん、本当に見つかっていなくても退会するための方便として有効です。
まさか「どこの人ともわからない人より、うちが紹介する人と付き合いなさい」とは言わないでしょうし、言えないですよね。他で縁があったので(あったことにして)退会するといのは誰も傷つかないで問題なく退会する方法になります。
ただ、その場合「何かあった時のために『休会』にしていつでも再開できるようにします。その間は会費は結構です」などと引き留められる可能性もありますが、その場合「この縁を大切に成功させたので退路を断ちます」などと言っておけばよいでしょう。
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「転勤になりました」「実家へ戻ることになりました」
物理的に現在の結婚相談所では活動できなくなるので退会します、という方法です。こちらも角を立てずに退会できるので有効です。
どこに転居するのか、そっちの結婚相談所の知り合いを紹介するよ、などと言ってくる人は稀でしょう。転居先についていう義務はありませんので話さなくて結構です。
また、転居先の結婚相談所や仲人を紹介しますと言えるような仲人ならば、非常にお世話ができる人ですので、そもそも退会したいという気持ちにはならないはずです。
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「会社を辞めました」「脱サラして独立します」
特に男性の場合、結婚相談所で活動するためには源泉徴収票や確定申告書等によって、安定した収入が担保されている必要があります。
今勤めている会社を退職する、独立して自分で事業を始めることになれば、現在提出している年収証明の意味がなくなります。
したがって「年収○○○万円の会社員」というステータスがなくなるので、自動的に会員要件から外れてしまい、必然的に退会となります。
中には「稼げるまで、転職先が決まるまで会費はいいから会員でいて」と説得する結婚相談所もあるかもしれません(審査が厳格なのは入会時です)が、「稼げるようになるまではそれに集中したい」「転職活動をしっかりとしてもっとステータスを上げることに専念したい」と言えば止められませんよね。
実際に退職する必要はないですが、これも角が立たずに退会できる方法になります。
「病気になりました」
結婚相談所で婚活するためには原則として「心身ともに健康」であることが大前提です。
持病のある方、障害を持っている方が入会しにくいのはそこがネックになるためです。
もし、ご自身が病気になってしまったということになれば「心身健康」ではなくなります。
それを理由にすれば問題なく退会できると思います。
この時に病名や病状を細かく聞くことや、診断書の提出を求めることはありませんし、あってはならないはずです。
会社を休職するわけではないのですから、雇用契約でもなんでもない結婚相談所を退会するのであれば口頭で伝えるだけで十分です。
結婚相談所の途中退会でもめないほうが良い理由
「二度と利用しない結婚相談所なら、もめて退会しても良いのでは?」と考える人もいますが、結論から言うと揉めないほうが良いです。
一般的に揉め事はない方が吉ですが、結婚相談所の場合別に理由もあって揉めないように退会することをおすすめします。
これから結婚相談所の途中退会でもめないほうが良い理由を紹介してきます。
途中退会する予定の人は、揉めないほうが良い理由を念頭に入れて手続きをすすめていきましょう。
結婚相談所同士の繋がりがある
大前提として、皆さんが入会している結婚相談所が合わない場合、無理やりそこでの活動を引き延ばす必要はありません。
お世話をしてくれない仲人さんしかいないのであれば、別の結婚相談所や婚活方法を探した方が良いです。お金を払っているお客なのですから主張すべきところはしてくださいね。結婚相談所の「養分」になる必要は全くありません。
そもそも、結婚相談所によりますが、
- 入会金 30000円前後
- システム費等 70000円前後
=「初期費用」として100000円前後かかります
加えて
- 月会費 10000円~15000円
- (大手結婚相談所でない場合) お見合い料 5000円前後(都度)
さらに
- 成婚料 50000円~数十万円
と、安い買い物では決してなく、よほど吟味して選ばないと、結果が出ないのに高額の会費を払い続けることになります。
初期費用については払ってしまったのならば仕方がないのですが、結果が出ないのであればさっさと見切りをつけることも大切です。
「あなたのところでは結果が出ないので辞めます」などと恨み節を言って三下り半をたたきつけたい気持ちにもなりますが、それはNGです。結婚相談所を退会するときにはスマートに退会してください。
なぜなら、結婚相談所は「仲人連盟」「IBJ」など複数の団体に分かれていて、横のつながりがあるからです。お見合い相手は個々の相談所の会員ではなく、その結婚相談所が登録している会員のデータベースから紹介されます。
つまり、
A相談所で揉めて大喧嘩して退会、弁護士を立てて云々のような話になると、あなたが「業界ブラックリスト」に載ってしまいます。すると、同じ結婚相談所グループのB相談所、C相談所・・・に入会できなくなってしまう可能性があります。
仮に入会できたとしても情報が共有されていれば「要注意リスト」ということで、結婚相談所ががんばってくれない可能性もあります。
縁事を取り仕切る仲人さんたちですから横のネットワークは無視できません。やはり、退会するのであってもスマートに事を荒立てないで円満に行いたいものです。
そのスキル自体が実際の婚活の場で、残念ながらお断りする場合にも役に立つはずです。
退会したら次の結婚相談所を探そう
結婚相談所を退会した後、新しい道を探しているひともいるでしょう。
ここで紹介する結婚相談所は、一人ひとりの価値観を尊重し、個々に合ったパートナー探しを全力でサポートしています。
ムスベル
ムスベルは、利用者のニーズに合わせたカスタマイズ可能なサービスを提供する結婚相談所です。
特に、個別のカウンセリングや細かいニーズに合わせたマッチングサービスが特徴的です。
利用者一人ひとりのライフスタイルや価値観を重視し、それに基づく提案を行うことで、より適切なパートナー探しをサポートします。
サンマリエ
結婚相談所の途中退会はスムーズに行おう
高い会費を払っているのに全然動いてくれないし、ろくに紹介もしてくれない。
なぜうまくいかないのかアドバイスもない。そうしたサービスを提供しないのだから文句の1つも言って退会したくなるのは心情ですよね(この際、皆さんのスペックやふるまいはおいておきます)。
ただ、婚活という人と人との縁事なので、角を立てずにうまくことを納めることうことが必要であるという建前論以上に、問題を起こしてしまうと次の結婚相談所へ入会する際に影響してしまいます。
実害があると理解してください。
結婚相談所の仲人はそれぞれライバル関係にあるように思えますが、実際は会合を持ったり、横の連携で成婚まで持って行ったりと、広くつながっている可能性があります。
やはりこうした中でブラックリストに載ってしまうと怖いですよね。
もし不満が多いならば、系列の結婚相談所グループではない別の結婚相談所へ入会し、そこで文句をぶちまけてください。最初くらいは特別対応してくれるかもしれません。
いずれにせよ、いやな思いで退会するのは精神衛生上好ましくなりません。
少しでも前向きな気持ちを婚活そのものに向けられるよう、ここはスマートに行きましょう!