占い師が教える運命の人の引き寄せ方
今回は第三話
こんにちは。占い師のわたろうです。
ご自分の理想は分かりましたか?第5回連載の今日は第3話です。
この度はより実践的に、出会う場所をお伝えします。幸せをつかむためにぜひ参考にしてください。
- エピローグ・過去の人間関係から学べることって何?
- ルール1・自分の理想をハッキリさせれば恋愛対象は広がる
- ルール2・運命の人と結ばれるためにモテ経験は関係ない
- ルール3・可能性を広げるのではなく、可能性を高める
- ルール4・運命の人と出会える場所とは?⇐今回のお話はココ
- ルール5・相性の良し悪しの確認方法
- ルール6・恋人に愛され続けるコツとは
- ルール7・好かれるための努力は必要! でもやり過ぎには注意
幸せを引き寄せるためのルール:その4
運命の人と出会える場所とは?
運命の人と出会い愛し合い結ばれれば、幸せを引き寄せたも同然ですよね。しかし、なかなか「この人だ!」と思えるような異性に出会えることはなく、仮に出会ったとしても相手にはすでにパートナーがいたり既婚者だったりして「この人ではなかった」と落胆する……そう繰り返してきた人も多いのではないでしょうか。
だから、そのうちに「どこに行けば運命の人と出会えるのだろう?」と考えだす人も多いと思います。この項では、運命の人と出会える場所について詳しくお伝えしていきたいと思います。
まず、すでに結婚している人がどこでパートナーと出会ったかを見てみましょう。
出会いの場所ツートップ
実は、もっとも多い出会いの場所は職場なんですね。仕事の関係で相手と知り合い、恋人同士になってゴールインしている人の割合がもっとも多いです。
「社内恋愛は減った」と囁かれることも増えましたが、現在でももっとも多い出会いの場所は職場なんですよ。ただし、ここでの社内恋愛は「同じ会社で働いている社員同士の恋愛」というよりも、もう少し広い定義で考えたほうが良いかもしれません。
たとえば、取引先の社員との恋愛。たとえば、社員とアルバイトの恋愛。このような恋愛も社内恋愛に含まれます。
仕事を通じて相手をよく知り徐々に惹かれていくのは、学生の頃の恋愛と似ている部分もあるかもしれませんね。出会った当初は、特別な想いを相手に抱かなくても関わっていくうちに相手に惹かれていく……時間をかけて重ねた愛情だからこそ、結婚まで至りやすいのです。
だから、学生時代の知り合いが運命の人になるケースもあります。このケースは職場で知り合う以上に、相手のことをよく知っていることが多いでしょうね。良い部分も駄目な部分も知っている関係であり、駄目な部分も受け入れられるからこそ、生涯のパートナーとなっていきます。
ただし、高校や大学から長く付き合ってしまい結婚のタイミングを逃してしまう……いわゆる「長過ぎた春」になってしまう危険性もあります。
以上、職場と学校の2つが、すでに結婚している人が結婚相手と出会った場所のツートップです。
職場にも同級生にも出会いがない場合は?
さて、問題はこの先でしょう。学生時代から続いている恋愛はなく、職場に良い人もいない。そういう人も、もちろん多くいます。では、その人達がどのような場所で運命の人と出会ったのかも見てみましょう。
社会人サークル
まずは、社会人サークルです。特定のコミュニティに所属することで、職場とは別の人間関係が生まれます。同じ作業を共有しているうちに相手のことを知り、徐々に個人的な仲になっていく……。
この流れは、学生の恋愛に似ているかもしれませんね。文化祭の準備を通じて恋愛関係になっていくような感覚です。社会人サークルは基本的に、自分の好きなことや自分が興味を持っているものをやり続けるわけですから、ずっと文化祭をしているようなもの。だから、恋愛感情も芽生えやすいのでしょう。
ネット経由の出会い
続いては、ネット経由。SNSを通じて異性と知り合い恋愛関係になって結婚に至る。このような恋愛を特殊なケースに感じられるかもしれませんが、このパターンで結婚に至る人は年々増えています。ただし、ネットで出会った夫婦って、正直に「ネットで出会った」とは言わないことも多いんですよ。「友達の紹介で……」と曖昧な形の嘘をついてしまうことが多いんです。だから、実情よりもネット経由で運命の人と出会った人の割合は少なく感じるかもしれません。
巷にあふれている情報では、未だにネット経由での結婚が少数派のように伝えられていますが、それは真実が伝えられていないだけです。実は、私の兄弟もネット経由で異性と知り合い結婚したのですが、お互いの両親には「共通の友人の紹介で知り合った」と嘘をついています(笑)私の身近には兄弟以外にもネット経由で運命の人と結ばれた男女が、何組もいます。だから、けっしてレアなケースだとは感じません。
婚活サービスで運命の人に出会える?
最後に婚活の紹介です。婚活パーティーや結婚相談所を通じて出会い、運命の人と結ばれるケースも年々増えています。このマニュアルを読んでいる人の中に結婚相談所に登録している人は少ないかもしれませんが、婚活パーティーへの参加や出会い系アプリを試した経験がある人は多いのではないでしょうか。
出会い系アプリ、婚活パーティー、結婚相談所……この3つをあえて比較するのならば、運命の人と出会える確率がもっとも高いのは結婚相談所です。その理由を少し説明しましょう。
まず、結婚相談所に登録している人の多さに注目してください。業界大手の1つであるIBJ(日本結婚相談所連盟)には約6万人が登録をしています。他にも数万人単位で会員を抱えている結婚相談所は数多くありますから、結婚相談所全体で考えれば数十万人が登録をしていると考えて良いでしょう。数十万人の異性のプロフィールが見られる場所なんて、他にはありません。すでにあなたは、自分が求めている異性への理想を固めているはずですから、理想に一致する人と出会える確率は非常に高いと言えます。
結婚相談所に偏見を持つ人は出会えません
ただし、あなたが結婚相談所経由で運命の人と出会うためには、1つ大きな意識を持たなければなりません。それは、「簡単に見切らないこと」です。第4章で説明したように「ちょっとここが嫌だな」と考えてしまい、相手との出会いをスルーしてしまうとその後に待っている相手との恋愛のチャンスも捨ててしまうことになります。結婚相談所は会員数が多いからこそ、こちら側がどうしても多くを求めがちになってしまいますが、自分が求めている理想を見失わなければ、運命の人と出会える場所になりえます。
ここでエピソードを1つ紹介しますね。私の友人に現在38歳の未婚の男性がいるのですが、彼はいつも「出会いが欲しい」と言っています。こういう言葉を素直に私に投げてくるあたり、とても素直な性格の友人です。私は時折、親切心から「結婚相談所ならいつでも紹介するよ」と言っているのですが、彼は頑なに私からの申し出を拒否します。「相談所は、なにか違う」という理由からです。
頑固な彼の性格をよく知っているため、私から強く勧めることはありませんが、この「なにか違う」というのは完全に彼の誤解なんですよ。彼は、
「結婚相談所で知り合うと、相手のことをよく知らないままお見合いをして、そのまま結婚」
というイメージを持っているのですが、実際は全然違います。これまた私の仕事の関係で結婚相談所の代表の方やアドバイザーの方の話を聞けることも多いのですが、相談所の代表の方やアドバイザーの方は、皆口を揃えてこう言います。
「出会いは相談所かもしれないけど、出会った後は通常の恋愛。恋愛感情が沸かなければ、結婚なんて成立するはずがない」
と。
だから、もしもあなたも私の友人のように結婚相談所に偏見を持っているようならば、その見解を正すことをおすすめします。結婚相談所は、出会いの場所であって結婚を保証するものではありません。また、恋愛感情が沸かない相手と結婚する場でもないのです。誤解ないように付け加えますが、私はここで結婚相談所の登録を勧めているわけではありません。選択肢の1つに付け加えるくらいで良いと思います。
運命の人に出会える場所は?
相手を見切るタイミングを遅らせる
さて、そろそろこの項をまとめましょうか。運命の人と出会える場所ですが、職場、学校、社会人、サークル、結婚相談所……それぞれの特徴を並べてきましたが、「ここに行けば運命の人と出会える場所」なんてものは存在しません。
それぞれの出会いの1つ1つをあなたがきちんと大切にしていけば、運命の人の存在を見逃すことはなくなるでしょう。見逃さないためには、第4章で説明したとおりに簡単に相手を見切らないことです。繰り返しになってしまいましたが、やはりその気持ちが一番大切ですよ。簡単に相手を見切ってしまうようでは、どれだけ出会いの範囲を広げても運命の人は見つからないでしょう。その理由は、運命の人と出会ってもあなたが先に相手を見切ってしまい、相手との仲が深まる前に疎遠になってしまうから。「出会えない」のではなく、「出会っても気づけない」のです。