占い師が教える運命の人の出会い方
連載5回目、今日は第一話です
はじめまして、占い師のわたろうと申します。
私は占い師として、これまでに数多くの女性の悩みを聞く機会がありました。その中でも特に多いのは、「なかなか運命の人に出会えない」という悩みです。
「運命の人と結ばれて幸せになりたい」……多くの人がそう思っていることでしょう。しかし、現実は幸せになるどころか、まともな出会いさえない。そういう人も多いかと思います。
では、幸せになれる人となれない人の違いは何なのでしょうか?
答えはとてもシンプル。自分に幸せを引き寄せるためのコツを知っているかどうか、それだけの違いです。
外見などのポテンシャルが高い人よりも、運命の人が誰なのかを知り、その相手と結ばれるコツを知っている人のほうがはるかに幸せを引き寄せられる可能性は高いです。
この運命の人に出会うためのメソッドは連載5話です。5話を通じて運命の人と結ばれ自分に幸せを引き寄せるための7つのルールを紹介するもの。今回は1章を掲載します。
幸せを掴むための参考にしてください。
<目次>
- エピローグ・過去の人間関係から学べることって何?⇐このページの内容
- ルール1・自分の理想をハッキリさせれば恋愛対象は広がる⇐このページの内容
- ルール2・運命の人と結ばれるためにモテ経験は関係ない
- ルール3・可能性を広げるのではなく、可能性を高める
- ルール4・運命の人と出会える場所とは?
- ルール5・相性の良し悪しの確認方法
- ルール6・恋人に愛され続けるコツとは
- ルール7・好かれるための努力は必要! でもやり過ぎには注意
過去の人間関係から学べることって何?
幸せを引き寄せるためには、運命の人と結ばれる必要があります。しかし、どのような人が自分の運命の人なのか、ハッキリと知っている人はほとんどいません。だから、まずはこれまでのあなたの人間関係を参考にして、運命の人の特徴を割り出していきます。
これまでの自分の人間関係を客観的に見てみてください。注目するべきポイントは以下の2つです。
- どのような友人と仲良くしてきたか?
- その友人と1対1になった時の関係性は?
ここでの「友人」は、自分と1対1での付き合いがあった人だけに限定すると良いです。
「数人でなら楽しく付き合えたけれど、1対1になると少し苦手」という相手は、誰にでもいるもの。もちろんあなたにもいたことでしょう。そういう人は対象とせずに、あなたと1対1の付き合いが合った人だけを、まずは考えてみてください。そのほうがあなたも自分の人間関係がわかりやすくなり、自分に合っている運命の人の特徴もわかりやすくなるからです。
すると、これまで親しくしてきた友人達には何かしらの共通点が見つかるはずです。たとえば、下記のような特徴ですね。
- 趣味が自分と合う
- よく話す
- 口数が少ない
- 頭の回転が早い
- のんびりとした性格
もちろん上記の特徴でなくてもかまいませんので、なるべく多くの共通点を挙げていきましょう。できれば、紙にメモしておくと良いです。
親しい人との力関係は?
続いては、その友人と1対1になった時の関係性です。「力関係」と言った方がわかりやすいかもしれません。下記のいずれかにあてはまるかと思います。
- どちらかと言えば、相手に引っ張ってもらっていた
- 自分が引っ張ったり、相手が引っ張ったり
- どちらかと言えば、自分が相手を引っ張っていた
この力関係もメモしておいてくださいね。そして、1つめのメモも合わせて考えてみると、あなたに合っている人が見えてきます。
たとえば、1つめのメモが「よく話す人」であり、2つめのメモが「どちらかと言えば、相手に引っ張ってもらっていた」だったとしましょう。この場合、あなたと潜在的に相性の良い人は「よく話す、相手を引っ張っていく人」ということになります。
実は、この特徴があなたの運命の人の特徴でもあるのです。「友人と恋人は違う」と考えてしまうかもしれませんが、本質は同じですよ。人にはそれぞれ惹かれる相手の特徴や居心地の良い力関係があり、それは相手が同性でも異性でも変わりはありません。だから、過去の人間関係を知れば、自分が心の奥でどのような異性を求めているのかも見えてくるのです。
また、結婚をして夫婦になると、恋人というよりも友人のようにして過ごす時間が長くなります。友人としての相性が良くないかぎり、長い結婚生活を維持していくのは困難です。だから、あなたは自分がどのような人と相性が良いのかを知らなくてはなりません。
幸せを引き寄せるためのルール:その1
自分の理想をハッキリさせれば恋愛対象は広がる
自分が潜在的にどのような異性を求めているかを知りましょう。
次に知るべきことは、あなたの理想です。恋愛から遠ざかっている時期が長いと、この理想像がどんどん曖昧になってしまいます。
「理想が曖昧」というのは実は恐ろしいことで、目の前に良い人が現れても、「良いな」と思わずに通り過ぎてしまうことが増えてしまいます。相手の良さを曖昧なまま受け止めてしまうため、あなたの感情が動かされにくくなってしまうのですね。そうならないように、自分の理想はなるべく明確に知っておくべきです。
どんな男性がいいか書き出しましょう
「理想が高い」とこれまで周囲に非難されることもあったかもしれません。でも、できるかぎり自分の理想の異性の特徴をピックアップしてみましょう。これもできれば紙に書いた方が良いですね。その方があなたの心が整理されると思います。
ここでは1つの例として、実際に私が知人の30歳の女性に聞いた「理想の男性像」をここで紹介します。私はその知人に「こんな男いないと思っても良いから、とりあえず理想を並べてください」とお願いしました。それが、このリストです。
- 身長170以上
- 年収500万円以上
- 25歳から35歳
- 大卒以上
- 優しい
- 面白い
- 一緒にいて安心する
- 甘やかしてくれる
- 家事に理解がある
- 長男ではない
- 家が近い
- 趣味が多い
- 自分の趣味に理解がある
- 頭が良い
多少は私の誘導もあったかも知れませんが、彼女は13の理想の異性像を挙げてくれました。このリストを見たほとんどの人は「こんな人いないよ」とか「何を贅沢言っているの?」思うかもしれません。
実際に、リスト作成をお願いした女性も「こんな人いないし、仮にいたとしてももう結婚している」と言っていましたが、それで良いです。あなたも同じようにして、とにかく贅沢に自分の理想をリストアップできるだけリストアップしてみましょう。本当に遠慮なく、理想を詰め込んでくださいね。そうすることで、本当のあなたの理想が見えてくるのですから。
さて、あなたの理想の異性の特徴もリストアップできたことでしょう。さて、ここからが本番です。
理想の中で優先順位をつけるとしたら?
リストの1つだけをピックアップして、「ピックアップされた理想以外のすべてを持っている異性がいたらどうか?」を考えてみてください。
わかりやすく例にしましょうか。先程挙げた14の理想は、あなた自身で挙げたものだと考えてください。そして、今目の前に最初の理想である「身長170cm以上」という理想を持っていない異性がいたとしましょう。相手の身長は169cm以下です。しかし、他の12個の理想はすべて兼ね備えている男性が目の前にいて、あなたが望みさえすればその相手と恋人同士になることができる。そういう状況を想像して欲しいのです。
身長だけは理想とは違いますが、その他のすべての理想を持っている異性……もしも、あなたがこの異性との交際を希望するのであれば、「身長170cm以上」という理想を消してください。何故なら、たった今「身長170cm以上」というあなたの理想は、本当に求めているものではなく譲ろうと思えば譲れるものだと判明されたからです。
この調子ですべての理想を1つずつ検討すると、リストアップしたほとんどの理想が消えると思います。そして同時にいくつかの理想は残るでしょう。その残ったものが、あなたの本当の理想です。
私がリストアップをお願いした30歳の女性は、最初に13の理想を挙げてくれましたが、最終的に残ったのは「優しい」と「一緒にいて安心する」の、たった2つだけでした。つまり彼女にとっての本当の理想は、この2つだけだったということです。この他の11の理想は、「できればこうあって欲しい」くらいの気持ちだったのでしょうね。
このように多くの人が考えている異性への理想は、そこまで強く求めてはいないものです。強く求めてはいないのにも関わらず、自分の理想だと勘違いをしています。強く求めていない要素ならば、求める必要はないでしょう。
ただし、本当に求めている理想に関してはけっして譲るべきではありません。残った理想は、あなたが異性に求めている本質ですから、その本質を持っていない相手はどれだけ他が優れていてもあなたの運命の人にはなりえないのです。
今、あなたは自分の理想をきちんと知ることができました。すると、意外と多くの異性が自分の恋愛対象になることも気づけると思います。理想をハッキリさせることは、恋愛対象を狭めることではなくむしろ広げることだということも、これでわかっていただけたでしょう。