大恋愛の末運命の人と結婚したい!でも実は・・・
結婚と恋愛の間には大きなギャップがある
「恋愛をして、本当に好きな人としか結婚したくない」と考えている人は多いです。それは当然のことで、もちろんそれでいいのです。
ただ、結婚と恋愛の間には大きなギャップがあることも事実です。結婚前にそのことを知っておくことで、しあわせな結婚ができる可能性が高まります。
実は、そのギャップとは、理性と感情です。恋愛に必要なのは相手を「好き」だという感情です。でも、結婚生活を持続していくのに必要なのは理性なのです。そこを知っておくだけで、結婚後のお互い関係性が違ってきます。
結婚に必要なのは情熱ではなく「理性」なのです
理想は大恋愛の末の結婚だけど・・・
「運命の人」がいるとしたら、きっとその人とは大恋愛をして結婚する・・・そういうイメージを持っている人が多いのではないでしょうか?もちろん、そういうケースも多いです。
大恋愛をして結婚し、生涯お互いを愛し続け人生を全うする・・・そんなご夫婦も少なくありません。そして、そんな人生を送れたら本当に幸せだと思います。理想のケースですよね。
ただ、そんなケースばかりではないことを知っておくことも大切です。そして、たとえ大恋愛の末の結婚でなくても、その相手はやはり「運命の人」なのです。
恋愛にこだわって結婚したために失敗するケースも!
さきほど、恋愛の末、結婚できたらしあわせだと書きました。では大恋愛の末結婚した人たちが、その後皆しあわせな結婚生活を送っているかというと、必ずしもそうではありません。みなさんの周りにも、そんなご夫婦がいるのではないでしょうか?
実は、恋愛は「感情」でするものです。なので、一時の感情で突っ走って結婚に至るケースもあります。そのとき、誰しもその相手を「運命の人」と考えています。
でも、実際に結婚してみると、実は相性が悪くてとてもしあわせとは程遠い日々を過ごしているご夫婦も少なくありません。つまり、恋愛で結婚してしあわせになれるかどうかはケースバイケースなのです。
恋愛関係のまま結婚生活を送ることで離婚に至るケース
恋愛感情にこだわり、「ときめきのない結婚はありえない」と考えて結婚し、その後離婚するケースも少なくありません。これは、「結婚」に対する認識が間違っていることから起こりやすい失敗です。
先ほども言いましたが、恋愛は「感情」でするものです。そして、そのまま「感情」にまかせて一緒に暮らしていけばそれでうまくいくと誤解していたのです。恋人同士だったときと同じ関係を続けていても、うまくやっていけると考えていると、結婚生活はうまくいきません。
なぜなら、しあわせな結婚生活には「理性」が必要だからです。感情にまかせて、自分の気持ちを相手にぶつけていても決してうまくいかないのです。
恋愛感情を持てない相手なのに「運命の人」であることも?
「運命の人」は恋愛から始まるものだと考えて、お見合いで出会った人はそんな対象にはならないと考えている人もいます。特に恋愛体質の人には、そういうタイプの人が多いです。
そして、「ときめき」にこだわって自分が相手に対して恋愛感情を持てない人は、結婚の対象として見ることができません。でも、実は「運命の人」はそういう人の中にひそんでいることが多いのです。
たとえば、結婚相談所などで婚活して結婚した人の話を聞いてみると「相手にときめきを感じないまま結婚した」という人が意外に多いのです。では、そういう人は結婚後ときめきのないつまらない毎日を送っているのかというと、実はとてもしあわせに暮らしています。
重要なのはありのままの自分でいられること
恋愛して結婚した相手だと、惚れた弱みというのがあって、相手に嫌われないように気を遣って暮らしているケースもあります。
好きな人と結婚できたのだからしあわせなのですが、どこかありのままの自分を出せないまま窮屈な思いをして毎日を過ごしている人もいます。でも、本当に「運命の人」といえるのは、「ありのままの自分」をそのまま出せる相手です。
そして、そんなあなたのことをそのまま受け入れて大切に思ってくれる相手が「運命の人」でしょう。そして、その相手には必ずしも恋愛感情は必要ありません。大事なのは、一緒にいるときの空気感です。一緒にいて安心できる相手、それが大事です。
「理性」を働かせて結婚相手を決めるのも重要
恋愛のように感情にまかせて結婚を決めると、なかなか「その人と結婚すると結婚後はどういう生活になるか」ということを理性的に判断して結婚できません。
実は結婚には、ここがとても重要なのです。そういうことを考えて結婚するのって「打算的」と考える人もいるかもしれません。でも、これは打算ではなく「賢さ」です。
しあわせな結婚をするということは、自分だけの問題ではなく、自分の家族や周囲の人のためにも大事なことです。そして、どんなに熱烈な恋愛をして結婚しても、お互い憎しみ合って別れる結果になっては意味がありません。
「運命の人」は一緒にいて居心地のよい人
実は、あなたの「運命の人」はとても意外な人であるかもしれません。まったく恋愛感情はないのに「なぜかこの人と一緒にいる自分らしくいられる」とか「一緒にいて安心感がある」など、そんな人が「運命の人」である可能性があるのです。
婚活などで出会う人には、こういうタイプの人が多いはずです。そして、そういう人を選ぶことで結婚後、一緒に暮らし始めると「この人が運命の人だったんだ」と確信することができます。
実は、「婚活で結婚してしあわせになった」という人に話を聞いてみるとこういうケースが多いです。ぜひ、「運命の人」を見逃さないように理性的に判断していきましょう。
大恋愛をした相手が「運命の人」とは限らない
一緒にいて自分らしくいられる相手こそ「運命の人」!
大恋愛の末「運命の人」と結婚できたらしあわせになれる・・・誰でもそう思いがちです。でも、実は大恋愛をした相手が自分にとっての本当に「運命の人」とは限りません。
「運命の人」とは、人生をいつまでも心地よくともにできる人です。そこには物語のような大恋愛は必ずしも必要ありません。
そのことを知っておくだけでも、一時の感情にまかせてのしあわせになれない結婚をする可能性が低くなります。結婚相手を決める上で「理性」も重要であることを覚えておいて下さい。