恋につまづいたり、傷ついたりすることを繰り返すと、
『 “私が好きになる人”と “私に合う人”は違っているんじゃないか……』
といった疑問や不安に悩まされることがあります。
特に、自分から好きになった人とはいつも上手くいかないという方はそうでしょう。
ちょっと悔しいですが、好きな色やファッションが似合うとは限らないように、好きになるタイプが、あなたを幸せにしてくれるとは限らないのです。
そこで今回は “自分に合った男性の見極め方” についてお話します〜!
自分に合った男性の見極めチェックポイント
あなたと彼はどのくらい似た者同士?
恋の始まりとしては、境遇や考え方の全く違う男性に惹かれる……ということは少なくないでしょう。新鮮さや驚きが恋愛ホルモンを刺激しますから。
でもその男性と長く過ごす〜結婚生活を送ることをイメージしてみてください。長年培われた価値観の異なる人と生活して、違和感や衝突を避けられるでしょうか。人は、
共通する部分が多ければ多いほど、その相手との相性はいいのです。
例えばどんな所が共通しているといいかというと……
育ってきた環境
出身地はどこでしょう。寒い場所なのか暖かいのか、関西か関東かでもどこか価値観が違いますね。親御さんの職業はどうでしょう? 共働きなのか、自営業なのか? 兄弟の数は? 彼は、あなたは何番目? 一人っ子には一人っ子の性格があります。
学歴
学歴は人を見る時の価値観に繋がることが多いです。二人が結婚した場合には子どもの教育に対する考え方にも影響します。
友人との付き合い方
友達の多い男性はいい人だとする考え方もありますが、いい人であったとしても「あなたと合う」とはいいきれません。友達が大事で友達と過ごす時間が一番という男性は、休日に恋人や家庭をほったらかしにする場合があります。女性の方も友達が多く、大勢で過ごす方が恋人と二人きりより心地いいというような感覚を持っているのでない限り、違和感が生じるでしょう。
趣味
共通の趣味があるのはもちろん、趣味とまでいかなくても、好きな音楽、好きなタレント、好きなスポーツ、休日の過ごし方等々、好きなものが一致する人とは相性もいいです。
心理学的にも「類似性による親近効果」といって『人間は自分と共通点がある人に対して強い親しみを感じる』ことが実証されています。
すべてが一致する必要はありませんが、話していて「私と一緒だ!」と思える要素が多い人ほどあなたに合う人である可能性は高いでしょう。
目をつぶってはいけない3つの価値観
似た所が数多く見いだせなかったとしても、お互いが相手を尊重し寄り添いながら共通項を増やしていけるなら、上手くいく場合もないとはいいません。
ただし、以下に述べる3つの価値観だけは譲らないでください。
金銭感覚
自分の感覚からみて、お金の使い方がおかしい、違う、と思う男性とは合いません。前述の共通項にも通じますが、収入や支出に関する感覚は育ってきた環境や家柄にもよるところが大きいです。
誕生日や記念日の食事、プレゼント、結婚式や旅行、生活や余暇の楽しみ方……どんな場合でも金銭感覚の違いは障害となります。
浪費家は勿論そうですが、必要以上の倹約家も(あなたが節約大好きでない限り)苦労します。ケチな男性はお金だけでなく愛も出し惜しみする、という説もあるほどです。
彼との金銭感覚は一致するでしょうか。
食事の相性
食べ物の好みは大切です。
外食派か家飯派か? 外食するならどんなものを食べたいと思うのか?
食事のマナーも見逃せないポイントです。
音を立てたり、やたらとこぼしたり、食べながら口を開けて話したり……これは許せるけど、これだけは絶対ダメ! というところは人によってそれぞれ違います。多くの人がダメでもあなた的にはOKという場合もあるでしょう。要は相性です。生活の中での習慣が集約して現れるようなところがあるので食事の相性は外せません。
また、店員に横柄な態度を取る人は、普段どんなにやさしくても本質は立場の弱い人を見下す性格だと思った方がいいでしょう。その性格がいつあなたに対して現れるか分かりません。
ベッドで
ベッドでは隠せない本当の性格が表れます。自分だけが楽しめばいいというようなふるまいをするとしたら、自己中心的で思いやりのない男性です。
そこまででなくとも、ベッドでコミュニケーションがとれないと感じたら、彼は残念ながらあなたに合う男性ではないでしょう。
自分に合った男性の見つけ方
あなたを幸せにする “自分に合った男性の見極め方“ についてお話してきましたが、ではそんな男性と出会うにはどうすればいいのでしょう。
周りにはいない〜という方のために考えてみました。
趣味の合う人がいる場所へ行く
好きなものが一致する人は相性の合う可能性が高いです。周りにいないなら、好きな人同士が集まっている場所に行ってみましょう。
スポーツが好きならサークルに、テニスやバレー、最近は格闘技にはまる女性もいますね。スポーツバーもおすすめです。
好きなアーティストがいるなら、SNS等でファンの集いを探すのも一案です。オフ会で気の合う異性と出会うというのは珍しいことではありません。
語学や料理の教室で出会うケースもあります。一人での参加が億劫であれば、同じ趣味の友達を誘ってもいいでしょう。ただし友達とばかり群れることのないように気をつけて。
恋愛射程圏外の人とも話してみる
周りにはいないというけれど本当にそうでしょうか。相性のいい男性は、もしかしたらあなたが恋愛射程圏外と思っている人の中にいるかもしれません。
- 職場で顔は知っているけれど親しくない男性
- 友達の友達
- 近くて遠い幼馴染み
- 同級生
- 知人でただの相談相手と思ってる男性……。
そういった人たちと自分から機会を作って話をしてみてはどうでしょう。意外な共通点を発見したり、一緒にいて「なんか合う」と感じる瞬間があるかもしれません。距離を縮めて話してみないとわからないことがあります。見た目や雰囲気だけで判断すると運命の出会いを逃してしまうかもしれません。
相性を知るのは自分を知ること
何が好きなのか? 何を大切に思っているのか?
いかがでしょう。最後に1つ……
共通項にせよ価値観にせよ、自分のことが分かっていなければ合うかどうかの判断はできません。
自分に合った男性を見極めるには、何が好きなのか? 何を大切に思っているのか? といった自分自身の事をみつめて理解しておくのが大切です。