みんな婚活の決め手は何?
婚活で重要なのは、「地」の部分!
婚活であっても、100%この人が好きで、間違いない!と思って決めるものなのでしょうか?
– Yahoo知恵袋より –
最近将来が不安すぎて、ノイローゼ気味になっている、どうやって決めたら良いか分からない!と悩まれている方も多いのではないでしょうか?
心理学の世界には「図と地」というものがあります。そして「図」というものに目を向けていると、その背後にある「地」というものが見えなくなってしまいます。
婚活でたとえるなら「年収1000万、イケメン」という図の部分にばかりとらわれていると「結婚後、自分とはどんな関係を過ごすことになるのだろう」といった「地」の部分が見えなくなってしまいます。婚活の決め手につながらないような方の場合、この「図(つまり、スペックや表面的な雰囲気)」の部分だけで相手を見比べているからこそ、うまくいかないのだと思います。
そこで今回は婚活の決め手になるような「地」の見極め方について考えていきましょう。
あなたの婚活の決め手はなに?
1、 自分がどれほど受け入れられているかを見極める!
人間の交友パターンは大きく「安定」「回避」「両価」の3タイプに分類されますが、多くの人は相手に対して「安定」を求める傾向にあります。逆に言えば、相手と一緒にいて「精神的な安定」を得ることができなければ、共同生活が非常に味気ないものになってしまうことでしょう。
そこで、相手を選ぶときには「自分がどれほど受け入れられているか」を見ることが大事です。
例えば、引っ張ってくれるような男性でも、ちゃんとした人であればこちらの反対意見にも耳を貸してくれたりするものです。逆に、一見「リーダーシップがあって素敵な人」に見えたとしても、こちらの話を単に聞いてくれなかっただけだった・・・ということも少なくないので、「相手から見て自分が大事な存在なのか」を考えるようにするとうまくいくことでしょう。
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2、 相手の短所を並べてみる!
基本的に安定した人間関係というものは「目立った長所がある人」よりも「目立った短所がない人」とのほうがうまくいくことが多いものです。そこで、もしも今あなたがお付き合いしている方がいるとすれば、その人の短所を挙げてみてください。
…正直に言うと、その短所はおそらく結婚してからも一生涯あなたを悩ませることでしょう。「三つ子の魂100まで」という言葉があるように、人間には生まれ持った「気質」というものがあり、これは生涯ほぼ変わらないものです。
相手の「長所」にばかり目を向けていると、その背後にある「短所」に目がいかないものです。
そこで、この短所は「結婚したら治るだろう」と思わず、「結婚してもこの短所を我慢できるのか?」ということを考えながら相手を見極めるといいでしょう。
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3、 一緒にいてどんな気持ちになるのか?
結婚と恋愛は別物といわれています。例えば「恋愛する相手としてはいいけれども、結婚したら不幸になる相手」なんてものは、この世界にはたくさんおります。
このような失敗をしないために重要なことは「一緒にいて、どんな気分を持つのか」と言ってもいいでしょう。
例えばドキドキするような気持ちを持てるような相手だったとしても「この人に子どもは任せられない」と思うような相手であれば、おそらく結婚後にトラブルが生じることでしょう。
もしあなたの両親が健在で仲も良いなら、その両親の様子を見てください。一緒にいて「異性」として楽しいだけでなく、「自分の両親のような気持ちで」毎日一緒に暮らすことができるか考えてください。
4、 直感で「この人!」と思ったら、それを大事に。
少し前にアメリカで行われた実験がありました。
これは「一目ぼれした相手との離婚率」を調べるという実験でした。この結果は、当然ですが「一目ぼれで結婚した家族のほうが、普通の家族よりも離婚率が低かった」ということです。
このように、人間の持つ「直感」というものはなかなか侮れないものがあります。
逆に「理論」で考えたらこの人のほうがいいかもしれないと思う相手でも「直感」がこの人と結婚するのは危険かも!と感じるのであれば、一度その結婚はよく考えるようにしたほうがいいでしょう。
5、 相手に100点を求めないことが大事!
あなたは自分のことを婚活市場では何点だと思っていますか?
…言い方は悪いですが、おそらくあなたが自分につけた点数よりも高い異性と結婚することは非常に困難かと思います。
しかし、どうしても完璧主義な人ほど相手に対しても「100点のパートナー」を求めてしまうものです。これが原因でいつまでたっても相手を選べないということは多いことでしょう。
まとめ
結婚後に「相手が変わるだろう」は絶対に期待しないこと!
カウンセリングでよく言われることなのですが「他人を変えることはできない」ということを意外と知らない人が多いものです。
例えば、「今までご飯ですら炊いたことのないあいつでも、結婚したらちゃんとするだろう」「結婚したら、フリーターの彼も働くよね」という人がいますが、ほとんどのケースでこれらは実現しないことでしょう。
もし本当に「結婚したら」できることであるのなら、おそらくは結婚前の生活でも少しずつ料理の練習や就職活動を始めていくものです。
そこで、相手の「本質的な部分」を見ることと、「今、この場の関係が続いたらどうなるか」を考えるようにすれば、自然とパートナーを選ぶ決め手が見つかることでしょう。