告白しないことが最大の後悔になる
男女のお付き合いの基本は男性からの告白
お付き合いにルールがないのは大前提ですが、男女交際に発展させるためには男性→女性への告白が基本だと思ってください。
逆がいけないわけではなく女性から告白されること自体、皆さんに魅力があるわけですので自信を持っていただければと思いますが、全ての男性が女性から告白されるわけではありません。
なぜ男性から女性に告白すべきなのか、これは別に男性のほうが偉いからとか、収入が高いからとか、男性が引っ張っていくものだからとかそうした男女論(男尊女卑)的な価値観によるものではありません。市場と、男女の生物学的違いからそうなってしまうのです。
<恋愛・婚活市場から考える>
彼女がいない男性、彼氏がいない女性、その割合にそれほどの差はありません。男女の人口が半々、むしろ女性のほうが少し多いのですから当然です。
でも、婚活パーティなどに行くと、女性に周囲に男性が群がり、男性はカードに番号を書く、女性はよほどの男性でない限り番号を書かず、あまりマッチングしないケースがあります。
結婚相談所でも同様で、これまであまりモテていなかった女性も1回に週十人の男性から告白されることもざらです。つまり、理由の如何に問わず、男性から女性にアプローチをしないとお付き合いの土台にすら立てないことになります。
これは「婚活」「恋活」をしているかを問わず、リアルの社会での恋愛関係も同様です。積極的に動かない男性にはチャンスがないとまず意識してください。
<生物学的違いから考える>
なぜそのようなことが起きるのか。女性だって彼氏が欲しいのだから積極的に動くべきでしょう、と思うのは当然です。私は「男性脳」「女性脳」みたいな2分法は嫌いですが、それでも恋愛の場面においては男女の生物学的な違いが出てこうなってしまうのだと思います。
元々生物は女性が基本で(雌雄同体)、そこから繁殖に都合のよい形として「雄」(男性)が分かれました。男性の使命はできるだけたくさんの女性にアタックしてその遺伝子を残すこと。
浮気をしろとかではありませんが、数を打って女性をものにすることが求められます。だから男性の力は女性よりも強く体力もあるのです。機会さえあれば繁殖、これが男性の定めになります。
一方女性は子を宿すことができるのは1回に1人だけ(双子、三つ子などはありますが)。したがって数を打つ必要はなく、自分にモーションをかけてきた男性の中からよりよい遺伝子を残せそうな男性を1人選べばOKなのです。
回数をこないしたい男性とできるだけ厳選したい女性。その結果として、恋愛、婚活においても
男性:加点法
女性:減点法
になるのはそのためです。「後悔先に立たず」、とにかく告白しないと男性は恋愛の機会すら奪われて後悔するだけになります。告白できないことが一番ダメです。告白できなければチャンスはゼロ、そうならないためどうすれば良いのでしょうか?
告白できなくて後悔しないための5つのプラン
1.告白できる環境を整える
告白できないのは「告白する勇気がなかった」というケースだけではありません。町中の喫茶店でいきなり「付き合ってください!」と言われても周囲に人が多ければ注目されてしまいます。
そんな中で女性が「お願いします」とは言えないですよね。例えあなたに好意を持っていたとしても素直にそれを表すことができない環境で告白されては、せっかくの機会をあなた自身が失わせてしまうことになります。
無理やり告白しても困ったことになりますし、告白したくてもできない環境だと結果的に告白できず後悔だけが残ってしまいます。告白するには2人きりでかつ、いやらしくないシチュエーションをあなたのほうが整える必要があります。意識してみてください。
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2.女性に恥をかかせないための場の設定
Man and Christmas Tree / Ashwin KC
上の項目とも関連しますが、告白を受け入れるかどうかの選択肢は女性にあります。実際に返事をしようとしても恥ずかしくてできない状況ではないでしょうか。
- バラの花束をいっぱいに持ってきていきなり告白
- 何十万円もする指輪をプレゼント
- 「付き合ってくれないと自分はもう駄目だ」などと言う
付き合った後のプロポーズならば花束も指輪もいいですが、これから付き合ってくださいというお願いをするときにこういうことをしてしまうと、女性は精神的に重すぎてすごく大きなプレッシャーになります。
女性を立てずに、断ったら女性が悪いみたいに恥をかかせてしまうことは絶対に辞めるべきです。そうではなく、すんなりと告白を受け入れてもいな!と思わせる場を設定することが大切です。
カジュアルで超高級店ではないイタリアン、落ち着いた雰囲気の和食懐石、普通にデートを締めくくるのに他の場所ならば、例え答えがNOでも女性に恥をかかすことはありません。この環境のほうがあなたも告白しやすいでしょう。そういうことですね。
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3.周到にスケジュールを練る
告白しようにもそうした雰囲気にならず見送ってしまう可能性もあります。そうならないためには色々なパターンを予測し、その時々の状況に合わせた告白までの道筋を立てておくことが大切です。
プランA、プランB、プランC・・・
あるいはいくつかの「想定問答集」
デートがどう運んでもいいように準備しておくことで、告白できない状況を回避します。後悔しないためには「事例集」を用意することが大切なのですね。
4.適切な距離間をとり告白のタイミングを見計らう
会って翌日にいきなり「好きです、付き合ってください」と言っても相手は面食らってしまいます。とはいえ、いつまでも他人、あるいはお友達として付き合っていると女性はあなたを男性として見られなくなり、告白を受け入れることができません。
一方あなたも、この関係を壊したくない、つまり恋人ではないが友人としてお付き合いすることに満足してしまい、一歩踏み出すことができなくなってしまっています。
よくあるパターンは婚活パーティや合コン後、グループ交際に発展し、結果的に「友人関係」を壊せなくなり恋愛、結婚に至らないケースです。1対1の場合もそれで、適切な時期に告白しないとそういう雰囲気にならなくなってしまいます。
あなたの人となりを信頼してもらって一気に畳みかける状況を作り出してください。
5.男として覚悟を決める
最後は精神論になってしまいますが、草食男子ではなく肉食男子になり、覚悟を決めてください。あなたが行動を起こさなければ可能性はゼロ、そのくらいの覚悟を持って告白する勇気を持ってください。後悔は失敗してからすれば良いのです。
女性はいざというときに頼りになる男性を本能的に求めています。告白もできないような臆病者ではその後もうまくいかないと判断されてしまいます。ここ一番の勇気を奮いだして告白してください。その時には「蛮勇」にならないように1~4のプランを満たしたうえで決行です!
是非勇気をもって告白してください
女性を思いやるための告白プランになります
告白は女性とお付き合いするための不可欠な「儀式」ですが、それを成功させるために上で述べたプランを考え、後悔しないようにすることが大切です。でも、それはあなた自身のためだけではありません。
相手の女性がいてこその告白でありお付き合いです。女性を傷つける、恥をかかせるようなことは、例え脈がなかったとしても絶対にNGです。
そうした気遣いができる男性こそが、告白を受け入れてもらえるのだと思ってください。積極的に告白するのと、むやみやたらに告白するのは意味が違います。大失敗で後悔しないために心がけてみてください。