「私が結婚できないわけがない!」なんて思っていませんか?
容姿や性格もそこそこよし。家事もできる。男性に求める条件も高くない。でも、結婚はやってこない。
周りの友人はほとんど結婚し、気がつけば、なぜかぽつんと取り残されてしまった自分。容姿や性格もそこそこ自信があるし、掃除や料理、洗濯だってばっちりこなせる。男性に求める条件だって、それほど高いとは思わない。それなのに、結婚というステージにはなかなか到達しない。
「なぜ私が結婚できないの?」そう思っている女性はきっと多いことでしょう。
結婚できない女性が陥っている恐ろしい実態を、私が取材・執筆した書籍『ハローキティ―の恋と婚活ブック』(東邦出版)で「結婚できない理由」を語ってくださった婚活ジャーナリスト・ひぐちまりさんの指摘をもとに解明しましょう。
彼氏がいても、結婚できない人多し!
「私には、今つきあっている彼氏がいるから、そのうち結婚できるはず」なんて、考えていませんか?
結婚できる人・結婚できない人のちがいは、じつは彼氏がいるかどうかとは、あまり関係がありません。長年おつき合いしている彼氏がいても、女性が「そろそろ結婚について考えたいのだけど」と切り出したとたん、「ぼくはまだ結婚なんて考えていないから」とあっさりスルーされ、破局してしまったというカップルはたくさんいます。
反対に、彼氏がいなくても、素敵な出会いや縁に導かれて、とんとん拍子に結婚への道を駆け上がる人もいます。
これから紹介する「結婚できない女性の恐ろしい実態5つ」に1つでも当てはまったら、要注意! 一刻も早い改善をおすすめします。
男性に「結婚できない」と判断される女性の実態はここにある!
あなたの脳みそは、昭和脳のままストップしていませんか?
本気で結婚したいなら、絶対に陥ってはいけないのが“昭和脳”。昭和は、ある程度の年齢になれば、結婚するのが当たり前。独身でいるのはありえないという時代でした。
だから、自分で必死に婚活に走らなくても、「あの子はそろそろ結婚してもいいころだな」と認識されると、近所の世話焼きおばさんや会社の上司など、だれかが相手を紹介してくれたり、お見合いの話を持ってきたり。社会や地域が一丸となって独身の男女を結婚へと導いてくれる文化がありました。
しかし、いまは平成の時代です。自分自身で動かなければ、何もチャンスはやってきません。「いつかだれかが何とかしてくれる」という、昭和脳を持ち続けているあなたは、すぐに脳内変換しましょう。待っているだけでは、年月はあっという間に過ぎてしまいます。
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あなたのこだわりやプライドが、結婚の弊害になっている!
Business Woman / citirecruitment
「私には、譲れないこだわりがあるの」とか「プライドをもって生きています」とか、ことあるごとに公言しているあなた。その考えやセリフが結婚を阻害する要因になっていることに気がつきましょう。
確かに、自分の生き方に、しっかりと筋が通っている女性は、凛としていて素敵です。まぶしいほど輝いています。
しかし一方では、「~であるべき」と、自分の決めたパターンを変えられず、何でも〇か×かで判断し、△がないのも、このタイプの女性です。
自分はつねにまっすぐ生きているから、相手にも完璧さを求めてしまい、マイナス面ばかりに目がいってしまうのです。まずは肩の力を抜いて、柔軟な心を取り戻し、相手のよいところを探すことからはじめましょう。
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自己中でワガママ、気分が変わりやすく、すぐにすねる女性
いますよね、与えてもらうことが当たり前だとカン違いしている、自己中タイプの女性。
こういう女性が世界でいちばん愛しているのは、自分自身です。だから、自分の思い通りにいかないときは、自分の努力が足りないからではなく、すべて人のせい。何かをしてもらっても、感謝の気持ちはもちろんゼロです。
このようなタイプの女性と、本気で結婚したいと考える男性はいません。
「こんな男性がタイプ」「こういうな条件の人以外はありえない」なんて言っているあなた。
あなた自身は、何か選ばれる努力をしていますか? あなたが相手に与えてあげられるものはありますか?
“結婚相手の条件”が、世間に見栄を張るための条件になっていませんか?
大手企業に勤めていて、年収は800万円以上、年齢は30代半ば……など、あなたが望んでいる“結婚相手の条件”は、本当にあなたの意思から生まれたものですか?
その条件はすべて、家族の期待や友人への見栄、世間一般に「すてきな人を見つけたね!」「うらやましい!」と評価されたいがための、上辺だけのものではありませんか?
自分の心としっかり向き合って、将来の長い年月を「どんな人と一緒に過ごしたいのか?」「どういう人と暮らしたら、自分は幸せを感じるのか?」を考えてみましょう。
年収や見た目よりも、本来の第一条件は、もっと人として大切な部分にあるはずです。
- 休日、二人でゆったり過ごしながら、話したり、笑ったりできる相手
- いつも何かに一生懸命に取り組んでいる人
- 自分よりも周りの人を大切にしている人
など、その答えは人それぞれ違うでしょう。
だれかのための条件でなく“自分のための条件”を尊重しましょう。
「結婚はゴールイン」なんてウソ。これに気がついていない女性が多すぎます!
Shigetoshi & Mai Wedding ceremony & party / bm.iphone
仕事でさまざまな女性に取材し、話を聞いていると、意外と多いのです!
「結婚さえすれば、すべてがうまくいく」「結婚すれば、私の人生は幸せになる」と思いこんでいる女性たちが。
女性の人生をいくつかのステージで表現するなら、確かに結婚は、それまでの独身ステージに区切りをつけ、新たなステージの始まりだといえます。しかし、結婚したというだけで、人生が幸せになるかどうかは、まだ判断できません。これから先のあなたの生き方にかかっています。
自分の人生は、結婚や配偶者に委ねるのものでなく、自分自身で作っていくもの。今後の人生をどのように歩んでいきたいか、幸せに歩むためには、どのような相手と結婚し、どう生活したいのか。
婚活は、自分と向き合うチャンスでもあります。5年後、10年後の自分の生き方を想定し、プランニングしてみることをおすすめします。
まとめ:「結婚できない女性」は今日から返上!
「結婚したい」と思わせる、魅力的な女性になりましょう!
「自分が結婚できない理由がわからない」というあなた。上記で説明した5つの実態に一つでも当てはまっていたら、すぐに意識と心がまえの一新を!
男性に「結婚したい」と思わせる、幸せをたくさん呼びこむ体質になりましょう!
【結婚できない女性が陥っている、5つの実態】
- “だれかが結婚相手を何とかしてくれる”という「昭和脳」の持ち主
- こだわりやプライドが結婚の弊害になっている
- 自己中でワガママ、すぐに気分が変わる、自分大好きな女性
- 結婚相手の条件が世間に見栄を張るための条件になっている
- 「結婚は人生を幸せにするゴールイン」と幻想を抱いている
すてきな出会いがありますように!