長すぎる片思いはあなたの恋愛生活に悪影響を及ぼす
片思い=一途で美しい恋というのは大間違い
切なくも甘い片思いの恋。ひとり想い続ける切なさの中ふと訪れるときめきの瞬間に、一気に気持ちが高まります。これぞ恋の醍醐味!と感じる方も多いのではないでしょうか。
でも、幸せな恋愛を求めるなら、いつまでも片思いの恋に浸っていてはいけないということを知っておかなければなりません。片思いの期間を長引かせてはいけない理由をみていきましょう。
片思い期間が長引くほど現実が見えなくなる
1 片思いそのものを楽しむようになってしまう
告白してうまくいかないときのショックは大きいですが、時間が経てばいずれ「また次の恋を探そう!」という気持ちになれますよね。今の恋が実らなくても、新しいチャンスを探して動き始めることができます。
一方、片思い、つまり想いを自分の心の中だけに閉じ込めている限り、失恋することはありません。現実の恋愛では傷つけたり傷ついたりすることを避けられませんが、片思いでは決して傷つくことなく恋愛気分を楽しめます。
それが高じると、いつの間にか恋愛を成就させることはそっちのけになり、片思いしている状態を楽しむようになってしまうのです。本物の恋がしたいなら、ぬるくて楽な片思いにいつまでも浸っていてはいけません。
関連記事
2 他にもっと良い男性がいても目が向かなくなってしまう
片思い期間が長くなると、その人しか見えなくなってしまうもの。一人の男性を一途に想い続けると言えば聞こえは良いですが、見方を変えれば単なる執着とも言えます。
片思い期間が長引くほど相手への執着が高まり、自分にはこの人しかいない!という気持ちになってきます。そうなると、客観的に見てもっと好ましい男性が周囲にいてもその存在に気づくことができなくなります。
今この瞬間にも、あなたに好意を持ってくれている男性が近くにいるかもしれません。彼はあなたが片思いにケリをつけるまで待ち続けてくれるでしょうか?
身近なところに恋の種が潜んでいたとしても、片思い期間が長引けば長引くほど種が芽吹くチャンスは減っていきます。これは非常にもったいないことですよね。
3 片思い期間中も時間はどんどん過ぎていく
告白するなど決定的な行動を起こさない限り、片思い期間はどこまでも延々と続いていきます。何の発展もないまま片思いを続けるうちに、20代が終わってしまったというケースも。
一途に想い続けた結果、恋が成就するならいいのですが、告白できないでいるうちに相手が結婚してしまいジ・エンドという結末も当然あり得ます。貴重な20代を片思いに捧げた結果、あなたの手には何も残らなかったというのでは悲しすぎますよね。
片思い期間が長引くなかで、自分が確実に歳を重ねていることを自覚できていますか? 婚活市場では若い女性ほど人気を集めるのが現実なのです。将来的に結婚したいと思っているなら、望みのない恋は見切る勇気も必要ですよ。
4 告白してみなければ相手の気持ちはわからない
片思いの状態にとどまっている限り、恋愛を発展させることはできません。相手が自分をどう思っているのか、他に好きな女性はいるのか、恋が成就する可能性はあるのか、いくら自分で想像を働かせてみても答えは出ませんよね。いつまで堂々巡りを続けていても、一歩も前に進むことができないことを認識しましょう。
前に進めないでいる間もずっと、あなたは長すぎる片思いの弊害を受け続けることになります。片思い期間が長引いている今は、立ち止まっている状態ではありません。
底なし沼に刻一刻と沈んでいっている状態だと思ってください。深みにはまるほど身動きがとれなくなっていきます。膠着状態を打開するには自分からアクションを起こすしかありません。
関連記事
5 片思い期間が長引くほど恋愛ベタになっていく
長すぎる片思いの問題点の一つは、相手にアプローチせずすべて自己完結する状態に慣れてしまうこと。片思い期間が長引けば長引くほど、独りよがりになっていき、相手の感情の動きに鈍感になっていく危険があります。
恋愛には相手の感情の機微を読み取ったり、自分の気持ちを効果的に伝えたりするセンスが不可欠です。恋愛のセンスは、生身の相手とのやり取りの中で、失敗を重ねながら磨いていくしかありません。
相手の何気ない言動に、勝手に盛り上がり勝手に落ち込む――片思いはいわば自作自演で一人芝居している状態です。恋している自分に酔っていてはいけません。恋愛は相手と向かい合ってこそ成り立つものだということを再確認しましょう。
6 片思いの相手を頭の中で理想化してしまう
片思い期間が長い女子はおしなべて想像が得意です。片思いをこじらせると、彼に関する断片的な情報に自分の願望を付け足して、頭の中に「理想の彼」を作り上げてしまいがちです。
現実の男性に自分の理想の恋人像を投影してしまうわけですね。虚像の彼はあなたをがっかりさせるような真似は決してしないので、あなたは安心して彼の幻影とたわむれていることができます。
しかし、現実の彼には当然、欠点もあります。イメージの中の彼に慣れすぎてしまうと、めでたくお付き合いをスタートさせることができたとき、「あれ? なんか違う」「こんな人だったっけ?」と違和感を覚えることに。
結果、せっかく長年の片思いを実らせることができたのにすぐ別れてしまう羽目になるケースは決してめずらしいことではありません。
7 片思いしているうちに受け身な姿勢が身についてしまう
片思いの恋は相手を一方的に見つめるだけ。積極的にアプローチをかける「追う恋」でもなければ、相手のハートに火をつける「追わせる恋」でもなく、言わば「その場にじっとしている恋」です。片思いの恋には動きがないのです。
一歩も近づこうとせず、想い続けるだけの恋を長い期間にわたって続けていると、いつしか「待ち」の状態を当たり前のものと感じるようになっていきます。
それがあなたの恋愛のスタイルになってしまうのです。「いつまでも待ち続ける女」というのは、「一途な子だな」と好意的に受けとめられるよりも「重い女」と見なされ敬遠される場合もあることは頭に入れておいたほうがよいでしょう。
恋愛のスタイルはいったん身についてしまうと容易には変えられません。待ちの姿勢が定着してしまうと、現在進行形の恋のみならず次の恋でも同じパターンを踏襲してしまうことになりがちです。ごっこ遊びでない本気の恋をするには、立ち上がって相手のほうへ歩み出さなければなりません。
関連記事
長すぎる片思い期間はあなたの恋を発酵させてしまう
勇気を持って!不毛な片思いを断ち切って幸せをつかもう
片思い期間が長引くと、恋愛を成就させることを忘れ片思いそのものを楽しむようになってしまう、他の男性に目が向かなくなり無為に時を過ごしてしまう、恋愛スキルが鈍化する、相手を頭の中で理想化し現実とのギャップに幻滅してしまう、受け身の姿勢が身についてしまうなどの問題が生じてきます。
幸せな恋愛を望むなら、片思いにいつまでも浸らず、自分から一歩を踏み出す勇気が必要です。