「彼女がめんどくさい」と思ってしまうのはナゼ?
「尽くす女性」の意味は、男女では違う
「尽くす女性」と言うのは基本的に男性には好まれるものです。
しかし、女性向けの恋愛マニュアルには「尽くす人」はまるでモテない女性の代名詞のように書かれているものです。
これは、男女で「尽くす女性」の意味合いが異なっているからと言えるでしょう。
恐らく男性の言う「尽くす女性」とは「自分に対して好意を常に向けてくれる女性」のことだと思います。逆に女性が思う「尽くす女性」と言うのは「男性にかまってもらいたがる女性」「お願いしてもいないことを勝手にやって好かれる見返りを求める女」なのではないでしょうか?
つまり、言ってしまえば男性は「自分が快適に暮らせるようにしてほしい」と言う意味合いで言っているのに、女性は「尽くすことで、自分の思うとおりに動いてほしい」と思っているから、面倒くさいと思われるのかもしれません。
そこで今回は、「面倒くさいと思われる原因」について10の要因を考えていきましょう。
「彼女がめんどくさい」と思ってしまう男性の心理
1、察して欲しい女は面倒くさい
女性と男性はコミュニケーションが異なります。女性は察する力が強く、顔色や声のトーンで相手の感情を素早くつかみます。
あまり男性はそういうことができないのです。
例えば、デートのお店を決める時に男性が「何食べたい?」と質問してきて、女性が「なんでもいい」と言ったとします。
女性同士ならば何でもいいと言いつつ、相手の女性が喜びそうなお店を提案するかもしれません。男性はそういう気を回すことをしないので、何でもいいと言われればチェーン店に決めてしまったりするかもしれません。
それで「え、デートなのにマック?」と不平不満を持つなら、もう男性は面倒くさいと思うでしょう。
「初めからお願いすればいいだけなのに、あとから不満を持つって面倒くさい」
男性に対して自己主張をすることは、わがままでもなんでもなく、どうして欲しいかはっきり言う女性の方が男性に取っては接しやすいのです。
2、どうでもいい雑談ができない女
……意外に思うかもしれませんが、これも重要です。
「尽くす女性」と言うのは決して「依存する女性」と言う意味ではありません。
例えば重要な身の上相談を毎晩メールでしてしまうと男性は疲れてしまうことと思います。メールなどでも「本気で回答しないといけないLINE」ばかり送っては相手は面倒に思っていくことでしょう。
そこで、時には「今日カレー作ったんだ。やっぱカレーはポークだよね」などの「どうでも良いこと」を送るようにした方が、相手としても気持ちが楽になることと思います。
何でもない雑談できる居心地がいい関係が築ける女性は貴重です。
3、毎日の行動を根ほり葉ほり聞いてくる女
男の嫉妬は見苦しい。女の嫉妬は恐ろしい。いつの時代も嫉妬と言うものは人を狂わせる麻薬です。
特に「自称尽くす女性」は、「自分のことをないがしろにされることを非常に嫌う」と言う傾向があるものです。
その為、「今日飲み会に行ったんだ」と言う男性に対して「へえ、どんな人と?女の子は?それで二次会は?」などと聞いてしまう方は結構多いのではないでしょうか。
しかも、そう言う女性に限って「自分は彼氏の話をしっかり聞いてあげる『尽くす女性』なんだ」と勘違いしている場合があるため、問題になることがあります。
こんな詮索する女は面倒くさいのです。
4、落ち込みを利用しようとする女
もしあなたが上司に叱られてへこんでいるとしましょう。このような落ち込んでいる時に、興味の無い男性に「気晴らしに遊園地に行こうよ」と言われたらついていくでしょうか?
……恐らくですが、「こっちが落ち込んでいるのに、それをダシにデートに誘うなんてひどい」と思うことと思います。
あるいは、「落ち込んでいるの、大丈夫?」などと慰めのメールが何通も来ても「うっとうしい人だな」と思うのではないでしょうか?
これは男性も同様です。落ち込んでいるからと言って、それを良いことにデートに誘おうとしたり、「話を聴くから」と言う名目でメール爆弾を投下するような真似をしては、「面倒くさい女性」と思われることでしょう。
5、行動・感情にムラがありすぎる女
「自称尽くす女性」に割と多いのが「自分の都合のいい時には尽くすけど、自分が疲れている時には尽くそうとしない」と言うタイプです。
結婚式のセリフで言えば「健やかな時には彼氏を愛し、病める時には愛さない」と言う感じでしょうか。
このような行動にムラがあると、男性としては「付き合いづらい女性だな」と思うことになってしまいます。
その為、常に「自分にできる範囲の尽くし方」をするように心がけると良いと思います。
6、セックスを極端に嫌う女
「好きな女性とのセックス」は男性にとって、世界で一番高価なものです。特定の女性とのセックスを求めて破滅した為政者は、枚挙に暇がありません。
なぜここまで男性がセックスを求めるかと言うと、男性にとっては射精行為が「必須な行動」だからと言えるでしょう。
さて、「自称尽くす女性」の場合は、「大事にしてもらいたい」と言う気持ちからセックスを嫌うことがあります。
しかし、これが過ぎると「自分を大事にしてもらえていない」と思われてしまい、逆効果になります。勿論安売りするのは論外ですが、時には相手の気持ちも尊重すると良いかもしれません。
7、「誘われたがり」な行動ばかりとる女
何度も言いますが、男性は女性に比べると「気持ちを察する」ことが苦手です。その為ストレートな物言いをしないと相手は苛立ってしまうことでしょう。
例えば、デートに誘う時であっても「今度は○○に行ってみたいな」とストレートに誘う方が「そう言えば今度○○ってお店が出来たらしいね」と言った遠回しな発言よりも得です。
どうしても、人間は「誘うより誘われたい」と思うものです。気持ちとしては、こういう遠回しな発言をして「誘ってもらいたい」と言うのは分かりますがこれがあまりに過ぎると男性からは面倒に思われてしまうことでしょう。
8、感情的になる女
男性は基本的に「理屈」「理論」で物事を考えるものです。
そこで、女性が突然感情的になったりするとどう対処していいのかが分からなくなってしまうものです。……そう、お分かりだとは思いますが、これは男性は「感情的に訴えると、それに従わざるを得ない」と言うことでもあります。
しかし、これに味を占めて「いざとなれば涙さえ流せば大丈夫」と無意識に考えるのは考え物です。すぐ泣く女は男性は疲れます。
男性は表向きは従っていても本心では不満は確実に蓄積しているものなのですから。そこで、感情的にならずにできる限り「論理的に」話をすることが重要です。
9、情報に踊らされているのに「普通」をおしつける女
例えば、あなたが誕生日だったとします。その時にいきなり大して親しくもない男性から「100本のバラ」をもらっても嬉しくは無いでしょう。
このように、漫画やドラマでは「よく見かける普通のシーン」であっても、現実にはあり得ないこと枚挙に暇がありません。
女性の場合も同様です。どうしても「クリスマスは普通にアクセサリーが欲しい」とか「婚約指輪は給料三か月分が相場」と言った形で情報にあおられた「普通」を男性に押し付ける女性は多いものです。
しかし、こういうのは男性に対して経済的・心理的に大きな負担を与えてしまいかねないことはしっかりと考えておくと良いでしょう。
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10、フィードバックを求めたがる女
先ほども触れましたが、男性は基本的に「筋道立てて話をすること」は得意である反面「自分の感情を表現すること」があまり得意ではありません。
実際に「なにこれ、すっごく素敵!」などと言う男性を街中で見たことは無いと思います。
それなのに、時々「感情を言語化させたがる女性」は多いものです。
例えば「私のこと、愛してる?」とか「私のこと、どう思ってるの?」と聴く場合です。
特に不安が強い女性にこの傾向が強いと思うのですが……これを行うと、相手からすれば負担になってしまうことと思います。その為、口裂け女のように「私、きれい?」としつこく聴くようなことは避けた方が良いでしょう。
まとめ
男性を利用する女性はNG
分かりやすく言ってしまえば、「面倒くさい女性」=「男性を利用する女性」と言う意味合いです。
例えば、不安になるのが怖いからと言っていつも相手に対して「愛情表現」を要求したり「相手に利用されたくない」と言う気持ちから、相手の要求をいつまでも無視したりと言った行動と言えます。
特に、「自称尽くす女性」の場合には、「本当は自己中な行動を取っているのに、利他的なタイプだと思っている」と言う方が意外と多いので、注意が必要です。
また、そのほかにも「感情面での表現が極端な人」なども面倒くさいと思われやすい傾向にあります。男性はあまり感情表現や「相手の感情を受け入れる」と言うことが得意ではないですが、「実は深い愛情を相手に持っている」と言う場合も結構あるものです。
その為、無理に相手に愛情表現を要求するのは避け、相手にとっても心地よい距離感や話し方を心がけると良いでしょう。