バツイチの再婚活は厳しい?
「どうせバツイチだし、婚活したって難しいに決まってるよ」
そう思って婚活に踏み出せないバツイチの方も多いのではないでしょうか?
たしかに、一昔前までは(特に女性の場合には)結婚歴のない人の方が結婚するうえでは有利であるとされてきました。
これは、従来の家庭では「家制度」が重視されており、離婚するということは「家を守るもの」あるいは「家を継ぐもの」としての役割を放棄したとみなされていたからでもあります。
しかし、欧米の個人主義的な価値観が日本に入ったことにより、日本でもバツイチは単なる「失敗歴」ではなくなりました。
例えば、アメリカでは心の専門家であるカウンセラーでも離婚することは当たり前に行われています(しかも、駆け出しどころかトップクラスのベテランが離婚することも、珍しくありません)。
バツイチだからといって、再婚活を諦める必要はありません。
バツイチ婚活におすすめの出会いの場3つ
結婚相談所
結婚相談所は、バツイチ婚活に特に適しています。
プロのカウンセラーが一対一でサポートを提供し、個人のニーズに合わせたマッチングを行います。
結婚相談所は、再婚を考える人々が多く利用しているため、同じような境遇の人と出会いやすいというメリットも。
また、結婚相談所は安全性が高いため、信頼性のある出会いが期待できます。
婚活パーティー
婚活パーティーは、リアルタイムで多くの異性と出会える機会を提供します。
バツイチ専門の婚活パーティーもあり、同じ状況にある人々と気軽に交流できます。
婚活パーティーは、直接的なコミュニケーションを通じて、相手の人柄や雰囲気をすぐに感じ取ることができるため、相性の良い人を見つけやすいです。
マッチングアプリ・婚活アプリ
マッチングアプリや婚活アプリは、現代の婚活シーンでは非常に人気があります。
手軽で使いやすく、仕事や家事で忙しい中でも、自分のペースで相手を探すことができます。
バツイチ専用のアプリや、再婚を希望する人向けのフィルタリング機能を備えたアプリも多く、自分に合った相手を効率的に見つけることが可能です。
また、オンラインでのコミュニケーションを通じて、リラックスした環境で相手を知ることができます。
アプリによっては独身証明書を提出できるので、アプリでの出会いが不安な方も安心して利用できます。
バツイチ婚活でのアピールポイント5つ
家事ができることをアピールする
40代無職の男性が20代の女性と結婚することは極めて稀でしょう。
なぜだか分かりますか?
進化心理学的に言えば、人間は「周りと比べて不公平と感じると怒る」という心理を持つ、ほぼ唯一の生物です(このような情動を示すのは、人間のほかは一部のチンパンジーくらいです)。
そのため、「不公平感」を感じるような取引、つまり不釣り合いな相手との結婚にはほとんどの場合応じません。
社会心理学的に言えば一般に男性は結婚の場で「社会的地位」を、女性は「若さ」を交換するものとされています。
しかし、バツイチの人はこれに加えて「結婚後の家庭生活の充実」もプラスポイントとして差し出せることが特徴です。
例えば、女性の場合は「離婚前には家でどんな料理を作っていたこと・家事をどれほどきちんとやっていたこと」をアピールし、男性は「離婚前、きちんと家事を手伝っていたこと」を説明することができます。
このような「過去の家庭生活アピール」は独身者のそれよりも具体的であるため、「この人とならうまくやっていけそう!」と思ってもらえることでしょう。
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離婚理由は「無罰的」なものにする
“She was just your COUSIN?!…PLEASE!” / Instant Vantage
心理学的にローゼンツヴァイクは怒りの表出傾向を大きく3つの方向に分かれると定義しました。
- 他人に攻撃性を向ける「他罰型」
- 自分に攻撃性を向ける「自罰型」
- どちらのせいともしない「無罰型」
あまりに他罰的な印象を与えると相手は「自分勝手な人」という評価を与えてしまいますが、逆に自罰的な発言をしても「今後も同じことを繰り返すだろうな…」と思われてしまいます。
そこで、婚活の際に離婚した理由を聞かれた時には「お互いの相性が悪かった」「どちらも悪くなかった」といった形で話をすると「それじゃあ、しょうがないな」と思われ、うまくいくことでしょう。
ただし、浮気やDVなどの「深刻な問題」があった場合には、これから説明するアプローチがあります。
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女性は男性に効果のある「カメリヤ・コンプレックス」を利用する
前述のように、相手側に深刻な問題があったことによって離婚した時には、自分が「どんな目にあったか」ではなく「どんな気持ちでいたのか」を説明することが婚活では重要です。
人間、特に男性には「カメリア・コンプレックス」という心理があります。
これは簡単に言うと「不幸な境遇にいる女性を好きになる」という現象です。
ドラマなどでも、悲劇のヒロインが最後素敵な男性に見初められてハッピーエンド…というのはよく目にすると思います。
ただし、「かわいそうぶっている」と思われないように、相手が行った仕打ちを愚痴っぽくいうのは逆効果。
むしろ、先ほど書いたように「自分がどんな思いでいたのか」を婚活ではうまく話せるといいでしょう。
男性は「子ども好き」であることをアピールする
「母性」というのは心理学の中でも何度も取り上げられております。
母性は女性の持つ「本能」であり、ほぼ例外なく女性が持っているものです(ちなみに、男性の持つ「父性」は「学習」によって後天的に得られるものとも言われています)。
そのため、子どもを大切にしない男性は婚活での市場での価値は、ほぼ皆無だといってもいいでしょう。
そこで、離婚した後でも「本当は子どもと〇〇とかに行きたかった」「子どもとは今でも時々あっている」など、具体的なエピソードを盛り込んで話をすると、より婚活での自己アピールにつながることでしょう。
過去の結婚生活をオープンに話す
心理学的に、不安というのは「将来起こりうる、正体がわからないもの」に対して生じるものとされています。
結婚の場合には、お互いに一番心配していることは「結婚後の配偶者の生活」です。
例えば男性の場合は、女性が結婚後も「家事と仕事を両立できるのか」などについては非常に悩んでいることでしょう。
女性の場合も「ちゃんと自分に時間を割いてくれるのかな?」など、婚活で気になると思います。
そこで、結婚していたときの生活を具体的に話すことで、相手の「不安」を取り除くことにつながり、結婚してもいいかなと思ってもらえることでしょう。
バツイチで再婚するメリット
心の支えができる
再婚は、精神的な支えを得るための大きなメリットとなります。
バツイチの方が再婚することで、新しいパートナーとの間に深い絆を築くことが可能に。
安心感や心の支えとなります。
相互の理解と支持は、人生の困難を乗り越える際に重要な役割を果たし、生活の質を向上させることができます。
経済的に安定する
再婚は経済的な安定にも寄与します。
二人の収入が家庭にもたらされることで、生活の質が向上し、財政的な圧力が軽減されます。
また、世帯の収入が増えることで、将来の計画を立てやすくなり、貯蓄や投資の機会も増えることが期待できます。
老後の生活が安心できる
再婚は、老後の生活を安心させる面でもメリットがあります。
パートナーがいることで、老後のサポートシステムが強化され、孤独感を軽減することができます。
また、共に時間を過ごすことで、老後の生活がより充実し、精神的な満足感が高まります。
子供を安心して育てられる
子供がいる場合も、再婚によって得られるメリットがあります。
新しい家族・安定した環境ができることで、子供たちの健やかな成長や、金銭面での安心感・愛情が増えます。
また、子供たちには、異なる親の視点から学ぶ機会が与えられ、社会的スキルや感情的知性を発達させる助けとなります。
家族で学校行事・イベントに参加するのはもちろん、子供が体調不良の際は夫婦で後退して看病することもできるでしょう。
バツイチで再婚活する際の注意点
子供の気持ちを最優先に考える
バツイチで子供がいる場合、子供の気持ちを最優先に考えることが非常に重要です。
再婚は、子供にとっても大きな変化となります。
子供の年齢や性格、過去の経験に基づいて、彼らの感情やニーズを理解し、尊重する必要があります。
新しいパートナーとの関係を進める際には、子供が感じる不安や疑問を丁寧に取り除く努力が必要です。
過去の婚姻歴を受け入れてくれる相手を見つける
再婚活を行う際、過去の婚姻歴を受け入れてくれるパートナーを見つけることが肝心です。
過去の経験は、現在と未来の関係に影響を与える可能性があります。
オープンに話し合い、理解し合える相手を見つけることが重要です。
相手が過去の経験を受け入れ、それを基に築かれる新しい関係を理解してくれることが、再婚活の成功に不可欠です。
不倫・結婚詐欺に気を付ける
バツイチで再婚活を行う際には、不倫や結婚詐欺などのリスクに特に注意する必要があります。
特にオンライン婚活を行う場合、詐欺師や不誠実な相手に注意深くなることが重要です。
自分の状況を利用して利益を得ようとする人々から身を守るために、新しい関係を慎重に進め、信頼できる人々とのアドバイスやサポートを求めることが賢明です。
まとめ~離婚歴は「失敗」でなく「経験」と考える!~
一昔前は、結婚だけでなく転職なども「一度でもやった人間は信用できない」と思われることが多かったものです。
しかし近年では「一度失敗体験を負った人間の方が、精神的に強い」と考える人も増えてきています。
婚活もこれと同じです。
自分の離婚歴について「失敗をしてきた」と考えるのではなく、「『この方法ではダメ』ということを学んだ」と、ポジティブにとらえることで、婚活に取り組むようにすれば上手くいくことでしょう。
再婚は出会いの場所選びが大事です。
再婚したいという時に、未婚者だけの婚活パーティーや婚活サイトはおすすめしません。
離婚歴がある方は目立つためです。
気にしない方もいるでしょう。
だからと言って隠すのも、お付き合いしてから言うのは難しいですよね。
おすすめは再婚者も多い場で出会うようにすることです。
まりおねっとでおすすめしたいのは再婚を応援している婚活サイトを使うこと。
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