婚活する方の中には、お互いの価値観が合うことを重視する方は多いのではないでしょうか。
結婚とは単なる感情の問題ではなく、共に生活を送る上での基本的な考え方や生活スタイルなど、価値観が合うことが大切です。
この記事では、相手の価値観を見抜く方法を解説します。
理想のパートナーを見つけて、円満な結婚生活を目指してください。
結婚相手との価値観の一致は大事
円満な結婚生活の秘訣の一つは、相手と価値観一致しているかどうかです。
ただし、まず知っておきたいのは価値観がパーフェクトに合う人はいないということです。
結婚して共に生活していく二人にとって「お互いが何を大事に思っているか」は重要なことですよね。
例えば…
- 「お金はいらないから、家族との時間を大切にしたい」という価値観の人もいるでしょうし
- 「どんどん昇給してスキルアップすることが一番大事で家庭は寝に帰る場所で良い」
という価値観の人もいるでしょう。
それぞれの人生経験から得た教訓なので、違って当たり前なのですが、婚活中ってついうっかり“価値観がパーフェクトに合う人”を探してしまいがちなのです。
重要なことは、他人の価値観を認め合えるパートナーと出会うことです。
価値観を重んじ過ぎて失敗するケース【体験談】
例えば、私は自分のことを棚に上げて価値観のパーフェクト一致を相手に求めていました。
- 仕事に関する価値観が同じくらいの人がイイ
(どんどんスキルアップして突き進む)
- お金に関する価値観も同じくらいの人がイイ
(無駄遣いはしないが、自己投資はおこなう)
- 食べ物に関する価値観が同じでないとムリ
(食に興味がない、美味しいものにお金を払う価値を感じられない人は難しい)
- 家族に対する価値観も同じがイイ
(両親を大事にしている、だけど自分の家族が最優先など)
・・・などなど、他にも清潔感やファッションセンスとか、あれもこれも価値観がパーフェクトに合う相手を探していたのです。
もちろん、婚活をしていく中でそんな相手はいませんでした。
いたとしても彼女がいたり既婚者だったりしました。でも、以前の私は婚活で出会った相手の1つでも価値観の合わない部分があると
「はい、もうダメ!」と切っていました。
つまり、あまり価値観の一致ばかり重要視すると、自分自身と結婚するしかなくなるのです。 だからこそ、婚活中の皆さんには私のような失敗はして欲しくないと思います。
婚活中に相手の価値観を見抜く方法
仕事から帰ってきて、すぐにお風呂に入りたい、お風呂は夜に入らずに朝に入りたいなど、人によって好みはさまざまです。
自分は何派であっても、相手の価値観を一旦受け入れることが重要。
とはいえm相手の価値観ばかりを受け入れるわけではありません。
お互いに認め合うことが大事なのです。
…ですが、そんな価値観の中でも「どうしても譲れない価値観」って有りますよね。
そこで、どうしても譲れない価値観だけは一致する相手を探す方法をお伝えしたいと思います。
自分にとって譲れない価値観を全て書き出す
仕事観、金銭感覚、恋愛観、人付き、宗教観、倫理観、健康観、マナーなど、自分にとって譲れない価値観を全て書き出しましょう。
その中で最も「譲れない価値観3つ」を絞ります。
(例:どうしても仕事に関する考え方だけは似ている人が良いなど)
会った時に↑上記の絞った3つに関する質問をします。
(例:なるべくなら節約したい方ですか?それとも欲しいと思ったものはすぐに購入する方ですか?…趣味は一生続けたいですか?など)
これらを質問しながら、相手の反応や態度をみながら価値観のすり合わせをしていきましょう。
、「結婚後もパートナーを人として尊重する」ことを重視している方は、例えばお食事デートに行った際には“店員さんへの態度”をチェックしています。
家族を大事にする人は、きっと他の人にも敬意を払うと考えるからです。
言葉よりも行動や態度で価値観をチェックする
ただし、これらの価値観を見抜く際に注意して欲しいのが「言葉では良いように言える」ということ。なので、婚活中のデート時には言葉だけではなく行動もチェックしてみることをおススメします。
例えばデート中、言葉では「僕は子供の教育は徹底していきたくて、特に食事のマナーはちゃんとしつけたいんだよね」
といっているのに自分はクチャクチャ物音を立てて食べていたり
「お互いの考えの違いをちゃんと話し合いで受け入れていきたいよね」
といっているのに少しでも気に食わないことがあると黙って無口になってスネたりというパターンは結構あります。なので言葉だけでは100%判断しない方が良いかも知れません。
そして、この3つのステップでもっとも大事なことは 「これらの事に対して、話し合いが成立できそうな相手か」ということです。
価値観が多少ちがっても「私はこれが大事と思っている」ということが言い合える相手だと、お互いの違いを笑って“へ~そうなんだね!”と楽しめるようになるかもしれません。
価値観のパーフェクトな一致よりも「お互いに意見を言いやすい人か」「話し合って二人の意見に折り合いをつけられる相手か」の方が大事なのではないかと思います。
まとめ~価値観の違いを探すのではなく受け入れよう!~
結婚するということは、2人の違う人生を生きてきた者同士が一緒の人生を歩むということ。
それぞれの価値観に敬意を払うということは、自分自身にも敬意を払う事ができるということです。婚活をしていると「もう失敗したくない!」「時間がない!」「傷つきたくない!」と焦ることで、つい相手の価値観を許容できなくなってしまうこともあります。
ですが、価値観の違いを探すのではなく、認め合い話し合えそうな人を探す。そういう視点で結婚相手を見つけてみると、案外身近にいるかも知れません。