ペアーズが作ったオンライン結婚相談所ペアーズエンゲージ
ペアーズとペアーズエンゲージの違いをおさらい
まず初めにペアーズ(Pairs)とペアーズエンゲージの違いから説明します。より結婚本気度が高い方が使うサービス料金が高いのがペアーズエンゲージです。
ペアーズのようなマッチングアプリでは、男女双方が「いいね」を送りあう状態をマッチングと呼び、そこからメッセージのやり取りが始まります。ペアーズエンゲージはメッセージのやり取りはなく、双方が「いいね」を送ったらデートの日程調整に進みます。
ペアーズ | ペアーズエンゲージ | |
独身証明書の提出 | ナシ | 提出必須 |
会うまでのメッセージ | アリ | ナシ。マッチング後すぐ日程調整 |
コンシェルジュ | ナシ | アリ。専任コンシェルジュに相談できる。 |
月に申込できる数 | 30人以上 | 10人 |
高額な結婚相談所とは異なり、手軽に始めることができ利用者が増えています。
2021年にはペアーズエンゲージの対象エリアが全国に拡大し、コネクトシップにも加盟したため他の結婚相談所(ゼクシィ縁結びエージェントやパートナーエージェント)の会員とも会うことができるようになりました。
ペアーズエンゲージで会えない5つの理由と改善点
1.写真が残念すぎる。カジュアルすぎる。
ペアーズエンゲージは結婚相談所とマッチングアプリの間のような存在です。しかし、他の結婚相談所とも会員を相互紹介できるようになっています。
写真はどちらかといえば、結婚相談所に寄せた方がいいでしょう。
例えば、マッチングアプリならばTシャツの写真や、うつむいた角度の顔、飲食中の写真で登録してもマッチングするでしょう。自然体で、こうした写真の方が多いです。
しかし、結婚相談所の写真は男性ならばスーツかジャケット着用の方がほとんどです。飲食中の写真やうつむいた角度ではやる気がないように思われます。
もし、マッチングアプリで使っていたのと同じような写真を使っているのならば、Pairsエンゲージ用にプロに撮影を依頼して写真は撮りなおした方がいいです。
2.自己紹介文が残念すぎる。くだけすぎ、短すぎ、漠然としすぎ
マッチングアプリの方がたくさん「いいね」を送ることができ、マッチングしてからメッセージのやり取りが始まります。マッチングしたからといって、デートにたどり着くとは限りません。
Pairsエンゲージはプロフィールを見て、マッチングしたらすぐデート調整に進みます。
この違い分かりますか?
とりあえずマッチングして、メッセージのやり取りでお互いのことを知って行くことができるのがマッチングアプリです。
ペアーズエンゲージは事前のメッセージのやり取りがないので、情報量が少なすぎたり、くだけたフランクな文体で書かれてあったりするとあまりい印象を与えません。自己紹介文と写真が会うかどうかの決め手です。
相手から「よくわからない人」と思われる自己紹介文では試しに会ってみようと思われにくいのです。
また、気軽に絡んでもらいやすいようにフレンドリーな雰囲気を出し過ぎると、相手から真面目に婚活しているように見られない確率も上がります。
プロフィールについてはコンシェルジュに相談することもできます。専任コンシェルジュがいるので、どう改善すると異性からの印象がよくなるのか、改善点を助言してもらいましょう。
ペアーズはなぜペアーズエンゲージを作ったの?株式会社エウレカの石橋社長に取材しました
3.人気がある人にだけ申込をしている
ペアーズエンゲージに限らず、結婚相談所でもよくあることなのですが、人気がある人にしか申し込みをしない方がおります。
お気持ちはわかります。結婚相談所に入って、いろんな異性が比較検討できてしまうのです。そしたら素敵な人に申し込みたくなりますよね。結婚相談所は一部の方に人気が集中し、3桁の申込が殺到します。人気がある方だって、週休2日しかないですし、お会いする相手は1ヶ月10人未満かもしれません。
どういう方を選ぶかといえば、人気がある方が選ぶ相手も人気がある人であることがほとんど。結婚相談所というところでも結局は同じレベルの男女が結び付き結婚しています。
「たくさん申込しているのに出会えない」
としたら、ちょっとご自分の人気度合いよりレベルの高い人にばかりアプローチしているのではないでしょうか。
ペアーズエンゲージは3日に1回アプリから希望条件に合う人が紹介されます。試しに、自分で検索した相手ではなくアプリ側からの紹介者に「いいね」を押してお会いしてみてはいかがでしょうか。
4.地方の場合、その地域に会員が少ないのかも
ペアーズエンゲージは2019年に誕生しました。当時は一都三県がサービス対象エリアでした。2020年には東名阪エリアにエリア拡大し、全国にサービスエリアを拡大したのは2021年です。
もしかしたら、その地域で会員が少ないのかもしれません。
ただし、ペアーズエンゲージだから少ないのではなく、地方になると他の結婚相談所でも会員が少なくなります。
ペアーズエンゲージ以外にもマッチングアプリのペアーズも併用してはいかがでしょうか。会員数が日本一多いアプリがペアーズなので、地方でもペアーズなら会えるでしょう。ただし、ペアーズは明確な結婚願望がある人ばかりではありません。
5.年齢にあっていない
ペアーズエンゲージは他の結婚相談所と比較して会員が若いのが特徴です。登録できるのも20~45歳と年齢の上限があるのが特徴です。
ペアーズエンゲージの会員の年齢層
- 男性 20代23% 30代52% 40代25%
- 女性 20代20% 30代65% 40代15%
男女とも過半数が30代で次に多いのが20代です。30代後半、40代だと少なくなります。
どれだけこれが若いのか他の結婚相談所と比較します。
結婚相談所オーネットの会員の年齢層
- 男性 20~39歳55% 40歳以上45%
- 女性 20~39歳74% 30歳以上26%
エン婚活エージェントの会員の年齢層
- 男性 20代8% 30代40% 40代39% 50代以上13%
- 女性 20代16% 30代61% 40代20% 50代以上3%
会員が若いため、もし40代以上の方であれば他の結婚相談所の方がマッチングしやすいかもしれません。料金はそんなに大きな差がありませんが、エン・ジャパングループのエン婚活エージェントは40代50代のユーザーもおりこちらの方が会える人が多いかもしれません。
まとめ
ペアーズエンゲージは使い方次第でちゃんとマッチングする
ペアーズエンゲージは正しく使えばちゃんとマッチングします。会えないという場合、まずは写真とプロフィール文から見直してみてください。