仮交際中のメール頻度は、新たな恋の船出において重要な舵取りとなります。
結婚相談所を通じて出会った二人が、お見合いを経てお互いの興味を持つと、仮交際がスタートします。
このデリケートな期間には、絶妙なメールのやり取りが、真剣交際への架け橋となるでしょう。
一方で、仮交際中のメール交換は、相手に負担を与えずに親密さを深めるためのバランスを要求されます。
適切なタイミングと程良い頻度でのメッセージは、互いの理解を深め、信頼の絆を強固なものにします。
この記事では、お見合い後における効果的なメールのポイントと、仮交際中においてお相手に好印象を与え続けるためのメール術をご紹介します。
真剣交際に至る道のりにおいて、どのようにコミュニケーションを取るべきか、具体的なガイドラインを設け、あなたの婚活を全力でサポートします。
ネット婚活で知り合った人とのメールの頻度
1日1往復を目安とする
答えは「1日1往復」です。多くても少なくてもダメで、特に会う前や仮交際の段階では相手に負担をかけるべきではありません。
メールの場合「今日はどうでしたか?」とか「こういうことに興味はありますか?」など質問形式でかつ返信しやすい内容を最後に付けてみるといいと思います。
メールの場合は長すぎず、短すぎずですが、やり取りしていくうちに長いメールがいいのか短いメールがいいのかわかってくると思います。
LINEの場合はもう少し頻度があってもいいかもしれません。メッセージ2つ、3つにスタンプ、相手からの内容によってはもう少し送ってもいいと思います。最後はスタンプを押します。
忙しい日でもスタンプだけは必ず送るようにしてください。
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「追撃」はいつからする?
相手からの返信が2、3日ない場合、催促をすることになりますが、何度も何度も送るとマイナス効果です。相手の性格がのんびりしているのか、その時点であなたの優先順位が低い、返信できないほど忙しい、のどれかでしょうか、どれかは分かりません。
2日来なかったら「お忙しいようですね~。無理しないでいいですよ」と送ってみましょう。それでも返信がなければ脈がないと思っていただいて結構です。
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LINEは返信圧力がある
個人的にはネット婚活でもLINEメインは避けたいのが本音です。「既読スルー」「未読スルー」どちらも精神的に応えます。相手次第ですが「1日1回必ず返す」などルールを決めておくといいかもしれません。
とにかく「返信しなければ」「なぜ返信がないの?」と精神的なプレッシャーがあるのがLINEです。
婚活パーティーの場合は一番交換しやすいのがLINE-IDですが、ネット婚活は時間的な制約はないのですから、「できればメールで、もちろんLINEもできます」という姿勢だといいと思います。
そうしないと1日に何往復もして頻度は上がりますが、相手への疑念だけが高まるという結果になりかねません。これでは婚活の意味がないですからね。
本交際になれば後は2人の考え次第
仮交際から本交際になり、恋人関係になれば特にルールはありません。毎日電話で話したいという人もいるでしょうし、LINEにも通話機能があります。頻度が上がることについては問題ないと思います。
仮交際未満で何通もメールしてきたら「ストーカー気質」と思われても仕方がありませんが、本交際になれば恋人の愛情表現です。そこが大きく変わりますが、ここまで進めるようにがんばってください。
メールをする媒体でも異なります
今の婚活ではLINEは欠かせないものになっています。
一方で「既読、未読のかけひき」は疲れるという人も少なくありません。「既読」だとすぐ返信しないと、と頻度が上がり、未読だと「興味がないのか?」と疑心暗鬼になります。
本論とは少しずれますが、LINEをスマホにDLしてあることを前提に、LINEが嫌な人は「携帯メールやPCメールでもいい?」と聞くのもありだと思います。「LINEがいい」と言われればLINEを使いましょう。
一応やり取りの手段をまとめます。
①LINE
ご存じのスマホアプリで、メッセージよりもチャット感覚でやり取りできます。文字を送らなくても「スタンプ」があるので、面倒な場合それで済ますという方法もあります。
「既読・未読」が分かってしまうのでそれを巡る駆け引きもあります。
問題は誤送信しやすく、メールに用に「ここに送ってもいいですか」というメッセージや下書き保存はできないため、誤って友人、知人、上司、他の婚活でやり取りしている人に送ってしまうことがままあります。
簡単に送れるのでメールの頻度はかなり多くなります。
②携帯メール
かつてはこちらがネット婚活での連絡手段の主流でした。ネット婚活で相手が教えてくれそうなのは、電話番号やPCメールアドレスよりも、LINE-IDか携帯メールアドレスですので、少なくとも(ガラケーでも))携帯メールを使えるようにしておいてください。
文章作成にそれなりに時間がかかるので、メールの頻度はLINEよりも少なくなるケースが多いようです。
とはいえ、持ち歩くわけですから「見ていなかった」という言い訳はあまり通用しそうにはないですよね。
③PCメール
これを使う人はあまりいないのですが、PCメールがいいという人もいます。Gmailなどのフリーメールならいいやという考えもありますしね。
長所は長文を入力するのが簡単なこと、中には1回に1000字を超える文章を送ってくる人もいます。それだけ内容があるやり取りができればかなりお互いのことを知ることもできます。
ただし、文章が長いということはそれだけ「NGワード」をうっかり入れやすくもなります。相手の「地雷」を踏んでしまい、いきなり受信拒否なんてこともあるため諸刃の剣ですね。
家にいないと返信できないので、メールに追われるのが嫌な人はこれがいいかもしれません(言い訳できます)。
④ネット婚活のメッセージシステム
ネット婚活ではマッチング後は専用のシステムでやり取りをして、実際に会った時にアドレスなどを交換してくださいという建前のところが多いです。
それでも問題がないのですが、使いにくい(HPにログインしないとダメですし)、「この人は自分の連絡先を教えたくない、遊びなのか?」とネガティブに捉える人もいます。
ただし、「会うまではこれで」という人もいるので、無理にLINEなどに以降せず、提案をして、まだこちらでということであればこのシステムで続けましょう。
いずれにせよ、1度会ってまた会いたい場合はアドレスなどを交換します。ここで拒否されるならば切ってもいいと思います。
仮交際中のメールは日にちを空けてはだめ
結婚相談所での出会いにおいて、男性が犯しやすい過ちは、お見合いの後、メールの連絡を控えすぎてしまうことです。
迷惑をかけたくない、強引に映りたくないという考えは理解できますが、メールが少なすぎると、女性の興味は薄れてしまうものです。
特にお見合い直後に連絡がない場合、女性は自分が相手にとって魅力的でなかったのかと思い込みがちです。
結婚相談所では選択肢が多いため、「関心がない」と判断された瞬間に、女性は次の可能性へと心を移します。これが、意図せず関係が断たれてしまう一因となっているのです。
お見合いを経て仮交際へと進むには、男性側が積極的に行動を起こすことが肝心です。
お見合いの日が終わったら、できるだけ早く女性に連絡をすることが望ましいでしょう。
理想を言えば、その日の内にメールを送るべきです。単なる礼儀の言葉を超え、「またお話ししたいので、来週食事にでもいかがですか?」と次のステップに繋げる誘いを入れると良いでしょう。
これにより、男性が真剣に女性に関心を寄せていることを明確に示せます。
過剰な遠慮はチャンスを逃す原因となるため、結婚相談所を利用する際には、思い切った行動を心がけることが重要です。
仮交際中に避けるべきメールの頻度
仮交際期間中は、なるべくこまめにメールを送り、女性会員の興味を引きましょう。
とはいえ、メールが多すぎるのも考えものです。
いくら仮交際でも、知り合ったばかりではお互いの性格まではっきりとわかっていません。
そんな状態で、1日に何通もメールが来るのを恐怖に感じる女性もいるでしょう。また、メールが多くなれば返信するのも手間です。
男性とのやりとりにストレスを感じるようになれば「この人と付き合えるだろうか」と不安にさせてしまいます。
女性にとって「重い相手」になると、真剣交際を断られる危険が増していきます。
どんなに多くても、メールは1日10通までに抑えましょう。また、女性が嫌がる内容のメールも厳禁です。
たとえば、メールによる質問攻めは印象を非常に悪くします。相手のことを知りたくなるのは自然な発想でも、根掘り葉掘り聞きすぎるのは威圧感を与えるからです。
それに「結婚相手を審査したい」という思惑が露骨に出ていて、女性をしらけさせます。また「どうでもいい話題」も避けたほうが無難です。
「何を食べたか」「あのテレビは見たか」などの話題を、面倒に思う女性はたくさんいます。学生時代の恋愛ならまだしも、婚活中のメールには相応しくないでしょう。
1週間に1回未満も避けるべき
仮交際中、メールのやりとりが多すぎると女性から嫌われます。
一方で、少なすぎても女性からの評価を下げてしまうでしょう。
仮交際とは、時間をかけて相手のことをよく知り、結婚したいと思えるかを見定めていく期間です。
つまり、大前提として相手に興味を持って接さなければいけません。メールをしないのは、相手をどうでもいいと思っていることと同義です。
あまりにもメールが少ないと、女性は男性の気持ちを不安に感じ始めます。そして、そんな気持ちで交際を続けたくないと思い、男性から離れていくでしょう。
また、複数の男性と仮交際を続けている女性も少なくありません。自分がそれほど連絡をしていない状態で、ほかにメールを毎日送ってくれる男性がいたら女性が心変わりすることもあります。
基本的には、仮交際中ならメールを毎日送るのがおすすめです。件数は多くなくてもいいので、しっかり「自分はあなたに関心がある」と伝えるようにしましょう。
とはいえ、社会人なら忙しくてメールが送れない日も出てきます。
そんなときに、再びメールを送るのは気まずくなりがちですが、だからといって間が空くと余計に送りづらくなっていきます。2、3日のうちにはメールを送るように心がけましょう。
お見合い後にはすぐにメールをしよう
お見合い後のメールは、良い印象を残すために重要なポイントです。
お見合いが終了した後、なるべく早めにメールを送ることが推奨されます。この際、一般的なエチケットとしては、男性からの連絡がマナーとされています。
お見合い直後のメールが無礼にあたるのではないかと心配するのは理解できますが、適切なタイミングでメールを送ることは相手の関心を維持する上で非常に有効です。
逆に、適時にメールを送らなければ、相手は不安に感じたり、あなたに魅力を感じていないと誤解したりするかもしれません。
たとえ仮交際に進むかどうか迷っていても、礼儀として翌日の午後1時までには連絡を取るように心掛けましょう。
結婚相談所のアドバイザーたちは、非常に悪い印象を持たない限り、少なくとも2回は相手と会うことを推奨しています。
また、次回のお会いする約束を提案する際には、「次もお会いして更にお話ができれば嬉しいです」というような言葉を添え、次回の日程はできるだけ早めに設定することが望ましいです。
メール頻度に答えはないのが正直なところ
早くその人のペースをつかみましょう
「1日1回」と書きましたが、これが正解とは言い切れません。人と人とのやり取りですから機械的に割り切れるものではなく、当人同士のペースというものがあります。
1日3往復問題なくできる人たちもいるでしょうし、かえって負担になり」「いいや」と交際が終了してしまうこともあります。メールの頻度はあくまでネット婚活の戦術の1つです。答えは本交際につながり、恋人になり、結婚できることです。
そのため1日1回で相手の反応を見てみましょう。お互いの負担にならないラインがここだと思ってください。