フィーリングが合う人が見つかる理由はデートから始まる出会い方だから
Diverseが始めた今までにない新しいサービス
真面目に出会いたいけれど、ただ結婚相談所はちょっと違うな。そんな人向けの新しいサービスができたと聞き、まりおねっとでは取材することにしました。
向かったのは婚活のリーディングカンパニーIBJ(東証一部上場)グループの株式会社Diverse(ダイバース)です。Diverseは婚活アプリyoubride(ユーブライド)や、婚活パーティーYUCO.を運営している企業です。2017年にスタートしたまったく新しい「tailor(テイラー)」とはどんなサービスなのでしょうか?
取材に協力してくださったのはデーティングコンサルタントの田代さんと大石さんと松平さんです。お忙しいところありがとうございます。
- tailor公式HP https://tailor.style/
まるで友達の紹介!自分に合う人とのデートセッティングを提供するtailor
忙しいビジネスマンの真面目な恋人探しをお手伝いするtailorの5つの特徴
tailorの特徴1 会う前はお互いの写真を見せない
tailorの立ち上げから関わっていたDatingコンサルタントのリーダー田代貴美代さんは、大手結婚相談所で10年勤務していた経歴があります。ここからは、田代さんにtailorについて詳しく教えてもらいました。
編集部「tailorでデートが成立するまでの流れを教えていただけますか?」
田代「まずコンサルタントが会員様と面談を行います。ご職業などの基本的な情報以外に、育った環境や趣味、家族との関係性や最も大切にしている価値観などをお聞きします。また相手に求める優先順位を3つほど教えてもらい、それからおすすめの方をご紹介します。
一般的に結婚相談所では年収や身長、学歴など条件と写真が付いたプロフィールで紹介をすると思いますが、tailorでは担当コンサルタントが相手のプロフィールやお人柄、お二人の共通点などをリコメンドとしてご紹介して、コンサルタントがレストランの手配をします。
双方の行動エリアや食の嗜好性のほかにも、お店の好み(カジュアルなお店、落ち着いた個室等)を考慮したうえで、双方の希望に合致したお店を選ぶようにしています。私たちはデートが成功するための準備を徹底して行っています。」
編集部「え!写真を見せないんですね!」
田代「はい。結婚相談所にいたときに強く感じたことですが、写真のイメージだけで『会う』『会わない』が決まってしまうのです。婚活サイトもプロフィール画像などの目からの情報が大きいですよね。」
編集部「たしかにそうですね。実際に会ったら素敵な人でも、写真でそれが伝わらず会えないこともありますね。」
田代「そうなんです。写真をみると先入観をいろいろ持ってしまいがち。写真がないからこそまっさらな状態で出会えますし、“どんな人が来るんだろう”と、デート当日まで、ドキドキわくわくする感覚も、楽しんでいただけているようです。
会員さまのご職業ですが、社会的な立場上、写真をWEBに掲載したくない方も多くいらっしゃいます。例えば政治家、ビジネスオーナーや医師・会計士などの士業の方など。そうした方には、写真を掲載しない出会い方は大変好評です。」
tailorは男女とも高学歴・高収入で多忙なビジネスマンが会員に多い
編集部「なるほど!写真を公開したくないという方も多いですよね。どんな職業の方が登録していらっしゃるのでしょうか?」
田代「男女とも年齢的にも一番忙しい適齢期の男女が多く、特に男性は高学歴・高年収の方が多いのも特徴です。先ほどお伝えした政治家、ビジネスオーナーや会計士などの士業の方に加え、大手企業にお勤めの会社員の方も多くいらっしゃいます。
また、tailorは新しいサービスということもあってか、最先端の取り組みをされているIT業界の方もたくさんいらっしゃいます。
女性は秘書、CA、看護師など女性が多い職場で働かれている方が多いですね。広報の方など、会社員の方も多くいらっしゃいます。」
編集部「会員の方はtailorを何で知ったのでしょうか?」
田代「口コミです。同じ職場の方や友人の紹介で知って入会する方が多いです。」
編集部「エリアは首都圏在住の方だけですか?」
田代「基本的には首都圏在住の方を想定していますが、中には駐在員として海外在住ですが日本に一時帰国した時にデートをする方もいらっしゃいます。」
編集部「そうなんですね。」
tailorの特徴2 完全審査制で証明書各種全て提出している人ばかり
編集部「結婚相談所は独身証明書を提出して登録ですが、tailorの場合はどうでしょうか?」
田代「tailorも同様です。結婚相談所では男性は定職に就いていることが必須条件でも、女性の仕事については条件項目に含まれていないところが多いのですが、tailorの場合は女性も年収証明書が必要で、定職に就いている方のみご登録できます。」
提出書類
- 独身証明書(本籍地の役所で発行してもらえる。郵送取り寄せ可能)
- 年収証明(源泉徴収票や課税証明書、確定申告控え等)
- 大卒の場合は卒業証明書(卒業大学で発行してもらえる)
- 医師、会計士など国家資格保有者は資格証明書
- 身分証明書(免許証など)
編集部「すごい!身元確認はしっかりしているのですね。婚活パーティーや婚活アプリでは年収も仕事も『自称』ですから、安心して利用できますね。」
tailor会員の年齢層
編集部「そのほかに入会の条件はありますか?」
田代「年齢条件がございます。女性は23歳~35歳まで。男性は23歳~45歳までです。」
編集部「20代の方も多いのですね。20代だと何歳ぐらいの方が多いですか?」
田代「男女とも20代後半から30代前半の方が多いです。」
tailorの特徴3 初デートからお酒もOK!大人同士の自然なデートが楽しめる
編集部「結婚相談所の場合は、初めてのお見合いはホテルのラウンジでお茶だけとか、初回は連絡先交換をしてはいけないとかいろんなルールがありますよね。
その点、tailorはどうなんでしょうか?」
田代「tailorで初めてセッティングするデートはディナーもしくはランチのお食事です。ディナーの場合、お二人ともフレンチが好きであれば、フレンチが楽しめるお店を予約しますし、カウンター席がお好みであれば、そのようなお店を選びます。
美味しい食事をしながら『美味しいね』って話しながらのほうが出会いはより楽しくなると思うのです。
連絡先交換についても自由です。もし、いいなと思っていたけれども相手に連絡先を聞けなかったという場合は、後日、担当コンサルタントがアドバイスすることもありますよ。」
編集部「自然体なデートが楽しめていいですね。デートのお支払いはどんなルールでしょうか?」
田代「食事のお支払いは男性にお願いしています。」
tailorなら結婚相談所のような交際ルールなし!
編集部「結婚相談所だとそのほかにも、婚前交渉禁止で泊りがけの旅行や相手の家に行くことも禁止事項に盛り込んでいるところがありますがその点はどうでしょうか?」
田代「tailorでは、ご本人の判断にお任せしてマナーを守った行動をお願いしております。」
編集部「大人同士ですものね。もし、万が一、何か失礼な対応をする、例えば何度もドタキャンをする方がいた場合はどうなりますか?」
田代「まずはヒアリングをして、会員として不適切な行動と判断した場合は強制退会措置をとる可能性もございます。」
tailorの特徴4 デートのフィードバックがもらえるからPDCAを回せる
編集部「デートをして、もしなかなか交際に発展しない場合はどうしたらいいのでしょうか?」
田代「tailorではデートの後に、デートフィードバックフォームを送っており、相手の第一印象やデート中の様子、連絡先交換をしたのかなどをお聞きしております。
3人とのデートが終わったのちに3人の意見を総活してフィードバックをお伝えしております。」
編集部「ドキドキしますね。」
田代「PDCAを回すのが得意な方が多いので、フィードバックを元にもっとよりよくしようという方は多いです。」
マッチング成功率を上げるためチューニングを実施
田代「コンサルタントもデートフィードバッグを元に会員様の魅力を活かす紹介をするようにしています。
例えば、デート中に趣味の話ではあまり盛り上がらず硬いイメージを持たれ気味な、仕事中心の生活を送られている男性の会員様が、仕事については情熱的にお話をされるようで、デート後、『お互い刺激になる会話ができた』と良いフィードバックが返ってくることがあります。こういう方には、次にご紹介する女性のタイプも、ビジネス志向の強い男性に魅力を感じる女性をご紹介するようにしています。
編集部「なるほど!その点は結婚相談所と違いますね。結婚相談所は万人受けを狙う方に指導しますよね。」
田代「それが相性だと思うんですよね。その方の魅力を担当コンサルタントが知り、それをマッチングに生かすことが大事なんです。」
編集部「自分の魅力は自分では分からないことが多いですもんね。条件的な理想を追い求めるのではなく、自分と相性が良い人を客観的に見てもらうことって、効率が良いですよね」
田代「自分のことを理解してくれている友達の紹介って、まさにこういうことですよね。その友達の役割を担っているのが、Datingコンサルタントなんです。」
tailorで交際相手に出会えた後の流れ
編集部「それは頼もしいですね。もし本気で付き合いたい相手が見つかった場合はどうなるのでしょうか?」
田代「デートの相手とお付き合いとなった時点で『休会』状態になります。休会の間は、相手をご紹介いたしません。
ご結婚が決まり、交際が順調で退会したいというお申し出があればその時点で退会です。」
編集部「そうなんですね。特に本交際期間3か月とかルールはないのですね。」
田代「はい。交際期間も会員様の判断にお任せしておりご自身のペースで進めることができます。」
tailorの特徴5 デーティングコンサルタントは忙しいビジネスマンのサポートのプロ
編集部「tailorは全く新しい恋活サービスですが、コンサルタントの方々はもともとどんな仕事をしていた方が多いのでしょうか?」
田代「tailorのコンサルタントの中には、役員秘書やキャリアコンサルタントの経験者がおります。お店選びやスケジュール管理など多忙な方のサポート経験が豊富ですし、会員様のアピールポイントを探すのが得意です。
また数々のカップルを見てきた元ブライダルコーディネイターもおり、相性がいい人の見分け方が得意です。」
編集部「そうなんですね!心強いですね。皆様女性ですか?」
田代「はい。全員女性です。tailorのコンサルタントが運営しているブログもあり、人気のデート服やデートを成功させるTipsも投稿しており会員様に人気ですよ。一般の方もご覧になれます。」
tailorのDatingコンサルタントブログ
結婚相談所未満婚活アプリ以上な第三の出会いtailor
真剣に交際を考えられる異性との出会いが欲しいけど「出会いも時間も手段もない!」そんな【忙しいビジネスマン】向け
結婚相談所の「お見合い」とは異なり、「お食事デート」が基本なので、美味しい食事を一緒に楽しみながらフィーリングを確かめ、デートを重ねながらお互いを知って行く、「フィーリングを大切にしたい方」は一度tailorを検討してみてはいかがでしょうか?
tailorの概要
- 運営会社 株式会社Diverse(東証一部上場の株式会社IBJグループ)
- 住所 東京都渋谷区渋谷2-12-4 ネクストサイト渋谷ビル 3F
- 公式HP https://tailor.style/
Tailorの料金
- 初期費用 入会金30,000円+事務手数料2万円
- デートセッティング代1回あたり1~3万円 チケットの種類と会員様の条件で変わるそうなのでより詳しく知りたい方は無料コンサルティング予約をどうぞ。
結婚相談所の「安心感」と婚活サイトの「カジュアル」さが融合した新しいサービス
既存の婚活サービスには、身元が保証された人同士が結婚を前提に出会う「結婚相談所」か、安価だけど自力でお相手探しからデートまでこぎつけなければいけない婚活サイトでした。
忙しいし、メールとかでやり取りしてデートにこぎつけるのは面倒!でも、いい出会いがあれば恋人も欲しいし、その先に結婚も考えられたらいいな!という方が利用できる安心して利用でみるサービスはなかったのです。
最後に既存の婚活サービスについてかるく仕組みと特徴について説明します。
結婚相談所の仕組み
- 独身証明書という公的書類などを提出して登録する
- 相手の顔写真付きプロフィールを見てお見合いをするかどうかを決める
- お見合いして双方が『いいな』となれば仮交際に進み、結婚相談所を通じて連絡先交換をして2回目のデートをする。仮交際期間は他の人ともお見合いができる。
- 一人に絞り交際の申し込みをして無事OKとなってからは「本交際」。いわゆる恋人同士。
- 本交際期間は3か月としている結婚相談所がほとんど。3か月の間に、親へのあいさつなどをして結婚に向かって話が進んでいく。
- 成婚退会
結婚相談所の特徴
- 「いい人がいたら結婚したいな」ぐらいで利用はしにくい。会いたいと思う人がいなくても在籍期間中は月謝が発生する。
- 結婚への熱量が高いため、必然的に会員年齢が男女ともに高め。
- 紹介を受けてもすぐに会えるとは限らない(双方がお見合いを希望しないと会えない仕組み)
- 結婚相手に求める価値観やフィーリングよりも、条件面が先行してしまう
結婚相談所のコスト
1年で成婚した場合、入会金、月謝、成婚料などの費用を合算すると20~50万円ほど。
結婚相談所が向いている人
- 確実に結婚したい人、●歳までに結婚したいなど期限を区切って婚活している人
- 相手の条件が重要な人
- 身元が保証された相手と出会いたいという人
婚活サイトの仕組み
- 自分で写真、プロフィール文を登録する。
- 出会いたい相手を検索して「いいね」を送る。
- 男女双方が「いいね」を送りあうとメッセージのやり取りができるようになる。
- メッセージの交換を通じて会いたいなと思ったらデートの約束をする
婚活サイトの特徴
- 既婚者なのに登録している等、真面目な出会い探し目的以外で登録している相手がいる可能性も。
- 仕事、年収、学歴などのスペックは自己申告。
婚活サイトのコスト
女性は無料のサイトも多い。月額3000~5000円前後。
婚活サイトが向いている人
- 自分でプロフィールを作成できる人
- メッセージのやり取りができる人
- 相手の見極めができる人
- 出会いにお金をかけたくない人