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昔と違う?最新データでわかる結婚したい相手の職業ランキング!

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昔は年収や知名度、今は安定度?

結婚したい職業ランキングを比較します

結婚式場を運営する「アニヴェルセル」によると、最新の女性から見た「結婚したい男性の職業」は以下の通りになります。
出展元:アニヴェルセル株式会社

結婚したい男性の職業

1位:公務員
2位:サラリーマン
3位:医師
4位:弁護士
5位:エンジニア

経済的な安定が一番。男性の夢についていく、男のロマンを理解する、芸能人やスポーツ選手など現実性のないものは下位になっています。小学生に聞いた「将来なりたい職業」とは雲泥の差です。

同じ「アニヴェルセル」が男性に聞いたランキングがこちら。

結婚したい女性の職業

1位:保育士、幼稚園の先生
2位:公務員
3位:看護師
4位:ウェディングプランナー
5位:デザイナー

こちらは収入というよりも精神的な安らぎを求める傾向があります。

婚活では男性は女性に癒しを求め、女性は男性に経済的安定を求めるということが改めて浮き彫りになりました。

詳しくは、私の過去の記事「男性が狙ってる!?結婚したい女性の職業とその理由」を読んでみてください。

ところで、昔はどうだったのでしょう?お見合い結婚ではなく恋愛結婚が大多数となった1990年を見てみましょう。バブル絶頂で「三高男子」(高身長、高学歴、高収入)がもてはやされたあの頃です。

anan1990年10月19日号の特集

<結婚したい男性の職業>

1位:サラリーマン
2位:医師
3位:弁護士
4位:自営業
5位:公務員

トップ5はそれほど変わりませんが、当時、公務員はそれほど人気でもなく、サラリーマンが1位でした。まぁ、わかりますよね。でもその後、皆さんが知っている大企業も倒産して安泰ではなくなってきたわけです。自営業は「バブル成金」みたいな感じでしょうね。

一方、男性が結婚したい女性の職業(バブル期)についてはデータが見つかりませんでしたが、CA(当時はスチュワーデス)が入っていて、看護師も1位か2位だったと思います。あとは秘書ですね。

なぜ今のようなランキングになったのでしょうか?考察してみることにします。

最新ランキングを読み解く

雇用環境の流動化

ここで私が述べるまでもなく、バブルの隆盛を謳歌していた「あの会社」がもうないケースがあります。どんなに有名な会社でも、経営破たんして倒産、そうでなくても経営の悪化によって給料ボーナスカット、それでは実質の収入は当時のそれと比較して減っています。

片道出向も当たり前、年功序列で出世しなくなり、給料も能力&コネ&上司への「ごますり」で変わってきてしまいます。リストラに遭わなくても出世コースから外れてしまえば、大企業に籍を置いても全然年収が上がらず豊かになりません。

それならば、身分は保証されていて、一応昇進試験が明文化されていて、俸給表も国で定められている公務員のほうが色々計算できる、ということが評価されているのだと言えます。

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女性の社会進出

これは悪いことではありません。男女雇用機会均等法の制定などによって、制度上、法律上は男女を職業で差別することはできなくなりました。

昔ならば、経済的面では女性は男性に依存しないと生きていけない人が多かったわけですが、そうではなくなったため能力のある女性ならば男性の職業、年収にこだわらない人も出てきました。

自分も稼いで共働きするから、夫は公務員でOKという女性もいます。ダブルインカムならばより豊かな暮らしができますからね。大企業のサラリーマンでなくてもいいんですね。

これによって結婚しにくくなったのでは?(結婚年齢が高くなる、独身率の上昇)というのは別の切り口です。

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賃金の低下

ここ数年は政府が「賃上げしろ!」と音頭を取っていることを反映して、賃金は上昇傾向にあります。しかし、90年からの賃金(年収)の推移をみると低下傾向になります。消費税が3%から8%になり、物価も上がっていますから、実質的には使えるお金は減っています。

だからこそ、リスクヘッジのため収入が0になる(リストラ、倒産)危険性がある職業よりも、安定している公務員や、まず仕事にあぶれることがない資格系(弁護士、医師、看護師、保育士等)の人気が高くなっています。

かつて大人気だったCAは、今はかなりの人が正社員ではなく契約社員であるという事実(つまり時給制で安い)も人気の低下を導いているのかもしれません。

情報がネットにより共有

ネットの普及で、その職業の「ブラック度」が広く知れ渡ることになりました。その職業がどうこうではありませんが「業界の闇」「信じられない常識」などが簡単にわかるようになり、これまで人気だった職業を敬遠する向きがあります。

例えば、看護師はかつて「白衣の天使」として不動の人気を誇っていましたが、夜勤や長時間労働などの激務の実態が広く共有されてきたため、「こういう職業の人と結婚してもやっていけるのか?」と不安になる人も出てきたのかもしれません。

結婚相手への価値観の変化

かつての「三高」は上に書きましたが、その後「三平」(平均的年収、平凡な外見、平穏な性格)という「普通の人」を求めるようになり、今の女性は「四低」(低姿勢:威張らない、低依存:家事を頼らない、低リスク:リストラされない、低燃費:節約できる)」という男性を求めるようになったと言われています。

・圧倒的なスペックで女性を引っ張ってくれる(三高)

・普通でいいので一緒にやっていきたい(三平)

・相対的に女性が有利に立てる(四低)

でしょうか。ただし、四低男子は「草食男子」そのものでもあります。

男性が女性の職業に求めるものも変わってきています。外見上の華やかさではなく、精神的な安らぎを重視してきていると考えられます。

それだけ男性が厳しい環境に置かれているとも解釈できますが、ブランドもののように女性を「モノ」として評価する価値観が減っていると捉えられますね。

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お互いに過度な条件を設定しないこと

婚活思考が結婚したい職業のハードルを上げてしまいます

これを見ると、かつてと比べて高望みせず、身の丈に合った人と結婚したい。それでつつましやかでも安定した家庭を築きたいということで、良い傾向なのでは?と思われるかもしれませんが、実際には結婚率は上がらず独身率は上昇の一途です。

最初の理想は身の丈に合っているのですが、婚活をしていくとそれが「婚活思考」に陥ります。つまり公務員希望でもそれに条件が付きます。

「優しい公務員の男性」から「優しくて有名大学を出ていて背が高くイケメンで実家に土地があって女性の扱いがうまい男性」を求めてしまいます。こうなると、公務員でない方が見つかるかもしれません。

色々不安定だからこそ安定を求めるはずが、どんどん欲が出てしまいます。「三高」+「三平」(年収以外)+「四低」なんて人はいません。職業重視なのか中身重視なのかよく考えてください。価値観のパラダイムシフトは大変だな~思うランキングでした。

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【この記事を書いた人】
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旧姓松本。婚活中にうつ病になってしまった元丸の内サラリーマン。かつては、お見合い、結婚相談所、婚活サイトあらゆる婚活経験しいずれも失敗。その経験を「反面教師」にしていただくべく、複数のサイトで「下から目線の婚活コラム」を執筆。研究の甲斐あり、2017年に見事に結婚。

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