東京大神宮は縁結びのパワースポット
伊勢神宮の恩恵を東京にいながら受けられる場所です
東京大神宮とは、東京都千代田区にある神社ですが、ここはあの伊勢神宮の遥拝殿として、明治13年に創建されたものです。関東大震災によって崩壊してしまったのち、現在の場所(千代田区富士見)に移転しました。
駅で言いますと、「飯田橋」駅徒歩5分の場所にあり、どの路線からも行きやすい、都心ど真ん中にあるパワースポットです。
伊勢神宮の遥拝殿(遠く離れた場所でも参拝できる「分所」のようなもの)でありますから、伊勢神宮の内宮、外宮に奉られている天照皇大神、豊受大神、倭比賣命といった有名な神様を参拝できるだけでなく、天之御中主神、高御産巣日神、神御産巣日神も併せて奉られています。
ここがポイントで、後者2神は名前に「産」がついているように、生命の誕生=縁結びを司ります。また、天之御中主神は宇宙の根源を司る神として非常に重要なものになっています。
これら
天之御中主神:宇宙の根源を司る
高御産巣日神:女性の縁結びを司る
神御産巣日神:男性の縁結びを司る
を合わせて「造化三神」と呼ばれていて、別名「配祀神」という結婚や良縁を司る神様です。従って、男女どちらでもこの神社で参拝すればOKです。
ちなみに、東京大神宮は日本で初めて「神前結婚式」のスタイルを確立し、国内に広めたところとしても知られています。結婚に関するノウハウは非常に豊富だということです。
当然、神社内では縁結びのお守りも売られています。また、現在でもスケジュールが合えば、ここで神前結婚式を行うことも可能です。
このようなことを踏まえて、東京大神宮がパワースポットである理由について、見ていきたいと思います。
東京大神宮がパワースポットである7つの理由
1.具体的な願いを伝えることができる
Her Wish / Ly Thien Hoang
東京大神宮の神様にお願いするときは、具体的なお願いをするとよいと言われています。単に「良縁がありますように」ではなく、「○○さんとの恋愛が成就しますように」でも構いませんし、「身長が180㎝以上の人」とか「学歴が大学院以上の人」など、俗的な要素が入っていても構わないと言われています。
従って、より積極的に恋愛や婚活に向かって、願掛けできる神社として人気があり、具体的な効果が期待できそうなパワースポットというわけです。
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2.神様の結界に守られている場所にある
Wish / jessicahtam
よく、どこの場所は神様に守られているという話がありますが、そうした地理的な考察がはかどる場所に東京大神宮はあります。
東京大神宮を含めた、都心部の5つの神社(神田明神、東京水天宮、虎ノ門金刀比羅宮、日枝神社、東京大神宮)が、皇居を囲んで円状になって結界を張っているというものです。「どうなの?」という意見もあるでしょうが、スピリチュアルなことですので、ここはその結界の力に与りましょう。
ちなみに「円状」=「『縁』状」とも解釈されていて、縁事に役に立つパワースポットの恩恵でもあるのです。
3.ハートマークの印
Psalm 34:18 (Clouded Heart) / Lel4nd
東京大神宮には「猪の目」と呼ばれる紋章が、神社内のあちこちに散見されます。この猪の目は、一見するとハートマークであり、それだけで恋愛に効果がありそうです。もちろん、古来の日本にハートの概念はなかったでしょから、これは数奇な巡りあわせだとも言えますね。
この猪の目のハートを写真で撮影して、携帯の画像に登録して持ち歩くだけでも、恋愛のご利益があるとも言われています。安くて、効果がありそうな力が期待できますね。
4.豊富な恋愛成就のお守り
DSC09399_2 / yukishana
東京大神宮は、恋愛のパワースポットとしてPRしていますので、そこで売られているお守りも恋愛成就を強く打ち出したものになっています。
有名なお守りは次の2種類。
・鈴蘭守り
縁結びのお守りとして一番PRされているものです。鈴蘭には「幸福が訪れる」の花言葉があり、鈴蘭の花の純白は、恋愛成就の意味でも非常に効果がありそうな色ですよね。この鈴蘭をかたどったもののご利益を受けることができます。
・結び札
ちょっと特殊なお守りです。木札でできたもので、真ん中から2つに割ります。割った一方を奉納して、神様との縁を持ち、残ったもう一方はご自身で持って、携帯をします。そうすることで、常に恋愛の神様とのつながりを持ち、その効果を受けることができるというわけです。
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5.落ち着いた神社内の雰囲気
東京大神宮社殿 / photo.ktdm.jp
東京大神宮の内部は、非常に静寂に包まれています。蛍が生息しているご神木付近は、マイナスイオンに包まれていて、まさにパワースポットです。静寂の中でご自身の願いを神様に伝えることができれば、その効果は大きいものになるでしょう。
特に早朝に行くのがお勧めです。夜間に蓄積されたエネルギーを、人がいない静かな環境の中で独占することができます。
6.女性が行きやすい環境
東京大神宮正門 / photo.ktdm.jp
東京大神宮は、縁結びの神社ではありましたが、有名になったのは実は最近です。女性誌などで紹介されて、それが口コミなどで爆発的に広がりました。実際、参拝客の中でも独身女性がかなり多いようです。
一人では行きづらい、という女性もいらっしゃるかと思いますが、むしろそうした人が東京大神宮では多数派のようです。安心して参拝できる環境があり、特に女性に優しいパワースポットだとも言えるでしょう。
7.恋愛以外の効果もある総合的なご利益
Tokyo Daijingu Shrine @ Iidabashi / *_*
恋愛の力について、中心的に書きましたが、東京大神宮=伊勢神宮の遥拝殿としてのご利益は、縁結びだけではありません。伊勢神宮の神様は広く「結ぶ」という力を持っています。恋愛や結婚を思い出しがちになりますが、家庭円満や、仕事の成果を出すことも、相手と「結ぶ」ことが必要になります。
よく言われることですが、何かをする際には「○○がだめでも、他の△△があるからOK」とう「言い訳」があると楽になります。ここでのお参りもそれで、もし短期的に恋愛の効果がなくても、他の面で良いことがあれば「やはりこの神社は効果があった」と思うことができます。
自分の行動の正当化みたいに思われますが、何事も頑張るエネルギーを生み出すためには達成感が必要です。何か良いことがあったと思えることで、恋愛や婚活をする原動力にもなります。あきらめない気持ちを維持できるのが、このパワースポットです。
神頼みと自分の頑張りの相乗効果を期待しましょう
やる気を生み出すためのきっかけづくり
東京大神宮に参拝したから100%うまくいくとは、さすがにないと思いますが、本来願掛けやパワースポット訪問は、何かを行うための精神的なきっかけを作るためのものです。常にパワーストーンを持ち歩いていると、それだけでなんだか良い効果があると思えますよね。
そうした前向きな気持ちを生み出す意味も、聖地巡礼は効果があるのです。これは気持ちの問題だけでなく、脳がそうしたエネルギーを出すと科学的に証明されています。それが神様の力なのかどうかは個人の捉え方ですが、少なくとも行かないよりも行ったほうが、色々な面で「ご縁」に近づくことが可能になると言えます。
東京大神宮に行ってみる、という「一歩」が婚活を行うためのスイッチになるとも言え、是非とも近くに住んでいる人は、踏み出してみましょう。