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雇用形態によって変わる医者のライフスタイルと年収

雇用形態によって変わる医者のライフスタイルと年収

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婚活コラム

婚活で人気の医者の実態を解説

なかなか分からない医者のライフスタイルと年収

現役の医師として働いている方に、まりおねっとが直接インタビューを行いました。今回お聞きしたテーマは、スバリ、医者のライフスタイルと年収。

フリーランスや常勤医として就業していた経験のある医師とのインタビューから分かった医者のライフスタイルとはどんなものでしょうか?

そんな婚活では大人気の職業でありながら、ちょっとなじみの薄い(かもしれない)医者の世界を解説していきたいと思います。

医者のライフスタイルと年収を詳しく解説

1)常勤医?非常勤医?スポット勤務?

Sapporo City General Hospital.
Sapporo City General Hospital. / MIKI Yoshihito (´・ω・)

医者といっても雇用形態は幾つか種類がありますので、まずはそれぞれの違いについて簡単に解説しましょう。

『常勤医』

常勤医とはいわゆる一つの場所でフルタイム勤務をする医者のことです。企業の正社員に近いイメージかも知れません。

フルタイムですがほとんどの医院にて一日研究日というお休みを貰えるので、週4日勤務の場合がほとんどです。また、当直(夜間勤務のこと)を課せられるのも一般的には常勤医です。

『非常勤医』

非常勤医とはいわゆるアルバイトの医師のことです。コンビニのアルバイトのように決まった曜日、決まった時間で就業する働き方のことです。

平日でも土日でも関係なく働くことが出来、時間に関しても契約できっちりと決まっているので時間の余裕は作りやすいのが特徴です。

『スポット勤務』

スポット勤務とはいわゆる日雇いのお仕事のことです。健康診断や急な人員の不足に対応するためのヘルプなど一日か二日で完結します。

働きたい時に働けるため、常勤医が休みの際にこの方法で働くこともままあります。

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1)常勤医ののライフスタイル

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120719-O-ZZ999-002.jpg / Commander, U.S. 7th Fleet

常勤医としての勤務は非常に多忙で激務なものです。残業は断ることは出来ず、家に帰ったあと急な呼び出しが入ることもあります。

また、当直という夜間勤務を課せられる場合もあり、その場合は通常の勤務から連続して夜間の勤務に入ります。

そういった都合上、24時間拘束されることもままありますし終電を逃すことはしょっちゅうです。また、急な呼び出しに対応することが常に頭の中にあるため帰宅しても心底リラックスをすることが非常に難しい就業方法になっています。

また診療科によって差はありますが収入面は800万~1500万円/年ほど。確かに高水準ではありますが、前述のような激務を考えると本当に適切な給与であるかは疑問が残ります。

しかし、その分社内的地位や福利厚生などは最も充実しています。社会保険や厚生年金への加入、退職金、夏季休暇や年末年始休暇。そういったものが最も充実しています。

また急に雇用を切られるということはありません。

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2)非常勤医のライフスタイル

Sapporo City General Hospital.
Sapporo City General Hospital. / MIKI Yoshihito (´・ω・)

非常勤医の場合、働く日数を自分の医師で決められるため時間に余裕が生まれやすくなります。

また契約で就業時間についてもキッチリと決まっており、残業することになったとしても適切な残業代を頂けます。事前に契約で決めてない限りは、当直や夜間勤務、呼び出しもありません。

収入は診療科によって差がありますが8~12万円/日ほど。

仮に非常勤医として週5勤務するとして年収換算すると1920~2880万円くらいになります。

・・・そうなんです、実は非常勤医の方が給与水準自体は常勤医よりもいいんです。

しかしその分、社会保険料は自分で全額払う必要がありますし、国民年金なので将来への貯蓄、投資というのも必要になってきます。もちろん、非常勤として雇って頂いている病院に常勤医が入った場合、雇用契約が終了する可能性もあります。雇用の安定性は常勤医より劣ります。

3)スポット勤務のライフスタイル

Nutrition in the 1,000 Days
Nutrition in the 1,000 Days / Bread for the World

スポット勤務だけで働く医師というのは実はあまりいません。

基本的には急な人員が不足した場合と、健康診断など決まったタイミングで人材が必要になる場合に発生するものなので急な募集になることが多く、問い合わせをした段階ですでに決まっているということがほとんどです。

収入としては8~10万/日ほどになることが多く、やはり休みの日に働きたい常勤医、非常勤医が副業的に勤務することが多いようです。

まとめ

雇用形態によって違う医者のライフスタイル

謎に包まれた医者の雇用形態とライフスタイルを解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?

医者と結婚したい!という方であれば、最低限これぐらいの知識は持っておきたいものです。

  • 常勤医:一般的な会社の正社員のようなもの
    給与は800-1500万/年ほどであるが、福利厚生・社会保障などが充実している。時間的・体力的に非常に激務。
  • 非常勤医:一般的なアルバイトのようなもの
    ただし医者の世界だと常勤医に比べ平均年収自体は高くなる傾向があり、仮に週5日就業すると1920~2880万円ほど。時間的な余裕も作りやすいが、福利厚生はなく社会保障も薄い。
  • スポット勤務:一般的な日雇いの仕事のようなもの
    スポットだけで勤務する医者は少なく、合間の休みに+αの収入を求めて勤務する人がほとんど。収入は8~10万円/日ほどになる。

常勤医、非常勤医ともにそれぞれ独自の悩みやストレスがあるので一概にどの就業方法が良いとは言えません。

婚活していて医者と出会うことがあれば、ここで読んだことを頭の片隅において話をしてみてください。ちょっと見えづらい医者の世界の理解の一助になれば幸いです。

おまけ:開業医の場合

開業医の場合、ライフスタイルや収入は本当に多種多様です。

週3ほどしか院を開けない医院もありますし、週6で開いている医院もあります。また、年収も億を稼ぐ人もいますし、2000万円ほどという人もいます。

新規で医院を開業するとなると金融機関からの融資も必要になり、ローン返済をしていく必要があります。親から受け継いだものなのか?それとも新しく立ち上げたのか?そういったところがポイントになるのではないでしょうか。