男性独身率が上がっているからといって、昔の男性と比べて今の男性が劣っている、魅力に欠けているというわけではありません。
どの時代であっても色々なタイプの人間は存在しています。
しかし、以前だとお見合いや近所の人の紹介などで結婚できていたパターンが多く、以下で挙げるような特徴がある人であっても結婚に至っていました。
ところがそういうことをお世話する人が減っていて、お見合い結婚への価値観も変化しているので、自力で探さなければならず、結局競争に敗れてしまい、結婚できていません。
決して人間的に価値が劣っているというわけではなく、今の婚活市場では評価されないということであると認識していただき、少しでも結婚できるように努力していただければと思います。
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独身男性は全体の約28%
2020年の国勢調査によると、50歳時点での男性の生涯未婚率は28.3%、女性は17.8%となっています。
これは、現代社会において独身で生活する男性が一定の割合を占めていることを示しています。
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独身男性の17の特徴
独身男性にはいくつかの共通する特徴があります。
女性との交流の少なさ、理想的な結婚への憧れ、高い条件を求める傾向、恋愛に対する消極的な態度、仕事への集中、一人での活動を好む傾向などが挙げられます。
1.消極的な性格
女性に対して消極的な態度を取っていると、なかなか振り向いてもらえません。積極的にアタックしすぎても嫌われてしまいますし、度が過ぎるとそれこそストーカーみたいになってしまいます。
その加減が難しいのは事実ですが、女性と仲良くなれる男性はそうした機微が上手な傾向にあります。すぐにそれをマスターするのは難しいですが、一歩踏み出して会話をしてみるなど努力を始めてみると良いと思います。
2.自分に自信がない
自己肯定感が低いと「自分は女性と付き合えないのではないか、こんな自分を評価してくれる女性はいないのではないか」と恋愛に対してさらに奥手になってしまいます。
恋愛経験がない→自信がない→アプローチできない→さらに恋愛経験ができない・・・の繰り返しになってしまいます。20歳位で恋愛経験がないケースと30歳で恋愛経験がないケースでは、やはり、後者の方がより自分に自信がないケースが多いですよね。この悪循環をどこかで絶たないといつまでたっても前に進めません。
恋愛以外の面でも良いので自信を持てるようなステータスを得られると、それが頼もしく見えるのですが、可能ならばそちらの方面の取り組みも行ってみましょう。
3.プライドが高い、自慢をしてしまう
逆にプライドが高すぎるもの問題です。ではどうすれば良いのか!と思うかもしれません。自慢ばっかりの男性を女性は敬遠する傾向にあります。
さりげなく長所をアピールすることと、上から目線で自分が凄いということは同じではありません。やはり、そのさじ加減が難しく、それを避けようとすると何もアピールできず、自分に自信がない、消極的であるという上で述べた特徴になってしまいます。
プライドを砕かれてしまうと一気に自信喪失にもつながり、これらのバランスを上手にとっていくことが大切です。本当に長所としてアピールできるものなのか、単に自慢するに過ぎない ことなのか、よく振り返って考えてみましょう。
4.自己中心的な性格
他人への思いやりが欠けていると、やはり結婚に至ることは難しいと言わざるを得ません。結婚生活では相手と協調して生きていくことになります。譲るべきところは譲り、相手を立てるときは立て、意見を尊重し受け入れる、そのような姿勢に欠けていると判断されると、結婚をOKしてくれる女性がいなくなってしまいます。
彼女はいても結婚できない男性はこのパターンが多いようです。自己中を治すのは一朝一夕にはできないかもしれませんが、意識して他人の意見を聞く姿勢を身に着けるよう心がけましょう。
5.結婚や家庭に無頓着
結婚したい、家庭を持ちたいという意識が薄ければやはりそれが見抜かれてしまいます。もちろん、結婚する・しないは個人の価値観の問題ですが、気づいたときに慌てて結婚したい、どうすればいい!と焦っても仕方ありません。
彼女がいる・いないに関わらず、常日頃から結婚や家庭というものに漠然としてでもいいので意識を向けているほうがいざとなったとき、いや、いざとならないように行動できると思います。心の準備をあらかじめしておくということが大切です。
6.第一印象を気にしない
異性が「この人いいかも?」と思うのはあってから20秒~30秒の印象だと言われています。服装に無頓着でダサく、ぼさぼさの髪の毛、こういった自分が他人に与える印象に対して考えていないと、例えパーティなどに行っても相手に見抜かれてしまいます。
その時ばかりおしゃれしたつもりでも、常日頃から意識していないとどうしても無理が出てしまい、それが第一印象としてネガティブに伝わってしまいます。その辺りは日ごろの努力だと思います。
7.弱みを見せない
自分の弱点をさらけ出す必要はありませんが、ずっと虚勢を張っていても結婚には至らないことがあります。お互いに支え合うのが結婚の良いところです。時には自分の弱いところ、悩みなどを打ち明けたほうが、相手も「自分を必要としているんだ!」と思って、あなたへのいたわりの気持ちが湧き上がってくることでしょう。
もとろん最初から「自分はこんなにダメな人間ですよ」という必要はありません。仲良くなるにつれて徐々に自分の弱さを見せていくことで、相手の距離を近づけていくことができます。完璧超人を好きになる人はそんなにいないんですよ。
8.親への依存が強い
マザコンが嫌われるのは今に始まったことではありませんが、母親に限定せずあまりに親への依存が強いとやはり女性は離れて行ってしまいます。しっかりとした成人なのに「これは親と相談して決める」「親がこう言ったのでできない」など自立して行動できず、親にコントロールされている印象を与えるのは良くありません。
これはご自身だけの問題ではない場合もあり、親のほうが過干渉過ぎてそれから逃げられないケースもあります。親と適切な距離感を持つことで、1人の成人として評価され結婚へつながります。
9.独立して生活していない
上とも関連していますが、30歳を過ぎても実家暮らしという人はいませんか?もちろん1人暮らしはお金がかかりますし、結婚資金を溜めるためにこうしていることもあるかもしれません。
しかし、女性の場合はまだ良いのですが、男性の場合学生時代から1回も一人暮らしをしたことがないと、生活力がないと判断されてしまいがちです、「箱入り娘」を評価する人がいても「箱入り息子」はあまり評価されないのですね。
一人暮らしをしてみると、色々と分かることがあり生活力の面でプラスになると思います。それを女性が評価してくれるのだと思います。
10.女性慣れしていない
多くの独身男性は女性との交流が限られており、女性慣れしていないことがあります。
これは社交的な場に出る機会が少ない、または積極的に交流を求めないために起こります。
11.いつか結婚する理想ばかり考えている
独身男性の中には、結婚に対して理想的なイメージを持ちながら、現実の行動に移さない人もいます。
理想と現実のギャップに悩むことが多く、これが結婚への一歩を踏み出せない原因になることがあります。
12.結婚相手に求める条件が高すぎる
結婚相手に対する条件が高すぎるために、なかなか適切なパートナーを見つけられない独身男性もいます。
現実的でない高い条件は、婚活を難しくする一因となります。
13.恋愛が苦手な草食系
恋愛に消極的な「草食系」の独身男性も増えています。
恋愛に対する関心が低く、自分から積極的にアプローチをしないことが特徴です。
14.仕事に没頭している
仕事に没頭することで、恋愛や結婚から意識を遠ざける独身男性もいます。
キャリアを優先することで、私生活の充実が犠牲になることがあります。
15.他人と関わるよりも一人で楽しむ方が好き
社交的な活動よりも一人で過ごすことを好む独身男性が多くいます。
一人での時間を楽しむことで、他人との深い関係を築く機会が少なくなることがあります。
16.個人でできる趣味をしている
独身男性はしばしば、個人で楽しめる趣味を持っています。
これは彼らが社交的な趣味よりも個人的な活動を好む傾向があるためです。
17.自分だけで何でもできる
独身男性の中には、自分一人で生活のすべてをこなす能力がある人もいます。
これは自立心が強いが、同時に他人との協力や共同生活への適応が難しいことを示している場合があります。
独身のままでいいのか考えてみましょう
結婚する・しないは個人の自由です。
でも、もし結婚したいのにうまくいかない、相手が見つからないのであればもう1回、ご自身の性格や行動を振り返ってみましょう。
結婚している男性であっても、上の特徴に全く当てはまらないという人はあまりいないと思います。
どれだけ独身になりがちかというチェックポイントとして考えていただければと思います。
独身のままでいいのかどうか、そのことも合わせて考えられるようになると思います。