「結婚したい!」も「離婚したい!」も自宅で過ごす時間が増えたから
ギリギリ関係を維持していた夫婦は離婚へ
コロナの影響によって、ほとんどの人達が自宅で過ごす時間が増えました。自宅で、1人で過ごすことが増えた独身の方は「寂しい」と感じたり「誰かと話したい」と感じたり……結婚への熱が高まった方も多いと思います。
一方、すでに家庭を持っている方の中には、今回のコロナ騒動中に離婚熱が高まった方も大勢います。だから「コロナ離婚」なんて言葉が生まれたのでしょう。今までお互いがあまり顔を合わせないことでギリギリ維持できていた関係が、維持できなくなったのでしょうね。
コロナは結婚のきっかけにも、離婚のきっかけにもなりました。
結婚を強く望むようになったのは、主に女性
さて、この記事は結婚したい女性に向けて書いているわけですが、みなさんに1つ覚えておいて欲しいことがあります。
それは、結婚熱が高まっているのは主に女性ばかりであること。女性のみなさんほど、男性陣の結婚熱は高まっていません。先程「寂しいから結婚したい」「話し相手が欲しいから結婚したい」と書きましたが、それは主に女性の感情です。
男性陣はむしろ、収入面への不安から結婚への意欲が削がれてしまった方も大勢います。
「職を失うかもしれない」とか「収入が減るかも知れない」と考えてしまい、結婚に二の足を踏んでいる男性が増えていることを知っておいてください。
経済力や安定が武器だった男性が武器を失くしてしまったら、戦場には行かなくなる……つまりはそういうことです。
婚活市場はもともと男性優位
結婚相談所に登録している男女比は、もともと4:6程度。男性の数が足りていないため、どうしても女性側が苦戦しがちでした。
その上で女性側だけの結婚意識が高まっていると考えたら、今後はこれまで以上に女性側が苦戦するのは明らかです。
だから、自分を変えずに婚活しても成果は出にくいでしょう。ある程度は自分を変える意識を持って婚活に挑むことが大切です。
男性が「この女性と結婚したい」と考える5つの条件
もちろん、こんな状況でも多くの男性から結婚を望まれる女性もいます。「どうせ、若い子でしょ?」「どうせ美人さんでしょ?」なんて声が聞こえてきそうですね。たしかに若さや美貌も男性が女性を選ぶ基準の1つでしょう。
しかし、自分への自信を失いつつある男性が多い中、「若けりゃ誰でもいい」とか「美人なら性格は不問」なんて男は、やはり稀。さすがにそこまで馬鹿ではありません。もっと現実的に女性の内面を見ようとしています。
では、どんな内面の女性が結婚相手として選ばれるのか?
男性から結婚を望まれる女性の特徴を5つにまとめたので、ご覧ください。
経済的に男性依存していない
「男性の経済力が危うい」という話をしましたが、そう感じているのは女性よりもむしろ男性自身。婚活継続中の男性も、ほとんどが自分の経済力を危ういものと考えています。
だから「専業主婦が絶対条件!」なんて言っている腰掛女性は、真っ先に弾かれるでしょう。
もちろん「男性に養ってもらうことが最大の結婚目的」という女性もいるのはわかっています。
それでも「週に2回くらいならパートに行っても良い」くらいの歩み寄りは必要でしょうね。実際にパートに行くかどうかは置いておいて、言葉や態度で「私は絶対に働きません」とアピールする女性は、正直ではあっても賢いとは言えません。
対策方法
たとえ働く気がまったくなかったとしても、専業主婦アピール・働きたくないアピールはしない。
一緒にいて疲れない
婚活市場では「居心地の良さ」という言葉がよく使われます。仲人さんも会員の方に「一緒にいて居心地が良い人を選びなさい」とアドバイスすることも多いようです。
ただし、居心地の良さがわかるのは、一緒に過ごすようになって随分経ってからのケースがほとんど。だから、婚活では最低限として「一緒にいて疲れない人」が選ばれます。
女性の皆さんも「この人と話していると疲れる」と男性に感じることは多々ありますよね。すると「この人との結婚は無理」と考えます。だったら、自分もそう思われない意識を持つべきです。
「疲れるな」とお互いに思ってしまう原因の1つは、長時間一緒にいるから。出会った当初は、短時間のデートを繰り返したほうが進展しやすいです。
対策方法
出会った当初は、長時間デートを避けること。
人間関係がある程度充実している
相手を疲れさせてしまう人には特徴があります。それは、あまり人間関係が充実していないこと。もっとわかりやすく言うと、話し相手があまりいない人です。
女性は話すことでストレスを解消しています。たとえ中身のない話であっても、自分が話をするだけで一定の欲求は満たされるんですよ。
この感情は、男性陣からは理解されにくいかもしれません。それでも一定数の男性は、ある程度は女性の期待に応えてくれるでしょう。
しかし、その女性に他の話し相手がいないと、全ての会話相手を1人の男性が引き受けることになってしまいますよね……正直、これがきついんです。中身のない話を長々と聞かされてしまう男性が、疲れを感じてしまいます。結局のところ、精神的な依存も過度だとやはり男性からは選ばれません。
対策方法
親や兄弟、仲人でも良いので、恋愛相手以外に会話できる相手を確保しておくこと。
怒りポイントが低くない
すぐに怒る男性を、結婚相手としてどう思いますか?「嫌だ」と感じる女性がほとんどだと思います。だったら、女性側もすぐに怒るべきではありませんよね。
でも、実際には怒りのポイントが低く、ちょっとでも自分の価値観と違うものを目にしてしまうと、怒りをあらわにする女性が少なくありません。残念ながらそういう女性は、あまり男性から結婚相手としては選ばれないものです。
対策方法
自分なりの「気持ちをリセットさせる方法」を身につけること。怒りを長時間継続させない意識を持つこと。
友人としても接しやすい
夢のない話に聞こえるかもしれませんが、いざ結婚をしても夫婦がラブラブな時期はそう長く続きません。結婚生活を維持できている夫婦のほとんどが、途中から友人のような関係になります。
だから、恋愛の相性以上に友人としての相性が大事です。
- 穏やかな性格で接しやすい
- 共通の趣味や話題が豊富
- 笑顔が多い
このような女性なら、たとえ恋愛感情がなくても男性は「一緒にいたい」と思います。「夫婦も最終的には友人のようになる」と気づいている男性が、最優先する結婚相手への条件かもしれません。
対策方法
なるべく多くのものに興味を持つこと。「楽しい」と感じられる時間を意識的に増やすこと。
コロナの影響から内面重視の傾向は強まっている
自立している女性が選ばれます
自宅にいる時間が増えたことで、自分の生活や結婚への意識が変わった人が大勢います。男性が結婚したい女性に求める条件も、大きく変わったと考えたほうが良いでしょう。
正直、内面を変えるのは外見を変えるよりも難しいです。
でも、変える意識がある方は、絶対に変われます。正直、変わるきっかけは何でも良いのですが、この記事がそのきっかけになれば幸いです。「変わりたい」と思えた方は、ここで述べた「対策方法」を意識してみてください。