婚活漫画 第10話・完結編
婚活11か月目に気持ちで消耗しない家族の形にたどり着く
一方、毎週会っていた星野くんとは、現実的な話し合いが進んでいました。
子供は何人欲しいか?といった話題からもっと突っ込んだ話まで。
そんな話の折に「あ、僕、夜の生活嫌いなんで子供もできれば人工授精でお願いしたい、寝室も別で」と言われる。
つい先日、結婚相談所でお見合いした男性とは生理的にできない、ヒロくんとも多分Hまでいかない、というめんどくささに直面していたこともあり、また、大失恋とか離婚とかいろんなめんどくさい痴情のもつれって多分Hが絡むから起こるんだろう、と思っていたこともあり、この申し出は私にとっては願ったり叶ったりだった。
しんどい感情で熱情溢れる恋だの愛だのといった面倒なものにエネルギーを費やすより、家族の役割を果たす相手と一緒に家族としての愛情を育んでいけばいいじゃないか!ということで、二人のニーズは見事に合致し、交渉はクローズへ。
11ヶ月に及ぶ婚活劇はこうして幕を閉じたのでした。
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