恋愛したいのに、自分でブレーキをかけてしまうのはなぜ?
男性や恋愛を怖がる気持ちを振り払いたい
恋愛に臆病になってしまっている女性は、大きく2つのタイプに分けられます。恋愛にまつわる未知の感情を恐れているタイプと、過去の経験から男性や恋愛に対し不信を持ってしまっているタイプです。
恋愛しないと幸せになれないわけではないけれど、いい恋はやはり人生を豊かにしてくれるもの。恋愛に臆病になってしまった女性が自然体で男性と向き合い、素敵な恋愛を手に入れるための方法をご紹介します。
自分を変えたいと思う気持ちがあれば、新しい世界が開ける
方法1 「恋愛したい!」という気持ちに気づこう
もしあなたが愛にきっぱり見切りをつけているなら、このページを開くことはないはずです。生きていく上で、恋愛や結婚は必ずしも必須のものではありません。
それでも恋に臆病な自分をどうにかしたいと思うのは、恋愛したいという気持ちをあなたが心の奥底に強く秘めていることを表わしています。
恋愛に臆病な女性の中には、「恋愛しなくたって楽しいことはたくさんあるし~」「ヘンな男にひっかかるより一人でいたほうが全然マシ」などと強がってみせる人もいます。
恋に落ちることを恥や弱みであるかのように考えていると、自分の中の恋愛への憧れを肯定することができません。早めに対処しないと、歳を重ねるにつれ、どんどんこじらせていくおそれがあります。
「好きな人がほしい!」という自分の気持ちに目を背け続ける限り、一歩を踏み出すことはできません。臆病さを克服したいあなたがまずすべきなのは、恋愛への憧れを素直に認めることです。
方法2「臆病なのは傷つくのが怖いから」と認めよう
恋愛に臆病になってしまう理由は、実は「自分を否定されてしまったときに、傷つくのが怖いから」の一言に尽きます。
妄想恋愛なら決して自分が傷つくことはありませんが、生身の男性を相手に現実の恋愛をするなかでは、自分が傷つけられたり相手を傷つけたりする局面も出てきます。それが恋愛というものです。
確かに、恋愛と無縁であれば無傷のままでいられるでしょう。しかし、傷つくことを恐れて消極的に生きてきた人と、時に傷つけられながらも自分に正直に生きてきた人では、どちらが人間として魅力的でしょうか?
傷つけられ涙を流したとしても、その涙が乾いたとき、そこにはより強くより美しくなったあなたがいます。恋愛の傷跡は女をさらに美しくするのです。そう思えれば、恋愛が怖くなくなるのではないでしょうか。
方法3 人を信じる勇気を持とう
過去に辛い失恋を経験した人は、男性や恋愛に対し強い不信感を持っていることがあります。一種のトラウマと言ってよいでしょう。不信感を抱いていると、あなたに好意を持った男性が近づいてきても受け入れることができません。
「どうせ本気じゃないに決まっている」などと疑ってかかっていては、恋が始まらないのは明らかですね。あなたが心をシャットアウトしている限り、誰も入ってこられないということに気づいてください。
なるべく大勢の人と接し人を見る目を養っていくことは、いい恋をするためにとても大事なことです。人を信じることは、知性であるとともに勇気でもあるのです。
「この人は確かに本当の気持ちを言ってくれている」と思える人に出会えたら、相手を信じて思い切って飛び込んでみませんか?
方法4 価値観の相違をおそれず、楽しんじゃおう
世の中には様々な人がいます。まったく異なる環境で育ってきた人間同士であれば、価値観が異なるのは当たり前のことです。
今まで常識だと思ってきたことが通じない相手もいれば、あなたの想像も及ばないような経験をしてきた人、世間の常識とはかけ離れた価値観を持っている人もいます。男性と女性では、価値観の相違はいっそう顕著になるでしょう。
価値観が異なる人と接すれば、うまくいかないことも出てきます。そこを楽しめるかどうかが、恋愛上手と恋愛下手を分ける境界線と言ってよいでしょう。自分と異なる価値観の持ち主と関係を結ぶことは、あなたの世界を大きく広げてくれます。
恋愛に臆病でいることの最大の問題点は、恋人ができないということではなく、自分の小さな世界に閉じこもりがちになってしまうことです。臆病を脱するには、自分と相手の違いを見つけて、楽しんでしまうくらいの気持ちを持つことが大切ですよ。
方法5素直な心を取り戻そう
恋愛に臆病な女性は総じて、「惚れたら負け」という意識を持っています。彼女たちにとって、相手へ恋心を伝えること=弱みを握られることであり、好きという気持ちを利用されてもてあそばれることを極端に恐れています。惚れたことを認めたくないという妙なプライドと男性不信が入り交じり、このような心理状態を生み出してしまっているのです。
男性と自然に向き合えるようになるためには、このようなゆがんだ認識を正さなくてはなりません。まずは、勝ち負けという意識を捨てましょう。
「この人と一緒にいると楽しいな」、「この人のことをもっと知りたい」という心の声に耳を傾けましょう。一緒にいて楽しいと思える相手なら、また会えるようにしましょう。自分の心に素直になるとはそういうことです。
方法6 「自分は彼の愛にふさわしい」という自信を持とう
素敵な男性に好意を寄せられたときに尻込みしてしまうのは、心の奥底で「こんな私が愛されるはずがない。今は好きと言ってくれても、本当の私を知ればきっと去ってしまうに違いない」と考えているからです。
セルフエスティームの感情が低い女性は、恋愛自体に臆病になったり、ダメな自分でも受け入れてくれそうなダメ男を無意識に選んでしまったりしがちです。せっかくガラスの靴が履けたのに、王子様とお城で幸せに暮らす勇気がなくて継母のもとに留まるシンデレラのようですね。
男性の愛を素直に受け入れるには、まず自分を好きになり大切にしてあげること。自分の欠点も嫌なところも含め「これが私」と価値を認め、受け入れられるようになれば、幸せな恋愛はもうすぐそこです。
方法7「好き」という気持ちを相手に贈ろう
恋愛に臆病な女性は自分の気持ちよりも、相手はどう思っているのかということばかり気にしがちです。これでは恋愛が楽しいものでなくなってしまいますね。男性があなたのことをどう判断するのかではなく、あなたがその男性をどう判断しているのかに目を向けましょう。
世の中には星の数ほど男性がいますが、いいなと思える男性に出会えることはめったにありませんよね。そう考えると、あなたの恋は天文学的な確率で生まれた奇跡だといえるのです。
恋愛は常にハッピーエンドとは限りません。せっかくの気持ちが相手に届かないこともあるでしょう。それでも、恋心は美しく貴いものであることに変わりはありません。あなたの気持ちは大切な宝物です。そっと包んで、相手に贈ってあげてくださいね。
恋愛は心を豊かにしてくれるもの
心を開けば、出会いが広がる
恋愛に臆病な女性は、恋愛初心者タイプと過去のトラウマタイプに分かれます。どちらのタイプも、恋愛で傷つくことを恐れる気持ちから一歩を踏み出せないでいるというところが共通しています。
臆病を克服するにはまず、恋愛したいという自分の正直な気持ちに素直になることです。そして勇気を出して相手を信じ、自分は愛されるにふさわしい存在だと自信を持ってください。
恋はひとつの奇跡です。自分が相手を好きと思う気持ちを大切にしてください。