もしも婚約中に婚約者に浮気をされてしまったら?
パニックになる前に取るべき行動を取ろう!
「信じられない!」誰もがきっとそう思うことでしょう。
式場の予約はもう済んでいるかも知れません。また、既に結婚指輪も購入してしまっているかもしれません。
いずれにせよ、婚約者が婚約中に浮気をしていると知ってしまったら、強いショックとパニックに襲われない女性はいないのではないでしょうか?
そこで今回は、もしもそんな悲劇にみまわられた時、どう対処するべきなのかについてご紹介したいと思います。
婚約中に浮気をされたら取るべき5つの行動とは?
1、浮気の重大さ加減をチェックしよう
Woman in the mirror / www.naciendoenholanda.com
まずは、彼の浮気がどれほどの程度のものなのか、冷静になって検証してみましょう。もちろん、浮気をされた時点で、落ち着けと言われても無理があるかも知れません。
しかしながら場合によっては、玄人さん相手であったり、彼がマリッジブルーになってしまった結果の浮気など、若干は情状酌量の余地がある場合もあるでしょう。
つまり、浮気という行為が一体どこまでを指すのかを理解しておく必要があるのです。その浮気の程度によって、婚約中の慰謝料を請求できる場合もあれば、法律上では全く罪に問われない浮気である場合もあるのです。
そのため、自分の怒り狂いたいほどの気持ちはまず抑えて、彼の浮気の程度を知るようにしましょう。
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2、浮気の証拠を集めよう!
Women At Work / FaceMePLS
もしも彼氏が良心の呵責に耐え切れずに、婚約中の浮気を告白してきたとしたらどうでしょうか?残念な話ですが、それだけ誠実な男性だという証拠ですよね。結果どうするかについては、二人で話し合いをして決めるのが良いでしょう。
しかし、もしも婚約者の浮気を友達などの第三者から聞いてしまったり、自分が勘付いてしまった場合にはどうすれば良いのでしょうか?
そのような場合には、まずは徹底的に浮気の証拠を探しましょう。写真やメール、音声テープやビデオなどがあれば、浮気の絶対的な証拠となります。
そうして証拠を前にしてから、彼と今後どうするかについての話し合いをすると良いでしょう。そうすれば、相手もしらばっくれることが出来ませんし、責任を取ってもらう場合においては貴重な証拠品となります。
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3、浮気調査を探偵に依頼してみる
Professor DR Schreiber at the Crime Scene / PhotoAtelier
もしも、どうしても彼の婚約中の浮気が許せず、慰謝料などを請求したくなるほどの怒りに駆られているのであれば、それだけ浮気の証拠をしっかり掴む必要があるでしょう。
法律上では、婚約中の浮気であっても損害賠償を問うことができるケースがあります。結婚のために女性側が仕事を退職してしまっていたり、引越しをしてしまっている場合などもそれに含まれます。
また、浮気相手に関しても、彼が婚約中だと知りながらも浮気をしていたのであれば、そちらからも慰謝料を請求することができるでしょう。しかし、確実に慰謝料を請求できる場合は、不貞行為が立証された場合となります。
つまり、ただ元カノや他の女性と食事をしたり、映画を観に行ったり、メールでのやりとりがあったというだけでは、慰謝料を請求するのは難しいと言えるのです。
そのため、彼と浮気相手が不貞行為を行っているのかどうかを、浮気調査を専門にする探偵社や興信所に依頼することを考慮すると良いかも知れません。
4、話し合いの場を設けよう
Panton Discussion 1,RP / okfn
信じていた婚約者に婚約中に浮気をされてしまった場合、冷静に話し合うのが難しいこともあるでしょう。
そのような場合においては、第三者を交えたり、双方の家族を交えての話し合いに及んだほうが賢明な時もあります。
もしも既に確実な浮気の証拠を掴んでおり、二人の関係をそのまま続けることが難しいと感じているのであれば、尚更家族も交えて今後のことを話し合ったほうが良いと言えるでしょう。
話し合いの内容としては、婚約破棄をする場合においては、式場のキャンセル料を浮気した婚約者が全額負担することや、浮気において不貞行為があった場合には慰謝料の請求など、金銭的なけじめを相手にきちんと付けてもらうようにしましょう。
5、婚約解消・婚約破棄になったら?
Whose eyes are more sad? / Aleera*
婚約パーティーに呼んだ人々や、婚約通知状や結婚式への招待状を出した人々に対して、婚約解消の通知を送る必要があるでしょう。
結婚祝いを既に受け取っていた場合には、お詫びの言葉とお祝い金と同金額の商品券などを贈ることも忘れずにしておきましょう。
どうしても精神的に辛くて、自分ではとても対応出来ないと思ってしまうかも知れませんが、浮気をした婚約者にそれらを任せても、きちんと対応をしてくれないこともあるでしょう。
そのため、お世話になった方々とこれからも良い関係を保ちたいと望むのであれば、自分で行うほうが良い場合もあります。
また、式場のキャンセルやハネムーンのキャンセル、新居の引越しキャンセルなど、次々としなければいけないことがあるに違いありません。
全て彼のせいでキャンセルされた訳ですから、彼にしてもらうのが当然ですが、万が一彼がきちんと手続きを行っていない場合に備えて、確認しておいたほうが良いこともあります。
基本的に彼の婚約中の浮気が原因で婚約解消となったなら、結納金や婚約指輪は返還する必要はありません。ですから、婚約解消後には婚約指輪は売ってしまうなど、処理をすることも必要になります。
婚約中に浮気をされたらまずは自分の気持ちに向き合おう
後悔しないためにも賢い選択を
婚約者の婚約中の浮気が発覚し、揺るがぬ証拠が出てきた場合、女性が選択すべし道は大きく二つあります。
一つ目は、婚約をなかったものにすること。そして二つ目は、許すこと。相手の婚約者の態度と女性側の心理がこの決定には大きく関係することでしょう。
浮気をされたからと言って、必ず婚約を解消しなければいけない訳ではありません。それは個人の選択の自由ですが、いずれにせよ将来後悔しない選択ができるよう、じっくり考える時間が必要になるでしょう。