婚活サイトを使うネット婚活が話題
ネットで出会う男女が増えている
婚活ブームにのって、数年前から多くの婚活サイトが登場してきました。料金も手軽で、自分のペースで婚活ができるというメリットから、婚活サイトの利用者は年々増えています。
出会い系サイトと違い、個人情報の確認やSNSとの連携をしているサイトも多く、比較的安全に使えるというのも人気のポイントです。しかし、ただでさえ婚活していることを人に知られたくないのに、ネットを使って人に会っているなんて公表している人は、まだまだ少ないようです。
あなたの周りにも実は婚活サイトを利用している友達や、実は婚活サイトで出会って結婚したという夫婦がいるかもしれませんよ。
婚活サイトを使う時の8つの注意点
1.危険な婚活サイトに注意
婚活する男女が増え、いわゆる婚活市場が大きくなったことから、世の中に多くの婚活サイトやアプリが出現しました。婚活サイトを運営している会社は多くの人が知っている有名企業から、聞いたこともないベンチャー企業までさまざまです。
中には悪意のある婚活サイトもあるため、どの婚活サイトを使うかは慎重に選びましょう。婚活サイトの口コミはあまりあてにならないので、鵜呑みしない方が賢明です。
婚活サイトを選ぶ際は運営会社を調べて、運営実績があるか、上場している大手企業かどうか調べるのがオススメです。最近では個人情報漏洩の危険もあるため、プライバシーマークを持っているかやサポート体制がしっかりしているかも要チェックなポイントです。
2.個人情報の取り扱いに注意
婚活をしていれば、どんな相手にマッチングするか分からないのは、リアルでもネットでも一緒です。むしろネットはリアルよりも参加するハードルが低いため、変な相手に遭遇する確率も高いと言えます。
実際にネット婚活からストーカー被害に会ったという人もいるため、メッセージのやり取りでどこまで個人情報を教えていいのかと悩む人も多くいます。少なくとも職場の場所や最寄り駅など、あなたの行動範囲を絞れる情報や連絡先を安易に教えてはいけません。
名前もできれば漢字でのフルネームはさけ、アルファベットやひらがなにする、もしくは上か下かどちらかだけにした方が安全です。
最近ではSNSの普及により、写真と名前が分かればある程度、行動範囲を絞れてしまうからです。ストーカーをするのは男性だけとは限りません。中には婚活に追い詰められている女性もいるので、男性でも個人情報の取り扱いには注意しましょう。
3.プロフィール詐称に注意
人によく見られたいと思うのは人間の性ですが、婚活サイトではそれが顕著に表れます。身分証明書で本人確認をしているサイトは多いため、年齢を詐称するのは難しいですが、あとは嘘をつかれたらなかなか見破るのは難しいです。
特に写真なんかは出会えば一瞬でばれるのに、出会えればなんとかなると思って修正をかけたり、数年前の写真を使う人は多くいます。
婚活サイトによっては任意で年収証明などを提出できるサイトがあり、提出している人にはマークがつくので、不安がある人はそういう婚活サイトを利用しましょう。
またプロフィールの年収と生活スタイルに乖離があるなど、違和感を感じた時は出会う前に確認してください。納得いくまでは出会わない方が賢明です。ネットで嘘をつく人間は現実でも嘘をつきます。
4.サクラに注意
婚活サイトも出会い系サイトと同じく、サクラがいる場合もいます。最近は女性向けのサクラもいるので、女性も注意しましょう。対策としては身分証明書の提出を必須にしているサイトを利用しましょう。
運営会社から報酬をもらっているキャッシュバッカ―という存在は、実在もしていて見極めるのが難しいですが、頑なに会うのを拒まれる場合は潔く諦めて、次の異性との出会いに目を向けましょう。
5.既婚者に注意
婚活サイトという名前から、登録しているのが勝手に独身だけだと思っている人もいますが、そんなことはありません。現に婚活サイトで出会った既婚男性を独身だと思い込んで、遊ばれて終わるという話もあります。
特に既婚者ほど女性の扱いに慣れているため、疑わずにいるとひどい目に会います。婚活サイトでも結婚相談所のように「独身証明書」の提出を必須にしているところもありますが、提出を任意にしている方が多いです。
提出を必須にしてしまうと登録者数が増えないためです。既婚であることを隠されたら、出会うまでに見破るのは正直難しいです。しかし既婚の可能性もあると思っているだけで、出会ってから既婚者独特の特徴に気づける可能性が上がります。
6.結婚詐欺師に注意
婚活ブームにのって増えたのは婚活サイトだけではありません。婚活市場の拡大はそのまま詐欺グループの市場の拡大にも繋がります。婚活サイトはもはや、結婚詐欺師たちからしたら最高の環境とも言えます。
そして悲しいことに結婚詐欺師に出会ったら、見破る方法はほぼないと言っていいでしょう。ネットでは結婚詐欺師の特徴なんかをまとめているページもありますが、はっきり言って役に立たないと思ってください。
向こうも詐欺で生きている以上、素人に見分けられるような詐欺をするはずがありません。特に恋愛経験が少ない人は騙されやすいので、他人事だと思わないでください。
強いて解決策をあげるなら、「婚活の場で会った人間には結婚するまでお金を貸さない」と決めて婚活することです。最近では、親への挨拶をするパターンもあるので、婚姻届けが受理されるまでは安心してはいけません。
7.なんちゃって婚活に注意
婚活サイトに登録しているからと言って、みんながみんな真面目に婚活をしているとは限りません。なんとなく寂しくて試しにという人もいれば、体目的の男性だっているのです。
有料サイト、特に月額のサイトになると出現率も下がります。会っても時間と労力の無駄なので、会う前にある程度相手の本気度も確認しましょう。
8.初めてのデートに注意
婚活サイトで初めてのデートが成立すれば嬉しいものですが、実際に会う時も注意しましょう。人目のないところは避ける、お酒は飲まないというのは鉄板です。
最初のデートの理想は日中のカフェで1時間です。仮に相手が条件に合わなくても、時間の無駄を最小限に抑えることができます。タイプだった場合も、もうちょっと話したいと思えるくらいで別れた方が、次に繋がりやすいのです。
【まとめ】婚活サイトは注意して使えば出会えるサービス
使い方に気をつけてネット婚活を始めてみよう
ネット婚活を始める人は増えていますが、いやな思いをして婚活のやる気をなくしてしまう人もいます。
ネットでの出会いは便利な面もたくさんありますが、一歩使い方を間違えると、危険もはらんでいるということは頭に入れておきましょう。できればネット婚活だけに頼らず、メリットデメリットを考えて、いくつかの手段を組み合わせて利用するのが賢明と言えます。