女性はみんな「年上でもOK」は間違い!
女性が希望するのは「同い年」や、男性が年上でもせいぜい5歳が限度です
「年の差カップル」は当たり前にいますし、親子ほど年が離れている夫婦も珍しくありません。現に私の両親も、私の妻の両親も8歳~9歳父の方が年上の年の差カップルです。母も義母も21歳~22歳で結婚していますから、34歳を超えても20代の妻をもらうことは容易なのでは?と思うかもしれません。
しかし現実は甘くないようです。
- 恋愛結婚ではない
- 家と家とのお見合いではない
このような条件の下、つまり「民間婚活サービス」で若い妻をもらうというのは容易いことではないみたいです。
年の差が何歳までOK?
大手結婚相談所の「パートナーエージェント」では、結婚相手との「年の差が何歳までOK」かアンケートを実施しました。それによると、
- 男性は年下、女性は年上を希望する傾向にあるが、それでも許容する年の差はせいぜい5歳差までである
- 女性の場合「5歳年上までOK」が多数(31.4%)
- 5歳以上の年の差婚を希望する人は5歳までと比較してグッと減る
- 「相手が10歳以上年上婚」を許容する女性は13%~14%
- 「相手が10歳以上年下婚」を許容する男性は「35~39歳」で29.1%、「40~44歳」に至っては50.9%
という結果になっています。つまり、男性は何歳になっても若い女性がいいと思う人が多いのに対して、それを許容する女性は絶対的に少ない、ということです。高齢男性の「10歳以上年下がいい」という割合が大きいのですが、その年齢の独身者の絶対数が少ないわけで、全体の結果に及ぼす影響は少ないんです。
「婚活あるある」で、結婚相談所に入会した25歳くらいの女性に男性から申し込みが殺到して、40代や50代のハゲのおっさんが身の程を顧みずに群がるというのは事実です(なぜなら30代前半だった妻にもそういう人から申し込みが多数あったとのこと)。
「20代女性と結婚したいと思っている独身男性が結婚できずに独身のまま年を重ねて、『身の程を知らず』に若い女性にこだわりさらに売れ残る」という負のループになっています。
34歳の独身男性が20代女性と結婚できるのか?
データでは34歳限界説を示します
上で挙げたデータを見ても、女性が希望する結婚相手の年齢は年下~同い年~5歳上がかなりの割合を占めます。10歳以上年上はいて1割、その中でも「(女性が)20代で結婚願望があり10歳以上年上も許容する」人というのは相当限定されてしまいます。
35歳の女性が45歳の男性でもいいから結婚したいと言うのと、24歳の女性が34歳の男性と結婚してもいいと思っている割合を比較したら前者の方が多いでしょう。選択肢が多く、必ずしも結婚前提のお付き合いをしなくてもいい20代前半の女性が、婚活市場にいる30代後半の男性を選ぶ意味がないです。
20代の若くてきれいな女性はあえて婚活しなくても、恋愛市場でイケメンリア充が寄ってくるはずで、その中には30代や40代の独身男性もいるでしょう。すべての選択肢は彼女たちにあり、同じ世代の男性と付き合う人もいれば、「パパ」感覚で年上の彼氏を持つ人もいるでしょう。
でも「婚活市場」ではそうはいきません。そもそも婚活市場では男女とも20代は数%です。数%の20代女性にあらゆる年代の男性が申し込むわけで、その倍率はすさまじいことになります。「年上は5歳まで」という女性が多数派なのですから、「29歳女性ねらい」であったとしても、まともに戦えるのは34歳だということになります。
つまり、20代女性と結婚するために婚活を始めるのであれば34歳が限界。婚活開始ですぐに相手が見つかるわけでもありませんから、34歳でも遅いくらいで30代前半、20代でもいいくらいです。年齢が高いのは不利益にしか働かず、「年上の包容力」なんて女性はあまり必要としていません。
アラフォーで20代女性と結婚できるのは「ただしイケメン、金持ちに限る」
「でも可能性はゼロじゃないんでしょう?」
しかし上の表をご覧ください。独身の男性は類は友を呼び周りも彼女のいない独身男性であることが多く危機感があまりありません。しかし、世間では30歳から34歳ぐらいの間で独身が減り結婚する人の方が多くなります。
少数派は「なんであの年で独身なんだろうね」という独身である理由を疑われるのですよ!本人の前では言わないかもしれませんし、本人にだって独身の理由なんて思い当たらないかもしれませんが、35歳ぐらいから結婚する気配もない男は「なんかある」と思われます。
もちろん、何歳になっても20代女性と結婚できる可能性はあります。「この年まで独身でしたがこんなもったいない人と結婚できました!」という男性がいるのも事実で、芸能人やマンガ家などが40歳過ぎて20歳くらいのアイドルと結婚という例もあります。
でも、それは彼らの仕事が特別であり、普通ではない出会いがあり、普通ではない年収があるからです。一般人と結婚してみたい女性というのはいます。でも平均的サラリーマンが自由恋愛ではなく、婚活で20代女性と結婚するためには、「すごくイケメン」「めちゃくちゃ高年収」「貯金、貯蓄、不動産がある」「誰もやっていない趣味がある」など非凡な要素と運が必要になります。
皆さんの中で「余人をもって代えがたい」要素があれば、それを売りにして、婚活で得点を稼ぎ、20代女性と結婚できるかもしれません。しかし、凡人ならば「運」に身を任せるしかなく(可能性はゼロではないわけですから)、それは非効率で分が悪いです。これを読んでいる賢い方は分かるでしょう。
年齢を重ねてどんどん結婚できること自体難しくなっていきます。
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婚活パーティーに出て現実を知るのも必要
「大体、松田(筆者)はモテない男でダサいんだからそんな男の言うことは当てにならない」
と思われる方もいるでしょう。ならば、全年齢対象で100人規模の婚活パーティーに是非出てみてください(30代限定とかだと20代と出会えませんし、上限35歳とかだと多くの女性が33~34歳です。だから全年齢で参加者が多いパーティーです)。
そこで年齢がハンディになる現実を知るはずです。プロフィールカードを渡すと女性がまず見るのが年収と年齢です。そこに40歳などと書いてあれば…、露骨にやる気がない態度になります。ガツガツしているアラフォーよりも、20代の草食系男子の方がはるかに人気があるはずです。一定の年齢まで独身のままで結婚できていない事実は、女性にとってみてば「地雷要素」です。下手するとアラフォーならバツイチのほうがモテます。
理屈云々ではなく、まず婚活の現実を体験して、どうすべきか考えましょう。それが嫌なら恋愛市場でがんばることですが結果が出なければ悲惨です。
婚活サイトはメールで親しくなる技術が必要
リアルのパーティーで厳しいならば婚活サイトという手もあります。しかし、若く見える写真を用意しそれなりのファッションで写らないと見ただけで切られます。
また、若い女性とのメッセージについていかないと話になりません。女性の方が皆さんに会話を合わせてくれるとは思わないこと。女性はネットで知り合った男性と会うことに警戒しますので安心させつつ、「この人はあってみたい!」と思う気の利いた文面でないと会いにくいでしょう。今の20代女子トークネタやメールで親しくなる技術が不可欠です(私にはよくわかりません)。
そこで盛り上がり運よく1対1で会うところまでこぎつければ、ひょっとすると20代女性と結婚することができるかもしれませんが、並行交際している可能性も常にあり、当然若い男性からのアプローチも常にあると考えてください。
34歳なら結婚相談所でのお見合いも視野に入れて
スピードにこだわるのであれば、実は一番可能性が高いのは「お見合い」です。結婚相談所、仲人型結婚相談所(IBJなど)での出会いも含みます。 実は多くの結婚相談所は男女比で女性の方が多いところが多く、男性が有利。
とはいえ結婚相談所だけで出会おうとするのはおすすめしません。婚活サイトや婚活パーティー同時に使ったほうがいいでしょう。
婚活の本気度とコストは
婚活パーティー < 婚活サイト < 結婚相談所
の順で高くなります。20代で結婚相談所に入会する女性もおりますが、結婚願望が強すぎる訳あり女性も中には(少ないですよ)おります。
- 婿養子希望で実家を継いでほしい
- 親が家柄にこだわる箱入り娘。マザコンで結婚相談所にお母さんと来ている場合も
- 「家事手伝い」、ニート、無職などどうしようもない娘を引き取ってほしい
- 病気など訳ありで男性に庇護してもらいたい
など、理由があるケースが多いです。
私は結婚相談所に入会して婚活し結婚できました。20代女性に多かったと感じたのは③のニートです。今までニートの女性なんて見たこともないでしょう。20代会員の9割はちゃんと働いている女性ですが、今まで見たこともないニート女性が数%でも存在すると目立つように感じました。
しかし、自分も同じ訳アリ物件なんだろうなと感じましたね。たまたま「まだ大丈夫だ」と思っていただけで、年齢が上がってしまっただけでいたって「普通の男」だなんて思いあがってはいけません。ボーっとしていたってそれだけダメなことなのです。誰も教えてくれないのは大人だから。
しかし、僕と違って34歳で気が付いたあなたは素晴らしいと思います。今から本気のスイッチをいれて35歳までに結婚するべく婚活スタートしましょう。
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34歳の独身男性には残された時間がない!
それでも20代女性と結婚したいのなら即行動!
20代女性と婚活で結婚するには、男性側も若さ、少なくとも四捨五入30歳である「34歳」がギリギリのラインであることがわかりました。男性も若いに越したことはなく、20代女性にこだわるならばこの瞬間から婚活をしましょう。34歳を超えて35歳以上ならば絶望的というわけではなく、年齢が加点要素にはならないということです。
相手にも選ぶ権利があります。ならば少しでも選ばれるように自分を磨き、自分の価値を知り、戦略的に動いて行くことが必要になります。なぜ20代にこだわるのか、30代でもいいじゃん、というのが私の本音ですよ~。