お見合いパーティーは本人確認できるところに
オフ会ではないことに注意してください
出会いの機会はお見合いパーティーだけではないことは皆さんご存じだと思います。
SNS上のコミュニティのオフ会などで知り合い、恋人になったという例もありますよね。あれは、別に本人確認していませんし、もっと言うと本名を明かさないまま参加するケースもありますよね。
実はこれでうまくいくケースもありますが(事前に交流していますから)、そうではなくアヤシイ勧誘をされてしまう、無理やり変なことをされてしまうというケースもあります。
ある程度お互いのことを知っていても、このように騙されてしまうのですから、全く初対面の人ばかりが集う、お見合いパーティーではもっと危険度は増します。
したがって、受付などで本人確認を行うところへ行くのは必須ですが、それだけではなく一人で行く場合は注意していただきたいことがあります。ここではそれらを5パターンに分けてみました。
お見合いパーティーに行くこと自体は出会いのチャンスを増やすためのものですので問題ありません。後は、少しの注意でしっかりした人と出会うことができます。
お見合いパーティーに女性が一人で行くときに注意する5つのこと
1.自分の個人情報を公開し過ぎない
お見合いパーティーで出会った人と連絡先を交換するのはもちろん必要です。そのまま誰とも連絡先を交換せずに帰ってきてしまったら意味がないですよね。しかし、初対面の男性にあまり自分の情報を話し過ぎるのは危険かもしれません。
具体的にはカップリングしてデート(ないしお茶)をする前には以下のような情報は伝えないほうがいいです。
- 勤務先
- 家族構成
- 住所
- 固定電話番号
ストーカー的に付きまとわれてしまうことを予防する意味もありますが、その他に怪しいビジネスの罠がある可能性は否定できません。住所や勤務先を教えてしまえば、そこまで電話がかかってくるかもしれません。
そうなると、皆さん自身の社会生活や職場環境にも影響が出てしまいます。残念ながら本人確認しているとはいえ、その本人に悪意があれば防ぐことはできません。自分の情報はパーティー時には小出しにすることに努めてください。
2.遅い時間まで1対1で会わない
カップリングした後に、そのまま連絡先だけ交換するのではなく、「少しお茶でも」「食事でも」となるケースもあるかと思います。そういうものに行くなということではありません。
私の経験からいっても、連絡先だけ交換して別れてしまうと、結局どんどんLINE/メールの頻度が減り、次のデートにつながらないまま終了してしまいます。
「鉄は熱いうちに打て」ではありませんが、その日のうちに1対1である程度話すことは大切だと考えます。しかし、終電間際まで飲んでしまうということは避けたほうが賢明です。
いきなりどこかに連れ込まれる、ということはないと思いますが(そのために本人確認しているわけですから)、そうではなく、男性側が「安い女」と判断してしまう可能性があります。
安い女=遊びの女で、結婚相手の本命彼女にはなり得ないかもしれません。お見合いパーティーの日はそこそこの時間で「またお会いしましょう」と言って余韻を残す方が賢いと思います。
3.安い、無料のパーティーは避ける
お見合いパーティーの中には参加費が500円、無料といったものがあります。中には女性は参加すると商品券がもらえるものもあり、お金をかけずに婚活ができます。
しかし、そういうパーティーは人数が揃わないから、この価格設定にしているのであり、サクラがいるとは言いませんが、女性の参加者が本気でないケースが多いのです。
一人で真剣に参加するのではなく、友人たちと「いい男がいればお茶くらいしてもいい」「ただ飯が食える、ただ酒が飲める」のように「相席居酒屋」の感覚で参加している「常連グループ」がいるようです。
男性もバカではありません。そういう女性が多いことを知っていて、要は本気の婚活ではなく、遊ぶだけの女性を探しに来ている人もいるかもしれません。ひょっとすると、既婚者や恋人がいる男性もいるかもしれません。
そうした男性にとっては、一人参加しているおとなしい女性は格好の「獲物」になります。やはり、安すぎるお見合いパーティーに一人で参加するのは注意したほうがよさそうですね。
4.派手すぎる格好は避ける
お見合いパーティーではミニスカート、派手な服装、濃いメイクなどは止めた方がいいとよく言われますよね。これは、婚活という場でこんな格好をしていたら、男性陣が引いてしまうということ、あとはTPOをわきまえない人と判断されマイナス評価になってしまうことが代表的な理由だと思います。
確かにその通りなのですが、加えて女性が一人だけそういう格好をしていると、「遊び目的」のナンパ男の餌食になってしまいます。
ああいう男性は、清楚でおとなしい女性を落としたいという気持ちで参加していますが、かといって、そういう女性はガードが堅いのも承知しています。
次善の策として「遊び人風」の派手な格好の女性に声をかけてくるかもしれません。一人で参加しているならなおさらターゲットになりやすく、そうしたリスクを避けるのが必要でしょう。
5.無理だと思ったらがんばらない
1対1形式のお見合いパーティーならば、全員と問題なく話すことができますが、立食、フリー形式のパーティーならば意識して自分を売り込んでいかないと男性と話すことはできません。
男性のほうが積極的に動かないといけないのは事実ですが、かといって女性もただ立っていればいいというわけではありません。一人でポツンと取り残されてしまうというケースがあり得ます。
一人で参加している場合、友人のフォローも期待できません。パーティー会場にいてもキツイと判断すれば、運営の人に声をかけて帰るのも1つの方法です。女性の場合、参加費はそれほど高くないと思います。
無理をして「元を取ろう」と頑張ると、かえってお見合いパーティーそのものに否定的になってしまうかもしれません。今回この中ではダメだと思えば撤退するのも1つの戦術です。
ただし、受付で「いい男性がいないから帰る」というのは絶対にやめてください。「ブラックリスト」に載ってしまう可能性もありますし、色々な人の出会いのチャンスを奪ってしまいます(自分が来たことで来られなかった女性がいることもお忘れなく)。
しっかりとしたお見合いパーティーならばリスクは低いです
一人のほうが真剣度が伝わるケースもある
残念ながら、参加者100%が「結婚したいけど恋人がいない、でも真剣に探している真面目な独身男女」というお見合いパーティーはないかもしれません。でも、グループで来ている女性よりも、一人参加している女性のほうが、男性として見れば「真剣なのかな」と思います。
数人で一緒にいると「冷やかしかな?」(サクラでなくても)と思う人もいて、男性視点から見ると一人参加のほうがポイントが高いです。
だからこそ、変な男性に引っかからないためにも、ここで述べた注意を意識してみてください。そうすれば出会いのチャンスは開けてくるのではないかと思います。