結婚願望=結婚適齢期というわけではない!
自分の結婚適齢期を把握してますか?
おそらくこの記事を読んでくださっている方の多くは、現在結婚願望を強く持っていることと思います。
しかし、結婚というものは簡単に決められるものではないと思います。たとえば仕事が今充実している人は「結婚のことなんて今は考えられない」と思うでしょうし、子供があまり好きでない人の場合も結婚適齢期も高い傾向にあるのではと思います。
そこで今回は、あなたにとって「どのくらいの時期に結婚するのがいいのか」と言う結婚適齢期について、7つの質問から考えていこうと思います。
あなたの結婚適齢期を知る7つの質問
1、現在の仕事は充実しているか?
the office in Singapore / craigemorsels
意外に思うかもしれませんが、ここで「No」と答える人の場合には、結婚は少し考え直すといいかもしれません。
理由としては、多くの場合「結婚後、多くの女性は子供が生まれたら生活費などの理由で仕事をまた始めなくてならなくなるから」です。そのような時に「けど、前の職場でうまく行かなかったし、自信ないなぁ」という苦手意識を抱えている状態だと、次の職場でもなかなかなじめなくなってしまう可能性は高くなります。
そこで、むしろ仕事に充実している人ほど「結婚して子供が生まれた後のこと」を考えると結婚適齢期であるといえるでしょう。
2、家事をやる頻度はどのくらいか?
男女平等が叫ばれて久しい昨今。正直男性の家事スキルは一昔前とは比べ物にならないほど向上しております。
しかし、それでも残業時間などは女性に比べると多く家事に割く時間が少ないのが現状です。そこで家事は女性が負担する割合がどうしても多くなってしまうもの。しかし、共働きの場合にはこのような毎日が続くと、女性は疲れきってしまうことでしょう。
そこで、普段から家事に慣れておくことで「上手に手を抜く方法」を覚えているかがカギになります。普段あまり家事をやらない方であれば「楽に家事を行う方法」を覚えるまでは結婚適齢期とは言いがたいかもしれません。
3、実家を頼る頻度はどのくらいか?
どうしても、多くの人にとって実家というのは居心地が良いものです。その為、たとえば栄養補給や生活費の援助のためなどに実家を頼る人が多いと思います。また、母親や父親に仕事の愚痴を聞いてもらうなど精神的な支えとして考えている方も多いと思います。
しかし、新しい家庭を築いてしまったらこのようなことは出来なくなります。一人だけで実家に帰るわけにはいかないですし、旦那や子供を連れて帰れば今までのような愚痴や相談は出来なくなります。その為、実家を頼る頻度が高い女性が結婚したいと思うのであれば、少しずつ甘える頻度を減らすことで結婚適齢期が低くなるかもしれません。
4、結婚後の将来ビジョンはあるのか?
よく、「結婚して家庭を築くことが目的」ではなく、単に「結婚することが目的」になっている方はいるものです。しかし、結婚後のビジョンがしっかりしていないと、結局は「思っていたのと違う」という気持ちになってしまうことでしょう。
結婚できない女性の場合には、家族との生活を「子供が小学校低学年の時期(つまり、一番可愛い時期)」くらいまでしか予測していないのではと思います。
例えば思春期や青年期、子供の独立後に自分たちの経済事情はどうなっているのか、その頃には自分や旦那、家族はどうなっているのかなどを想像していないと、うまくいかないかもしれません(特に、結婚相手の『現在の』収入しか見ていない女性は要注意です!)。
逆に、そのような将来のことまで考えているのであれば、結婚適齢期は低くても問題ないと言えるでしょう。
5、好きな人にどの程度尽くせるか?
例えば旦那が失業したとします。このような時に「こんな人と結婚するんじゃなかった」と冷たく突き放したりしてしまうような女性の場合、「精神的な癒し」を求めて旦那は浮気に走る可能性は高いといえるでしょう。他にも、子供が生まれたからといって旦那をないがしろにしたりする場合にも同じ結果になってしまいます。
言うまでもないことなのですが、男性は女性以上に「優しい人」に弱いものです。これは、女性よりも「人から褒められる機会」が少ないことが関係しているのでしょう。
その為、「妻よりも自分を大事に思ってくれる人」がいたらあっさり浮気してしまうこともあります。もしも自分が「相手に求めているばかりで、自分から尽くすことはいやだ」と思うような方だと思うのであれば、まだまだ結婚適齢期ではないといえるかもしれません。
6、恋愛にどのようなものを求めているのか?
意外と多いのが「異性には不自由しないけど、結婚できない人」というものです。これは、「恋愛」と「結婚」では相手に求めるものが全く異なるからです。
その代表的なもののひとつが「性格」でしょう。例えば異性のことをあえて冷たくあしらって「オラオラ系」の付き合い方をする人は確かに異性にもてると思います。しかし、これは単に相手に「ドキドキ感」を与えているのに過ぎません。そして、このような「ドキドキ感」は何年も相手と付き合っていると次第に冷めてしまい、最後には「なんでこの人はこんなに偉そうなのかな」という不満だけが残ってしまいます。
むしろ異性を大事にして「安心感」を与える人のほうが結婚は早まることでしょう。
逆に言えば、こちらも恋愛において「ドキドキ感」を求めているのであれば結婚適齢期ではないかもしれません。そこで、「安定感」を求めるようになったら結婚を考えるのも良いと思います。
7、貯金はどの程度か?
Saving in a piggy bank / ota_photos
もうこれは言うまでもないと思いますが、あればあるほど結婚適齢期は低くても問題ないと言えます。今の時代は雇用情勢も不安定なものです。例えば旦那が急な病気で倒れたとします。そのような時に旦那の収入や貯金だけをあてにしていた場合、あなたが想像していた家庭像は瞬時に崩壊してしまうと思います。仮に数年後に退院して元の職場で働くにせよ、それまでの貯金があることは必須です。
時代は男女平等。しかしそれは「男性に家事育児の能力を求める」と同時に「女性に生活能力を求める」という意味でもあります。もしも自分が「宵越しの金は持たない」という江戸っ子タイプであるならば、少しずつでも良いので貯金を始めると良いでしょう。
まとめ
子供が成人した後のことも考慮すべし
結婚適齢期というのは、人によって大きく異なるもの。しかし、その基準は「結婚後10年、20年たった後でも幸せに生活できる下地が整っているのか」が重要になります。
特に女性の場合には「子供がいつまでも可愛くて幼い」と思っている人も多いもの。しかし、子供が独立したり成人したりした後のことも考えておかないと、後になって生活に問題が起きてしまうことがあります。
ほかにも、子供を大事にするあまり旦那をないがしろにしてしまったり、旦那が失業したりしたときに冷たくあしらうことで家庭生活が破綻する事例も少なくありません。
その為、精神的・経済的な事情なども考えて「さまざまなリスクにどのように対処するのか」なども考えて自分の結婚適齢期を考えるようにすると上手くいくでしょう。