行動すれば結婚できるわけじゃない
人気婚活ブロガーが解説!
婚活女性にとっての短期ゴールは、いうまでもなく結婚。自身にとって納得感のある成婚を叶えるべく、仕事に取り組む傍ら、見た目も中身も磨き上げ、かつ出会いの場にも積極的に足を運ぶ彼女達の頑張り、行動力には、あっぱれの一言です。
しかしながら、彼女達の行動力が必ずしも結果に繋がっているのか、と問われると答えは否。
行動力がなく、また見た目もイマイチな婚活女性なら、出会いの場を増やす、信頼出来る友人に紹介をお願いする、メイクレッスンやヘアサロンに通う等、努力の余地がありますが、磨け上げた外見で出会いの場に出向き、たくさんの男性と出会っている、一見結婚出来そうな婚活女性がなかなか成婚に繋がらないのは何故でしょうか。
今回は、行動力はあるのに、婚活が上手くいかない女性に共通する3つのことについてお伝えします。
婚活を頑張るのに結婚できない女性にありがちなこと
1.お相手男性に求める条件が曖昧、または極端に厳しい
行動力があって出会いはたくさんあるのに次に繋がらない女性は、お相手男性に求める条件がとにかく曖昧、または極端に厳しい。
前者の女性は
「多くは求めないけど、とにかく普通の男性がいい。普通にコミュニケーションが取れて、そこそこ稼いでいて感じがいい人だったら誰でも(これ、実はとてもハイレベルな男性なのですが)」
と言いますし、後者の女性は
「ある程度女性慣れしていて、イケメン過ぎなくていいけど私好みの顔で、高学歴・高収入がいい。身長は私がヒールを履いてもいいように最低170センチ、ベストは178センチくらい」
と言います。
どちらの場合にも共通するのは、理想とする男性像がボヤけすぎている&テンプレ過ぎていること。だから周囲の人々も、そんな彼女達に誰を紹介していいのかわからないし、そもそもお相手男性に求める条件を通じて、彼女達自身が伝わってこない。
何故こんなことになってしまうのかというと、彼女達が身の程知らずだから、理想が高いからという単純な話ではなく、彼女達が自身のことをよく分かっていないから。だから、なんとなく自分に合っていそうな無難な男性であったり、世間的に良しとされているいわゆるハイスペック男性を狙いにいってしまう。
これって実はとても効率が悪いです。だって、自分の長所・短所を十分理解しないままに、なんとなく設定した理想の男性を求めたところで、自分の売りがお相手に十分伝わらないから成功率は限りなく低くなります。
何となく設定する理想の男性像って、誰が見ても文句なしな男性になりがちなので、そもそも競争率も高い。どう見積もっても、勝負は厳しくなるわけです。
2.自分のことを分かってなさすぎる
これは、前述1に通じる話ですが、理想の男性像を正しく設定するには、とにもかくにも自分をよく知ることから始まります。ここがしっかり腹落ちしていないと、条件重視で自分に合っていない男性(大概、自分よりもレベルが2~3段階高い男性)を選んでしまいがち。
こういった女性には、お相手男性に求める条件を思いつくままにリストアップするのではなく、まずは自分がどんな人間であるのか、フラットに考えることをお勧めします。
このプロセスに時間をかけて、自分がどんな人物であるのか、どんなことに喜びを感じ、どんな結婚生活を送りたいのかこの辺りをある程度明確にしておくと、お相手の男性に分かりやすいハイスペックさやカッコ良さを求めなくなります。なぜなら、自分が求める結婚生活を続けていくことに、必ずしもこれらの要素は必要ないからです。(むしろ、阻害要因になるケースもあります)
ただ、ここで誤解して欲しくないのは、これは決して“年齢も年齢だし、選べる男性が少ないのだから、とっとと手近なところで妥協するべき”という話ではなく、“自分が自分らしくあるためには、どんな男性が最適であるのか、より具体的に分かるようになる⇒結果としてお相手に求める条件が明確になる”ということです。
このプロセスを踏んでからお相手男性に求める条件を整理してみると、これまでよりも遥かに高い確率で自分に合う男性と出会うことになりますし、分かりやすい条件フィルター(高収入、高学歴、イケメン、等)を通していない分、なんとなく条件設定していた頃に比べ競争率が低くなり、必然的に成功率も上がります。
よく周囲の人に“理想が高い、どんな男性と結婚するのか予想がつかない”と言われる女性は、周囲から見て分かりにくい女性であるケースが多いです。そしてそれは、その女性自身が自分自身のことを分かっていないことによって自己表現出来ていないことに他ならないのです。
私にはどんなお相手男性がいいのか、もう少しお相手男性に求める条件を緩和した方がいいのではないか、等と悩んでいる女性は、まず一呼吸おいて自分自身を知ることに努めましょう。遠回りに見えて、それがあなたにとって本当の意味での理想の男性を知る近道になります。
3.自分の将来について楽観的すぎる
行動力があるのになかなか婚活が終わらない女性は、自分の将来について妙に楽観的です。
年々年を重ねていく事実からは誰も逃れられないのに、そんな事実とは無縁であるかのように見えます。自分の見た目、体力は確実に年々、いや、日々衰えているにも関わらず・・・です。良く言えばいつまでも天真爛漫、少女っぽい、悪く言えばちょっとお花畑脳といったところでしょうか。
(もちろんこういった女性を好きな男性も一定数存在しますが、今回はその話は置いておきます。)
こういった女性は、自分の将来について根拠のない自信を持っていることが多いのですが、出会いの場に自分を連れて行く行動力を持っているのが厄介なところで、
「今回はたまたま出会えなかったけど、別の場所に顔を出していたら、いつかこんな私を受け入れてくれる人が現れるかもしれない♪」
と、フットワークが下手に軽い分、己を省みることもなく、極僅かな可能性に希望を見出せてしまうのです。
もちろん、世の中には、色々な場に顔を出すことで最終的に自分の理想通りの結婚相手を見つけてそのまま成婚に至る女性も存在するため、その確率はゼロではありません。でも、冷静に確率論で考えると、その割合は数パーセントがいいところだと思います。(特に、女性が35歳オーバーの場合)
可能性を信じるのは大切なことだけれど、確率論で考えて、このままだと理想の男性に出会えないまま終わる可能性が大半です。それでも理想とする男性を追い求めるという婚活女性には、理想の男性に巡り合わなかった場合は一生独身でもいい、という覚悟を決めることをお勧めします。
(自分の人生だからこれでいいのよ!なんて言う女性の責任感ほど適当なものはないですし、こういった女性ほど夢見がちで発言に一貫性がないと思っていますが)
同じことを繰り返して年齢を重ねないでくださいね
ここで一度自分と向き合ってみることをお勧めします
以上、辛口になっちゃいましたが、「婚活が上手くいかない叙せに共通する3つのこと」でした。
人生のパートナーを探す婚活は、人生に与える影響度も大きく、大変なことです。仕事のように頑張っただけ成果が出るものでもなく、また性格が良いから、美人だから報われる、というものでもない。
そしてそこに更にのしかかる年齢の壁。
真剣に向き合おうとすればするほど苦しいこともありますから、自分が理想とする男性が現れる
0.001%の可能性を追求した方が、ある意味楽かもしれません。でも、それをやって最後に何が残りますか?
自分をフラットに見つめることは難しいですし、痛みも伴います。でもそこで自分の外面・内面ともにありのままを見つめることで、そんな自分に合う本当の意味での理想の男性が明確になり、成婚への道が開けていきます。
婚活女性の皆様には、自分と向き合う、本当の意味での強さを身に着けて欲しいと思いますし、私自身もその一人でありたいと思っています。