貯金なしの彼氏と結婚すると苦労するというのは本当なのでしょうか。
あなたの彼氏が無職ならお金の心配をすでにしていることでしょう。
でも、彼氏が普通の社会人として働いているのならば、まさかまったく貯金をしていない想像はしていませんよね。
しかし、貯金をしていない独身男性の割合は少なくありません。
貯金なしの彼氏と結婚する方法や注意点について、確認しましょう。
働いていても貯金なしの割合は意外と多い
金融広報中央委員会の発表によると20代の一人暮らしで貯金なしの割合は全体の45%。30代でも一人暮らしで貯金なしの人は、36%もいます。
実際にある程度の金額を貯金しているのならば、アピールとまでは言わなくても彼女にちょっとくらい貯金の話をしそうなものに感じませんか?
だから、もしもあなたの彼氏が一人暮らしをしていて、これまで貯金の話を聞いたことがないのなら、超高確率で貯金なしと考えたほうが良さそうです。
実家暮らしなら安心という考えは危険
今のご時世、高い給料をもらっている男性は一握りです。
だから、彼氏が一人暮らしならば、たとえ貯金なしであってもそこまで心配する必要はありません。
貯金をしたくてもできない。
これが現実的に考えられるからです。
あなたが働き、家計に2人でお金を入れるようになれば、『2人の貯金』として少しずつでも貯められるでしょう。
独身一人暮らしの20代30代が貯金があまりなくてもそんなに心配しなくてもいいかもしれません。
お金のことも二人で話し合い、結婚後に二人で貯めていけばいいのです。
問題は何年も実家暮らしをしてきたのに貯金なしの男です。
もちろん実家の事情や奨学金返済中など事情がある人もゼロではないでしょう。
しかし、この手の男性の大部分は浪費家。
その浪費癖が、結婚後に治ると思いますか?答えはNOです。
ほとんどの男性が、実家に住んでいた時と同じような感覚でお金を使います。
月に20万競馬に使っていた男は、結婚後も20万使いますよ。
そう、ほぼ給料全額です。こうなってしまうと、2人の生活費はあなたが稼ぐしかありません。
貯金なし男と結婚した場合、どうなるのか?
では、ここからが本題です。もしも、あなたの彼氏が貯金なしで、このまま結婚したらどうなってしまうのでしょうか?
貯金がない男性と結婚を考える場合、以下のポイントを考慮することが重要です。
貯金がないとやはり不幸になりやすい
あまりにお金がなくて、新居の最初の家賃を滞納した話を聞いたことがあります。
新居を引き払って、旦那の実家に住むようになった夫婦の話も聞いたことがあります。
奥さんの貯金を旦那が使い込み、そのまま離婚に発展した話も聞いたことがあります。
どれも不幸でしかありません。
だから、実家暮らしで貯金なしの男との結婚は、そのくらいリスキーだとは知っておいてください。こんな話、友人同士でも言えませんからね。耳にしないのも当然。
私が、このような仕事をしているからこそ頻繁に耳に入ってくる話です。
実際は、かなり多くの家庭でこのような事態になっていると思いますよ。
結婚式に制限がある
多くの女性が自分の結婚式や指輪をとても大事に考えていることでしょう。
でも、結婚式には当然のようにお金がかかります。
あなたにいくら貯金があるかわかりませんが、あなたの貯金額がそのまま結婚式にかけられるマックスの費用となるかもしれません。
当然ですが、その中には新婚旅行代も含まれます。
もちろん、両家族からの援助がある可能性はありますが、それはあくまで可能性。
その可能性に賭けて結婚式のプランを組むのは、それこそギャンブルでしょう。親からの援助はないものと考えるべきです。
新婚旅行に一週間くらいヨーロッパに行きたかったのに、予算の都合で二泊三日の熱海になる。
笑い話ではなく、実際にそうなってしまった女性を私は何人も知っています。
行き先が全員、熱海ではありませんけどね(笑)
新婚生活のお金を用意できない
結婚を機に新居を構える人がほとんどだと思いますが、新婚生活をスタートさせるために、どれだけのお金がかかるか把握しているでしょうか?
新居のために必要なお金は、もちろん二人の貯金から捻出されます。
新居にかかるお金だけではなく、家具や電化製品にもお金はかかるでしょう。
家具や電化製品を一通り揃えたら、どれだけ切り詰めても50万円程度は普通に出て行きますよ。
もしも、彼氏が貯金なしであなたにもそれほど貯金がないのなら、新婚旅行で熱海にすら行けない可能性も出てきます。
結婚するにはどれぐらいのお金が必要か
結婚には様々な費用が発生します。 具体的な費用を理解し、計画的な準備をすることが大切です。
結婚にかかる費用
結婚には結婚式、新婚旅行、結婚指輪、新居の準備など、さまざまな費用がかかります。
これらの費用は地域やスタイルによって大きく異なるため、事前に詳細なリサーチが必要です。
結婚式の費用
結婚式の規模によって費用は大きく変動します。 豪華な式からシンプルな式まで、予算に応じて様々な選択肢があります。
結婚指輪の費用
結婚指輪は、カップルにとって大切なシンボルですが、高価なものから手頃な価格のものまで幅広く選べます。
2人で暮らす費用
共同生活を始めるためには、家賃、光熱費、食費など、日々の生活費用を考慮する必要があります。
結婚を貯金なし男性とするポイント
結婚は人生の大きな節目であり、特に財政的な準備が重要です。
貯金がない状態で結婚を考える場合、以下の対策を検討しましょう。
2人で貯金する目標を立てる
結婚に向けて共同で貯金を始めることで、財政的な負担を軽減し、将来への準備をすることができます。
共働きは必須と考える
収入を増やすためには、共働きを選択することが有効です。 2人の収入で生活費や将来の貯蓄を計画的に管理することが重要です。
結婚式をあきらめる
経済的な理由から、豪華な結婚式を諦め、家族や親しい友人だけを招待する小規模な式や、挙式のみにする選択もあります。
結婚指輪か婚約指輪どちらかひとつを購入
結婚指輪と婚約指輪の両方に投資するのではなく、どちらか一方だけを選ぶことも費用を抑える方法です。
新婚旅行はお金が貯まってから行く
結婚直後の新婚旅行を先延ばしにし、貯金がたまってから計画することで、経済的な負担を減らすことができます。
家具はあるもの・中古でそろえる
新居の家具を新品で揃えるのではなく、中古品を利用したり、既存の家具を活用することで、初期費用を削減できます。
新生活で必要なものは後からそろえる
新生活に必要なものをすべて一度に揃えるのではなく、必要に応じて少しずつ購入することで、出費を分散できます。
貯金なし男との結婚で不幸にならないために
「好きな人と結ばれたい」……その想いはもちろん大切です。でも、もっと大事なのは「好きな人と幸せになること」ではないでしょうか。
今は愛情を寄せていても、彼氏が貯金なしであなたを幸せにできそうもないのであれば、別れる決断も視野に入れるべきだと思いますよ。
とくに、実家暮らしでギャンブルをしていて貯金なしの男。
あなたが、「好きな人と幸せになること」を望むのであれば、そういう男との結婚は一度考え直したほうが良いかもしれません。
最後に、もしあなたが実家暮らしで貯金なしだとしたらどうかお金の使い方を見直しましょう。