結婚相談所での出会いから結婚に至る道のりは、一歩一歩の積み重ねです。
その中で特に重要なステップが、”仮交際”と”真剣交際”です。
今回は仮交際に進んだ時に失敗しないように押さえておいてもらいたいポイントを解説します。
結婚相談所の仮交際とは?
結婚相談所における「仮交際」とは、正式な交際に入る前の初期段階の関係を指します。
この段階では、相手のことをより深く知るための時間を共有し、両者が将来のパートナーとして適合するかどうかを探る機会となります。
仮交際は、より真剣な関係への橋渡しとしての役割を果たし、結婚に向けた第一歩として重要な意味を持ちます。
真剣交際との違い
真剣交際と仮交際の主な違いは、関係の深さと将来に対するコミットメントの度合いにあります。
真剣交際は、お互いが結婚を視野に入れており、それに向けて共に歩む意志がある段階を指します。
対して、仮交際はお互いを知り、関係を深めるための初期段階であり、まだ結婚に対する強いコミットメントは必須ではありません。
仮交際は何人でも問題ない
仮交際段階では、複数の人と同時に交際を進めることが一般的に許容されます。
これにより、個人はより多くの選択肢を持ち、自分に最も合うパートナーを見つける機会を広げることができます。
この段階での複数の交際は、より適切な選択をするための情報を収集するプロセスとして重要な意味を持ちます。
仮交際で成功するための7つのポイント
お見合い後の男性心理と女性心理の差を知る
お見合い後に男性の中には「結婚したい」「この人だ」ぐらい気持ちが盛り上がる方も珍しくはありません。
しかし、女性の気持ちは以下の様に「1」~「5」まで幅広いです。
ただし、この中でも「5」の気持ちの女性はかなり少ないと思っておりましょう。
女性が相手を「いいかも」と思うのは3回目~5回目デートあたりです。
スキンシップ、タメ口は嫌がる女性が多い
男女で気持ちの盛り上がりに差があるのは説明した通りです。
ここで注意したいのは、女性はまだ警戒心が高いのに、男性はどんどん距離を縮めようとして嫌われることもあります。
女性がまだ警戒しているのに、タメ口で話したら女性は馴れ馴れしいなと思います。
まだ女性が相手を「いいかも」と思っていない段階で手をつなごうとして断られる男性もおります。
個人差はあるのですがタメ口やスキンシップは3回目以降がおすすめです。
お見合い後のデートはお食事かお茶がおすすめ
仮交際が成立すると、結婚相談所経由で連絡先交換ができるようになります。ここでデートの約束をするのですがいきなり次のデートで、お出かけの約束をするよりお食事やお茶といったデートがオススメです。
お茶やお食事であれば長くても2時間ぐらいですので、気軽に会えるのです。
人は半日デート1回した相手より、3回食事した相手の方が親しいと感じるのです。距離感が縮まらない段階で長時間一緒にいると緊張して疲れてしまっていい印象がないまま解散する場合もあります。
お見合い後の1回目のデートはお茶、お食事といったプランがおすすめです。
お茶や食事をお勧めする理由がもう一つあります。
仮交際の間は、気になる相手がいればまた新たにお見合いをすることもできますし、同時並行で何人かと会えるので忙しく1日複数人とデートしている方もいます。
1日つぶれるお出かけデートの予定を入れると複数人と会って見定めていくのが大変になってしまいます。
仮交際人数が多すぎると成婚を逃す!?
仮交際は複数人と同時並行でデートができるのですが、あまり人数が多いと次に会う予定が入れられなくなってしまいます。
会っている相手から、「来週の〇日、〇日は空いてるよ」と言われるのと、「再来週の水曜日の夜か、3週間先になるけど〇日日曜日空いてるよ」と言われるのではどうでしょうか?
あまり先の日程しか空いていないと
「私の優先順位が低いんだろうな」と思ってしまうでしょう。
優先順位が低いと思えば相手も他の会員に気持ちが移ってしまいます。
「自分は不器用だから仮交際は1人ずつにしよう」という方もいます。個人差は大きいですが仮交際の人数は2~3人という方が多いです。
他にも優先順位が低いと思われることがあります。例えば、結婚相談所で使っている写真やプロフィールを大きく変更すると、仮交際中の相手から「もっと相手を探しているんだろうな」と見られてしまうリスクもあります。
結婚相談所だからできる!相手の本気度は担当者に探ってもらおう
せっかく結婚相談所に入会してるのであれば、結婚相談所は積極的に利用しましょう。
仮交際に進んでも相手の気持ちは「可もなく不可もなく」から「この人と結婚したい」まで様々です。
もし、相手ともっと親しくなりたいという場合は結婚相談所の担当者に
「私はこの方ともっと仲良くなりたいんですけど、相手の本気度ってどのぐらいか分かりますか?」
と聞いてみましょう。相手会員の結婚相談所に確認して本気度を調べることができます。
結婚相談所の方は、自社会員の活動を確認できるのです。例えば新たにお見合いを申し込んでいたとすれば、今の仮交際の方にまだ決めきれなくて、他にいい人を探しているということでしょう。
相手が仮交際の人数が多いのか少ないのかも確認してくれるかもしれません。頼れば心強い味方ですのでぜひ活用してください。
結婚生活に直結することも少しづつ確認していく
結婚相談所は結婚が目的で利用しています。会うのは2回目であっても
- 「ご両親はどんな方ですか?」
- 「職場はどの辺にあるんですか?」
- 「いつも仕事が終わるのは何時ごろですか?」
とか踏み込んだことを聞いても大丈夫です。一緒に暮らすとしたら、職場があまりに遠くどちらかが仕事を辞めなくてはならないとなると難しいかもしれませんよね。
仕事が終わる時間を確認しておくと、相手に連絡する時間も気遣えるのでおすすめです。
ただし、仮交際中に相手の貯金額を聞いたり、卒業した学校名を聞いてマイナスイメージを持たれて交際解消という事例もあります。品定めされている印象は持たれないようにしましょう。
伝えておきたいネガティブ情報は事前に伝える
持病がある、近い身内に新興宗教信者がいる、借金(奨学金含む)返済がある、貯金が少ない、前職の退職理由が懲戒解雇、ブラックリストに載った、転職回数が多い、前科がある、今の会社を近々辞める予定、身内に反社がいる等のネガティブ情報は3回目に会うぐらいのタイミングで打ち明けましょう。
自分がいう前に、相手が気が付いて知った場合、隠しているつもりがなくても「隠していた」と思われかねません。
分かっていれば婚約しなかったということもあります。例えば、警察官の方は前科がある方や外国籍の方との結婚が難しく結婚前に身辺調査があるようです。
お互いが結婚の意志を確認して成婚退会してから、婚約が破談するといった事態になったら時間、お金、労力がもったいないのですし、聞かれる前に相手に伝えた方がいいです。
結婚相談所の仮交際期間で理想の相手を見極めよう
仮交際は、結婚を見据えた関係を築く第一歩です。
お互いの理解を深め、共通の価値観を見つけることが重要です。
この段階をうまく乗り越えることで、真剣交際へとスムーズに移行することができます。
本記事で紹介したコツを活かし、幸せな結婚への道を歩んでいきましょう。