筋肉を増やすことが効果的に代謝を上げる方法?
筋肉が占める基礎代謝の割合は、たったの2割!?
婚活をするうえで第一印象の重要さについて、みなさんご存知だと思います。服装だけではなく、適正体重をキープした健康的なカラダというのはとても魅力的なポイントになります。
いま、流行っているダイエットサロンやダイエットジムの影響もあり、巷では『最終的には筋肉を付けないと痩せ体質にはなれない。」という思い込みが蔓延しているように感じます。
ですが、実は基礎代謝の8割は内臓運動なのです。その内2割は脳の消費分ということを差し引いても、消化器官が基礎代謝の6割を占めているというのが事実です。では、効果的に痩せたいなら、その6割をどうやって増やすか?それを知りたくはありませんか?
まず内臓の働き、蠕動運動について
みなさんは、蠕動運動(ぜんどううんどう)という言葉をご存知でしょうか?
消化管などの臓器の収縮運動のことで、内容物を移動させる役割をしている。主に食道から直腸までの運動をいう。蠕動運動は自律神経の働きによって行われているため、意識的に調整することはできないが、食物や水分をとる、運動をするなどの刺激を与えることによって活発になる。加齢などにより胃の蠕動運動が低下すると、消化に時間がかかるため胃もたれや胸やけを起こしやすくなる。また、大腸の蠕動運動が低下すると便秘になりやすくなる。
参照:蠕動運動 – gooヘルスケア
代謝を上げる方法:内臓ダイエットのためのオススメ生活習慣
その1.朝起きたら、まずは水を飲む。
The Water Story / kstepanoff
朝起きたら水を飲む習慣と言うのは、普通寝ている間に失った水分の補給のために取り入れられたりするものなのですが、実は“胃結腸反射”というものを誘発し、胃腸の活動を活発にしてくれます。
これによって朝の排泄を促してくれる効果があるので、是非朝起きたら水を飲みましょう!
とは言っても、水を飲む前には歯を磨いておくのを私はオススメします(笑)
また、水にレモンを絞ってレモン水にするとデトックス効果が高まりますよ!
その2.食物繊維、特に水溶性食物繊維を摂る!
fibers – 11 / oskay
内臓の蠕動運動を活発にさせる食べ物、それはズバリ“食物繊維の多い食材”です。
一概に食物繊維と言っても、具体的には「不溶性食物繊維」と「水溶性食物繊維」の2種類があり、「不溶性:水溶性=2:1」という割合の摂取が望ましいとされています。ですが、不溶性食物繊維はその名の通り水に溶けないため、満腹感を出すためにはとても良いのですが、反面摂り過ぎはかえって便秘の原因になったりします。
それに対して水溶性食物繊維は水に溶けるため、便が水分を含みやすい状態にし、かつ腸を刺激する効果があるので、腸の活動を誘発してくれます。
このように、食物繊維にも異なる効果を持つ2種類のものがあるので、これら2つをバランスよく摂ることを意識してみてください!
その3.発酵食品は1日に2品は食べる。
Chobani Yogurt with Cereal / Mr.TinDC
ヨーグルトや納豆などの発酵食品。便秘解消など、腸内環境を整える効果があるのは今やとても有名で、既に皆さんもご存知のことと思いますが、実は胃腸の蠕動運動を誘導する効果もあるのです。
「腸内環境改善」と「蠕動運動誘導」。
この2つだけで十分なほどのメリットがありますので、積極的に食事で摂るようにして頂きたいです!
また、日本の発酵食品代表とも言える納豆。この納豆に含まれる納豆菌は乳酸菌の何倍もの早さで腐敗菌を殺す事ができます。しかも、「不溶性:水溶性=2:1」という割合で両方の食物繊維が含まれているので、臭いが少し気になる方もいるかもしれませんが、1日1パック食べるのを強くオススメします!
その4.時には内臓を休ませてあげることも大事。
(335/365) Shushty now, I am sleepering. / Sarah G…
お仕事を頑張っている皆さん、たまに貰える休みの日ってとても嬉しくありませんか?
休みが無かったら、常に仕事を頑張り続けるのってなかなかしんどいですよね…?
これは内臓だって同じこと。常に満腹まで食事を送り込むのではなくて、時には1日の食事全てを腹6分目に抑えるなどをして、少し内臓を休ませてあげることも大事です。
この“休み”を取ることによって、より効率的に内臓は働いてくれるようになりますから、週に1回、週末だけでも構わないので、是非お休みの日を設けてあげてください!
代謝を上げるには内側から綺麗になる
内臓運動を促すことはデトックス効果も期待できる
内臓から痩せて綺麗になるための方法をまとめた今回の記事は如何だったでしょうか?
ダイエットには運動や筋肉を付けることも勿論大事だと思います。ですが、人間の身体を作っているのは、基本的に口から摂取してモノがほぼ全てですし、人間が生きているのは“内臓”と言う組織があるからと言っても過言ではないと思います。
日頃から運動をしている人は勿論、運動は嫌いだけど痩せたいと思っている人も、この記事を参考にして頂ければ必ず結果が現れてくると思いますので、是非取り入れてみてくださいね!この度は読んで頂き、ありがとうございました!