Pairsでシングルマザーは需要があるのか?
離婚3年目、子どもから「パパが欲しい」と言われると辛い
私は、3年前に離婚して、現在は小学校低学年の息子がいる30代シングルマザーです。
ある日突然、息子に「パパが欲しい!」と真剣に訴えられたことをきっかけに、再婚に向けてガチ婚活を始めました。
婚活を始める前、「未婚女性も大勢いるのだから私は不利だよな。離婚歴どころか子どももいるし、特別美人でもない」と不安でした。
シングルマザーで婚活している戦友の皆さん、一緒に幸せになりましょう!
今回は、私の婚活はじめたてのエピソードをご紹介します。
仕事と育児の合間にできる婚活アプリを活用!
再婚を決意したのはよいものの、候補に挙がる男性の存在は皆無。当時、最近話した男性は上司か父かというレベルでした。 子どもがいるので仕事帰りに婚活パーティーって訳にも行きません。
まだ息子が小学校低学年ということもあり、婚活のために自由に出歩ける時間があまりないのです。どうしたものか、と悩んでいたら婚活中の独身女友達から婚活アプリを勧められました。
まるで回し者のように、わかりやすく丁寧に説明してくれたおかげで「何それ!すごく便利ね!」と気軽に登録することができました。」
友人お勧めの婚活アプリPairs(ペアーズ)に登録!
なんと、800万人が利用する国内最大級の恋愛・婚活マッチングアプリPairs(ペアーズ)。
どのランキングを見ても1位を獲得していて、ネット上の口コミでシングルマザーも多く利用していることや、再婚したカップルの報告情報もあり、自分と同じ境遇の人がここで頑張っているんだと思うと、とても親近感が沸きました。
よし!私も素敵な男性と出逢うぞ!!と、2時間かけてプロフィールを作成。自分史上最大に盛ったセルフィーと、バツイチ・子持ちを含めた内面がわかりやすいであろう文章で登録しました。」
Pairsで出会えた男性たち
初めてのマッチングは大手企業・課長職のAさん(40歳)
Pairsに登録してびっくりしたこと
モテる人は婚活アプリを利用しないだろう・・・と思っていたので、一覧で男性陣を見てびっくり!
見た目よし◎、収入よし◎、趣味・特技よし◎。雰囲気の良いプロフィール写真と、結婚に対する真剣さが伝わる文章。
6割以上がそれぞれに魅力的でした。他4割は年齢差や、個性的なファッションの方など、私にはヒットしませんでしたが、こんなにたくさん様々なタイプの男性がいれば、普通の暮らしで出逢うことのない超タイプの男性を効率的に探すことができます。
私も、もしかしたら素敵な出逢いがあるかもしれない・・・!と一気に期待が膨らんだのでした。
そういえば、私にPairsを勧めてくれた独身女性も普通に彼氏がいそうな優しくて気遣いもできてモテる女性です。Pairsってモテないから利用するわけじゃなく、モテる男女がより出会いを求めて使うサービスなのですね。
Aさんの基本情報
登録してすぐ複数の男性からいいね!が来ました。その中の一人、大手企業・課長職のAさん(40歳)。プロフィール写真では、180cmでがっちりとした男らしい体型で、笑顔が素敵。
趣味はアウトドアと映画鑑賞で、真剣に婚活しているのが伝わってくる文章だったので、初めていいね!を返し、マッチングしました。
数時間後、アプリ内のメッセージでやりとりをスタート。筆者はシングルマザーであることをプロフィールにも書きましたが、念のため「子供がいますが、大丈夫でしょうか?」とお伺い。
Aさんから「プロフィールを読んでお子さんがいらっしゃるのは知っていますよ^^子育てを経験しているのは素晴らしいことだと思うので、問題ありません^^よかったら仲良くしてください☆」とのこと。
その後、子供のことや、お互いの好きなこと等を質問し合って、アプリ内で1週間程やりとりを続けて、ついにLINEを交換。流れでお互い休みの日の夜に電話することに。
久しぶりに父以外の男性と電話するので超緊張していましたが、初めて聞くAさんの声は、とても優しそうで緊張がほぐれました。
改めて自己紹介をし、メッセージで聞けなかったお互いの深い話をしてあっという間に1時間が経過。Aさんから「続きは会って話しませんか?」と誘ってくれて会う約束をしました。
偶然にも、筆者とAさんは勤務している会社がとても近いことが判明し、翌週のお昼休みに中間地点でランチすることになりました。
当日はAさんが早く到着していて、遠めから見ても写真そのままの見た目に、迷うことなく初対面。
実物は写真と同じくがっしりしていて、とても優しそうな雰囲気。最初からAさんがリードして話してくれて、リラックスすることができました。
先に電話で話していたこともあり、とても盛り上がってあっという間に制限時間の1時間が経過。まだまだ話したかったけれど、会社に戻る時間がきたので、お礼を伝えて先に戻りました。
まだ異性として好きという感情はありませんでしたが、これからもっと仲良くなれたら嬉しいなと期待に胸を膨らませました。
その夜もAさんから電話がきて、今日のお礼と、筆者がとても好印象だったことを伝えてくれました。
初デート後にAさんから電話が来た...
話の途中、Aさんが真剣モードになり、
Aさん「白井さんは、再婚する為に婚活を始めたとお話していましたが、どれくらいの交際期間で結婚を考えますか?」
私「子どもを含めてちゃんと仲良くなってから考え始めると思うので、1年くらいは交際期間が欲しいなと思います。Aさんはどれくらいですか?」
Aさん「僕は来年中には結婚したいので、交際が始まったらすぐにでも結婚に向けた準備を始めたいと思っています。
子供が欲しいので、年齢的にもすぐに行動に移してくれる方を探しています。白井さんはとても素敵な方だったので、良かったら結婚を前提にお付き合いできたら嬉しいです。
お子さんがいらっしゃるので、きちんと話合いながら今後のことを決めたいと思ったので、早いかもしれませんがお話しました。」
正直、まだ交際できるかどうかの判断は難しい状況でした。もう少し時間をかけて、子供に会わせるタイミングや、3人で仲良くできる方法を探って、それができる人だと判断できたら結婚を前提に考えられるようになるのかと。
私「真剣に向き合ってくださってありがとうございます。私は、子供の気持ちを優先してゆっくりと関係を築いていきたいので、今すぐに結婚を前提に交際できるかどうかは、まだ判断ができません・・・。
でも、わたしもAさんとお会いして素敵だから仲良くなれたらと思っています。」
Aさん「そうですか・・・。答えてくれてありがとうございます。白井さんはとても素敵な女性だったのでこのまま仲良くできればと思っていました。
僕の一方的な事情で申し訳ありませんが、すぐに結婚を前提に交際してくれる女性を探しているので次に進もうと思います。展開が早くて申し訳ないです。」
とのことで、Aさんとの関係はあっさり終了しました。
最初から、とてもいい人に出逢えたので幸先良いかと思っていたのですが、大間違い。そう簡単にはいきません。
でも、ネットでの簡単な出逢いでは、理想の相手じゃないとわかれば、もっと粗雑に扱われるのかと思っていたこともあり最後まで誠実な対応をしてくれたAさんのおかげで、ネットでの出逢いを前向きに捉えることができるようになりました。
そして、これから先どんなお相手と出逢おうとも、誠実に接しようと心に誓ったのでした。まずは男性と接することのリハビリができたので、一件落着とします。
Pairs2人目は同い年の爽やかイケメン、消防士のBさん
Aさんとお会いした後、10名以上の男性とアプリ内でやりとりをしましたが、なかなか会いたいと思う男性に巡り合えずにいました。婚活アプリはわたしには合わないかも・・・と退会するか否かを考え始めた頃、Bくんからいいね!が来ました。
Bくんは同い年の爽やかイケメン。職業は消防士で、身長175cmの細マッチョな体型。
プロフィールには「子供が大好きなので早く結婚して子供が欲しい」と書かれていたので、筆者もいいね!を返しました。
すぐにアプリ内でメッセージのやりとりが始まり、約1か月間コンスタントにやりとりを続けました。相手のことをよく知るために思いつく限りの質問に回答し合う日々。時には長文で結婚に対する考えを送信し合ったことも。
とある日、Bさんから電話でお話しませんか?との申し出があり、電話することに。約束の時間に電話が鳴り、初めて聞くBくんの声は思い通りの真面目そうな優しい雰囲気。
とても話しやすくて会話がはずみ最初の電話にも関わらず1時間以上も話して、お会いすることになりました。
当日は地下鉄の駅で待ち合わせ。現れたBさんは、思ったより小柄でとても優しそうな雰囲気でイケメン!そのまま近くのカフェに行きました。
婚活アプリを利用しなくてもモテそうなので、率直に聞いてみました。
私「Bさん、とてもかっこいいですよね・・・!モテそうなのに、なぜ婚活アプリをはじめたんですか?」
Bさん「・・・そ、そうですか!?(照)自分、全くモテないっすよ・・・!職場は男ばっかりで出逢いないし、人数が多いと全然話せなくなるんで、合コンとかも苦手で・・・。
それで最初から1対1でやりとりできるしアプリを始めることにしたんです。」
私「そうなんですね^^アプリの中でもけっこういいね!されてましたけど、わたしのような子供がいる女性とやりとりをすることに抵抗はなかったですか??」
Bさん「昔から子供が好きで、消防士か保育士か迷ったくらいなんです。それに、白井さんの写真の雰囲気や文章を見て、真剣に婚活してるのが伝わってきたからいいね!して、話てても楽しくて会いたいと思いました。
自分も真剣に結婚相手を探してるんで、このまま仲良くなれたらお子さんとも会って3人で仲良くできたらって思ってます。」
かなり真剣に応えてくれたBさん。やっぱり、子供がいることを知った上でアプローチしてくれる男性は、真剣に婚活している男性が多いなと感じました。
その日はとても楽しい時間を過ごせたので、これからもっと仲良くなれることに期待してお別れしました。
Bさんからすぐに次の約束の連絡があり、2回目はお食事に行きました。
2回目のデートで分かったBさんの意外な一面
当日、席に着くとBさんが突然タバコを吸い始めました。そして食事と一緒にビールを注文。前回はカフェで軽くお茶しただけだったので、知らなかった一面です。
筆者は昔からお酒とタバコが大の苦手。できれば相手も同じだととても嬉しいのですが、Bさんは会話中も終始タバコを吸っていて、ビールを何度もおかわりし続けてほろ酔いのご様子。
そういえば、プロフィールにお酒・タバコについての項目があった!と思い出して読み返すと、どちらもきちんと記入してあって、筆者が見逃していたことに気がつきました。
色々楽しく会話したはずですが、その様子に複雑な心境になって、あまり記憶に残らず帰宅。着ていった一張羅に衣服にタバコの香りがついてとてもブルー。
Bさんはとてもいい人だったのですが、お酒とタバコの週間をどうしても受け入れることができず、その日はお礼LINEをしませんでした。
すると、Bさんからもそのまま連絡が来ることはなく、自然消滅してしまいました。お食事中の雰囲気で、筆者が敬遠しているのが伝わったのかもしれません。
残念な結果となりましたが、筆者はタバコとお酒が好きな男性とは将来を考えることはできないと、自分が大切に思っている部分が明らかとなり、良い経験になったと思います。
Pairsは素敵なん男性がたくさんい登録している
相手のプロフィールはしっかり確認しよう
Pairsを使ったシングルマザーの婚活は、独身女性と比べるとアプローチを受ける男性の人数は限られますが、本気度の高い男性からのアプローチを篩にかけることができます。
その為には、隠さずにプロフィールにバツイチ・子持ちであることを書く事です。真剣に婚活している男性であれば、プロフィールをしっかり読んでくれるので、いいね!が来たということは理解あるお方。
バツイチ・子持ちだからと下手に出ていると遊び目的の男性が寄ってきますね。せっかくいいね!してくれたのですから、毅然とした態度でコミュニケーションを取りましょう。
最初はどんな男性が理想なのか定まっていなくても、コンスタントにやりとり続けることで、自分が大切に思っていることが明確になり、理想のパートナー像がはっきりします。 あと、私自身が相手のプロフィールの見落としがあったのでしっかり目を通さないといけないなと思いました。
婚活をしていると、色々と気づきがあります。
私は婚活を始める前に勘違いしていました。シングルマザーという立場を下手に見て、粗雑に扱われるのではないか、そもそも会ってくれる相手がいないのではないか、恋愛対象にみられないのではと不安でした。
実際にはそんなことはなく、男性陣はとても誠実かつ、真面目に婚活している方ばかりでした。
わたし自身が偏見を持って、自分の立場を評価していたのです。確かに、世間には批判的な目で見る方もいると思います。
お互いに真剣なだけに、すぐに運命の相手に出逢って結婚♪という運びとはいきませんが、諦めずに続けることが鍵だと実感しています。
仕事、子育てに婚活は並大抵のことではありませんが、疲れたら適度に休憩を入れて、理想の男性と出逢って再婚を果たすまで頑張ろうと思います。