結婚相談所の位置づけ
きちんとした大手結婚相談所を利用しましょう
「結婚相談所」という言葉自体耳にすることは多いのではないでしょうか。街にある昔ながらのおばちゃんがやっている、そんなイメージを持つ人も多いですが、結婚を希望する独身の男女の会員に、結婚を前提とした「出会い」を提供します。
結婚相談所によっては出会いの際の日時調整から、引合せ、さらには、交際~結婚に到るまでのフォローなども含めて結婚に関わるサービス全般を提供します。
個人で開業することもできますが、自分のところの会員だけでは到底希望にマッチさせることはできませんので、○○連盟という結婚相談所の組織(複数あります)に加入し、その会員間で良い人がいないのか横のつながりで探していきます。
結婚相談所の人には、会員の悩みを聞くだけでなく、他の結婚相談所と連携してその人に合った、もっともふさわしいであろう人を探してくるだけのコミュニケーション能力が求められます。
「○○連盟」の登録がない場合、完全に主催者の個人的な伝で探してくるものもありますので、これではお見合いと変わらず一定数の人数と会うことは難しいかもしれません。
なお、「結婚相談所」と「結婚情報サービス」を区別する場合があります。「結婚情報サービス」とはよくCMや広告にある大手のもので、異性の候補は紹介するがそれ以上はお任せというところです。
長所、短所それぞれありますが、ここではこちらは取り扱うことをせず、前者のみで考えていきたいと思います。
結婚相談所で結婚した人が多いところの7つの特徴
1.事前にカウンセリングをしっかり行う
結婚相談所のカウンセラーの中には、「男性と会えばすぐに弱点や長所、家庭環境まで分かる」という人もいます。長年の経験、ノウハウや専門家の勘は確かに頼もしいのですが、それだけでは把握できないものもあります。
入会時に心理テストやカラーテストなどを行うでしょうか?人の深層心理は本人が分からないことが多く、無意識のうちに相手に伝わってしまいます。婚活という人間の本当的な部分に触れるものであるならばなおさらですね。
科学的な裏打ち+長年の経験=結婚した人を多く生み出せる
という構図になっています。科学的な検査がなくても、カウンセリングをしてこの人がどのような人生を送ってきたのか把握する必要があります。「この男性はこういう人だから、このタイプの女性しか無理」と決めつける人がいると、結果としてうまくいかないことがあります。
女性の話を聞け!と婚活でアドバイスするのですから、当然中の人も良く話を聞く姿勢がないと説得力がありません。
2.良いことばかり言わない
結婚相談所で結婚した男性は、単に女性を紹介してもらっただけでなく、自身の弱点などについても指摘を受けそれを克服できたケースが多くあります。
要は耳障りの良いことだけでなく、時には嫌なことや叱咤激励も含めて男性にある種の「ショック」を与えてくれる方が良い場合もあります。
「○○さんは本当に賢くてご立派。きっといい女性が見つかりますよ」と言い続けて結局見つからないパターンと「こんなことをしているからダメなのよ、つべこべ言わずに直しなさい」と言ってくれる人、どちらのほうが結婚した人が多いかと言えば後者です。
せっかくお世話を焼いてもらうのですから、時に厳しいことを言ってくれるところのほうがいいです。本当の他人は耳に痛いことは決して言いませんからね。
3.様々な女性のデータを把握している
結婚相談所は最初に書いたようにそれ単体で機能しているところはあまりなく、他の結婚相談所との横のネットワークでやり取りをしています。あなたがモテない男性だとして、改善することはもちろんですが、そうしたタイプの面倒を見たいという性格の女性もいます。
結婚はお互いの足りないところを補う意味もあります。内向的な男性には引っ張ってくれる姉さん女房タイプが良いなど、その道の長年の経験がものを言う場面もあります。様々な女性のデータを持っているということは、横のつながりが大きい結婚相談所ということになります。
とにかくご自身にふさわしいと思われる女性のカードを多く持っている結婚相談所が有利なことには変わりありません。
4.過去に結婚した男性との共通点を探してくれる
改善点が多いモテない男性とはいえ、結婚できる可能性がゼロということは考えられません。経験とノウハウがあれば過去に結婚した同じようなタイプの男性のケースを覚えていて、その時と同じような対応をしてくれるはずです。
「こういうタイプにはこういうアドバイスをすれば行ける」「ここでもっと積極的に行くように話す」などの経験はベテランカウンセラーがいる結婚相談所ならではです。お金を払って活動しているのですから頼れるところは思い切り頼り、過去の男性の事例を自分に当てはめてもらいましょう。
5.入会金、成婚料等費用が適切
Business Meeting / thetaxhaven
結婚相談所ですから当然「入会金」や「成婚料」がかかります。「安かろう悪かろう」ではダメで高ければ高いほうが良いのでは?とも思いますが、実際はそうでもありません。活動費や成婚料が高いところは、それだけ結婚させるのに難しい人たちばかりが集まっている可能性があります。
ご自身がその「結婚させるのに難しい人」ならば仕方ないのかもしれませんが、そうでないのならあえてそうしたところを選ぶ必要はありません。成婚料は20万円~30万円が相場です。
もし、50万円~100万円かかるところがあれば少し疑ってみてください。出会いの機会自体が少なく、少数の成婚者から多額の成婚料を稼ぐところなのかもしれませんね。
6.背後に業者の影がない
Christmas business / MarioMancuso
個人でやっているはずなのにHPがやたらと豪華な結婚相談所はありませんか?それだけ儲かっているならば問題ないのですが、ひょっとすると結婚相談所は「入口」で、入会した人お見合いなどをするのではなく、「ファッション講座」と言って高いスーツを売りつける、何か別の講座の受講を求めるなど「マルチ商法」的なものをやっているところがあると聞きます。
質素だから良いというわけでもありませんが、少し結婚相談所以外の影がちらつくようであれば避けましょう。結婚した人はこうした罠にかからない聡明な人たちです。
7.真剣に結婚に向き合ってくれる
Maryland Future Business Leaders of America / MDGovpics
結婚相談所がビジネスである以上「売れる」人材に注力して、あまりモテそうもない人が後回しにされてしまうのは仕方がないことです。
でもその中でも情熱をもって、ご自身に向き合ってくれる人がいる結婚相談所を見つけることができれば、結婚に近づきます。
結婚相談所で結婚した人がどんなところを利用していたのか、もう一度振り返ってみてください。
結婚相談所の特徴をよく把握してください
「これ!」というところで集中的に活動するのが良いです
中にはあれもこれも結婚相談所を掛け持ちする人がいますが、これはあまり得策ではありません。特徴をよく理解していただき、ご自身が最もふさわしく結婚に近そうな結婚相談所を選び、そこで集中的に活動してください。
結婚相談所の人に全てを打ち明け、アドバイスを受け入れ、ご自身を変える努力ができる、そんな結婚相談所にいた人が結婚した人たちです。是非とも参考にしてください。