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安心してネット婚活するためにできた「MSPJ7つの約束」を独自取材!

MSPJの取材3

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婚活コラム

「ネットで知り合って出会うって出会い系じゃないの?」そう思う方はいませんか?
まだまだそんなイメージを持っている方もいらっしゃいますよね。今回、まりおねっとではネット婚活事業者で策定した「MSPJ7つの約束」について調べることに。取材に協力してくださったのは一般社団法人結婚・婚活応援プロジェクト理事の貝瀬雄一さんです。ネット婚活の安全性に不安な方はぜひ読んでみて!

インターネットを使う婚活に対して正しい認知を!

もっとオープンに安心して出会える社会実現のために

「出会いがないな。でもネットで知り合うって出会い系じゃないの?」
「そんなところに登録するのはみっともない」
「怪しそう」

そんなイメージを持っている方はまだまだ多いかもしれませんね。
インターネット婚活サービス事業者7社で作成したサービスの自主規制基準「MSPJ7つの約束」策定というニュースを知り、調べてみました。

MSPJとは業界のイメージ改善や安心してよりオープンに婚活サービスをみんなが利用できるような社会実現のために活動している業界団体「一般社団法人結婚・婚活応援プロジェクト」の略のようです。まりおねっとでは一般社団法人結婚・婚活応援プロジェクト(以下MSPJ)に取材させていただくことにしました。
初代代表理事が元総務大臣の増田寛也氏。現在もアドバイザーを務めていらっしゃいます。どんな活動をしている団体なのでしょうか?

今回、インタビューにご協力いただいたのは理事である貝瀬雄一さんです。

  • MSPJのホームページ https://kekkon-konkatsu.jp/

婚活サービスの信頼性向上のための「MSPJ7つの約束」

MSPJはどんな経緯で始まったのでしょうか?

MSPJの取材3

MSPJは2015年5月に作られた官民一体の社団法人で業界のルールつくりや出会いに関する啓蒙活動のために作られました。
結婚する人を増やすために婚活サービス正しい認知を広めたいのですが、まだ

「怪しい」
「使うのが恥ずかしい」
「出会い系でしょ」

というイメージをお持ちの方もいらっしゃいます。各社ごとではなく業界全体で健全な認知を広めることも目的の一つです。

少子高齢化是正と地域振興を目的に作られた婚活・ブライダル振興議員連盟という三原じゅん子参議院議員が会長を務める議員連盟がありました。

MSPJでは婚活・ブライダル振興議員連盟、自治体、国民生活センターなどと各婚活サービス提供企業のパイプ役を担っております。

MSPJネット分科会の「MSPJ7つの約束」

(1)より強固な個人確認の徹底

私たちは、結婚を希望する男女に対して、安心で安全な出会いの機会の提供を目指します。そのために、利用希望者に対し、本人確認ルールを独自に設け、虚偽の氏名・プロフィール登録によるサービス利用の防止、目的外利用者の排除を徹底します。

(2)独身確認

私たちは、より多くの成婚カップルの誕生を応援します。そのために、既婚者のサービス利用を禁止します。ログイン方法や厳正な本人確認を通じて、独身者であることの確認を完了した人のみが利用できる運用を行います。

(3)ルール違反の監視

私たちは、カスタマーが常に安心して利用できる安全な場を提供するために、目的外利用者の発見や排除などの対応を常時行えるシステムを構築・提供します。

(4)ブラックリスト(即時退会ルール)の運用

私たちは、トラブルの最小化に取り組むことで利用者の安心・安全な環境を維持するよう最善を尽くします。そのために、悪質な利用者に対する即時退会ルールを設け、ルール違反が確認された場合、24時間以内のサービス利用停止または退会通告を行います。

(5)健全な品質基準(UI/UX)

私たちは、より多くのカスタマーが安心して利用できる健全な出会いの場づくりを推進します。そのために、アプリ・サイト・広告上で使用されるビジュアルやワードに関しての品質基準を定め、不適切な写真や言葉は使用できない運用を推進します。

(6)利用者への啓蒙・注意喚起

私たちは、悪意をもった利用者による犯罪防止のための啓蒙活動を行います。利用経験が少ないカスタマーに対して「サービス利用ガイド」「防犯教育」を提供します。

(7)継続的なサービス改善

私たちは、常に安心・安全な婚活サービスを提供すべく、環境変化に応じた厳しい自主規制を設け、認証制度とともに運用します。

MSPJネット分科会とはなんでしょうか?

MSPJの取材1

インターネットを使う婚活サービス提供事業者が集まり、今後の婚活サービスの在り方などについて考える勉強会のことです。月1回ぐらいのペースで「安心安全に使えるようにするためにはどうしたらいいか?」「気軽に利用できるサービスとはどういうものか」などのテーマでディスカッションを行っております。

MSPJネット分科会 参加企業 一覧

※五十音順

「MSPJ7つの約束」のより強固な個人確認の徹底とは具体的にどう変わるのでしょか?

婚活サイト・アプリでは利用するために、身分証の画像をサイトに送る必要があります。
今までは未成年の利用を避けるために、免許証などの身分証明書で身分確認をしておりました。そのため年齢確認には不要となる住所などを隠して登録することも可能なサービスもありました。

2018年夏ごろまでに、より個人確認を徹底するために一部を隠した身分証では登録できないようにルールを変えていきたいと思っています。

独身確認とはどんなことをするのでしょうか?

スマホを使う女性

フェイスブックでログインできる婚活サイト・アプリの場合はフェイスブックのステータスが「独身」の方しかログインできないようにします。

空欄の場合は、設定しないと登録できないようになります。

また、通報・監視システムを強化して不純な目的で登録しているユーザーがいた場合により速やかに対応できるように改善していきます。

さらに、一度退会処置をとったユーザーの履歴などをまとめたブラックリストを作成し二次被害を防止していきます。

利用者への注意喚起・啓蒙とはどんなことをするのでしょうか?

スマホをみて考える女性

登録前に、ユーザーに利用の際に気を付ける項目に目を通してもらうようにしたり、サイトの目立つ位置に注意喚起のボタンを設置することを予定しています。
国民生活センターに寄せられる利用者の声や警察庁と話し合い注意を呼び掛ける内容を精査していますが、例えばこんな内容です。

  •  利用料金の引き落としについての説明
  •  すぐにline交換しようとする人には教えないようにする。
  •  初めて会う時に勤務先や住所を教えないようにする。また初対面で相手に勤務先や住所を尋ねないように。

ネット婚活で認証マーク付与制度を作る

プロポーズ、告白

結婚相談所ではすでに消費者が安心して使えるように第三者が評価する仕組みがあります。「結婚相手紹介サービス業認証機構」の認証マークや、「日本ライフデザインカウンセラー協会」のマル適マークCMSなどです。

MSPJではネット婚活版の認証制度作成のために、経済産業省、国民生活センターのサービスガイドラインに適応されているかなど、項目を詰めているところです。

これができたら、安心して使える婚活サイト・アプリがわかりやすくなります。

より気軽に、より安心して婚活サービスを使えるように

婚活サイト・アプリの出会いはこれからより安全になっていく

貝瀬様インタビューご協力ありがとうございます。
さらに、安心して使えるように各社が連携して活動していることがわかりました。認証マークができたら、いわゆる出会い系サイトと婚活サイト・アプリの違いも分かりやすくなりますね。