結婚相談所に入った方がいいのかな?
結婚相談所を最後の砦と思っているアラサーは多い
いざとなれば結婚相談所にでも入れば結婚できるでしょう。でも別に、そこまでして結婚したいわけじゃない(=私はそうまでしないと結婚できないわけじゃない)、それに結婚相談所なんてモテない人ばかりでしょう。
かつて私はそう思っておりました。
テレビドラマで見る結婚相談所は、おせっかいそうな仲人が相手の写真を見せて「この人どう?」なんてお見合いを勧めてくるものでした。なんか古いなぁと思ったものです。
「自然に結婚できるだろう」と舐めていたのに、出会う兆しもなく毎年同じ独身女性とクリスマスを過ごすのです。「来年は彼氏と!」と何度誓ったことでしょう。ようやく、某結婚相談所についても資料請求して調べてみたのです。※今から10年ほど前の話です。
入会金や登録料などで初めに10万円以上のお金がかかることが分かりました。それ以外にも毎月の月謝もあり年間30万円前後のコストが!
1年で結婚を目指している方向けサービスのようでしたが、いい人に出会えたら恋愛をして、自然に結婚したいのに、その何が何でも結婚がゴールっぽい仕組みの結婚相談所に対し、すごく結婚焦った人向けのサービスなのかなという印象を持ってしまいました。
さらに調べたら、別に大金出しているのに結婚相談所内で結婚しているカップルは10人に1人程度ということも分かりました。
もし、今も「結婚相談所」や「婚活」に対してそんなマイナスイメージをお持ちならもったいない!
ここ数年で本当に結婚相談所を含め婚活サービスは大きく変化しました。
婚活サービスの3大変化
(1)出会い系のイメージがあったネット婚活がきちんとしてきた
昔は婚活サービスは結婚相談所とお見合いパーティーぐらいでした。ネットで知り合う方もいましたが、「出会い系」とか呼ばれて昔は怪しい出会い系サイトが多かったかもしれません。
2018年の今の主流はネット婚活です。婚活アプリで出会って付き合うカップルはとても多いです。出会いがなくて最終手段として使うというより、もっといろんな人に出会ってみたい方が積極的に使うツールです。
かつての出会い系サイトと違って、人気の婚活サイト・アプリは、ほとんどが大手企業が運営していて、メッセージのやり取りをするためにはすべて身分証の提示が必要なサービスばかり。個人情報流出の心配もありません。
結婚式でも「婚活アプリで出会った」というカップルがいるほど。隠してコソコソやるような出会い方ではなくなりました。
(2)結婚相談所に入会しても相手探しはスマホで完結
実際に仲人がお見合いに立ち会うような昔ながらの結婚相談所はいまもあります。でも今は、ネットで完結する結婚相談所が増えております。
入会するとIDとパスワードを発行されてお見合いの相手を探したり、相談所からの紹介を受けたりというのも全て自宅や職場にいながらスマホ一つでできるのです。
もちろん、一人でうまくいかず行き詰ったときはコンシェルジュがいつでも相談に乗ってくれます。
(3)リーズナブルな結婚相談所が増え気軽に入会できるようになった
かつての結婚相談所はどこも結婚するまで30~50万円かかるようなサービスでした。結婚できなかったとしても年間で20~30万円ぐらいのコストがかかります。
ここ数年で結婚相談所に他業種からの新規参入が増えぐっと価格が下がりました。
2015年に登場したリクルートが運営するゼクシィ縁結びエージェントという結婚相談所は、結婚式場案内のゼクシィカウンターの店舗の一部を利用してスタートした結婚相談所です。新たにお店を契約するコストをおさえて入会金30,000円、月謝9,000円~のとてもリーズナブルでサービスを提供しています。
2016年に登場した人材総合企業のエン・ジャパンが運営するエン婚活エージェントという結婚相談所は店舗がなく入会から成婚まで全てネットで完結します。その分、値段もぐっと安くなり入会金9,000円、月会費:13,000円(税込14,300円)です。
運営がしっかりしている婚活サイトが増え、一方で結婚相談所がリーズナブルになり、どちらがどう違うのか迷いますよね。両者の違いを10の視点から比較します。
結婚相談所VSネット婚活10項目徹底比較
(1)費用は圧倒的に違う!コスパ優秀は婚活アプリ
以前より安くなったとはいえ、月額1万円前後するのが結婚相談所です。その点、婚活サイト・アプリは女性無料だったり、無料会員でもどんな相手がいるのか検索まではできます。
有料でも3000円前後。コスパは圧倒的に婚活サイト・アプリが優れています。
(2)信頼性・安全性は結婚相談所
結婚相談所と婚活アプリで大きく違うことの一つが、結婚相談所は入会にあたって「独身証明書」という公的書類の提出を義務付けている点です。
年収も源泉徴収票などの証明書を提出するため、プロフィールに嘘がありません。婚活アプリの中には独身証明書などの提出を受付しているところもありますが、義務ではありません。
婚活サイト・アプリはサイト内でメッセージ交換をして会う約束をしてからは、LINEなどでやり取りをしているケースが多いようです。
しかし、知らない人に連絡先を教えたくないという方も多いでしょう。結婚相談所はお見合いで会ったときはお互いの連絡先を知りません。2回目にまた会いたいなという時に、結婚相談所経由で連絡先を伝えるため安全です。
(3)手軽さ、気軽さは婚活アプリ・サイト
(2)の信頼性というのは、同時にデメリットでもあります。手軽に始められるわけではないのです。
独身証明書は本籍地の役場が発行します。郵送で取り寄せもできますが2~3週間かかる場合も。真面目に結婚相手を探しているけれど、そんな手間が面倒で婚活サイトを使っている方もいらっしゃいます。
(4)相手の真剣度はどっちもどっち
20代後半から30代前半の女性にとって結婚願望がない相手との恋ほど無駄はありません。そのため、はっきり結婚したい人に出会いたいと思っている方は多いでしょう。
かつて結婚相談所の方が結婚に対する真剣度が高いとは言われておりました。しかし、気軽に始められる結婚相談所が増えたことや、婚活アプリの中でもプロフィール項目に結婚に対する意思を登録するようになっている婚活アプリも増えてきており、必ずしも結婚相談所だから結婚願望が強いとは言い切れなくなってきています。
結婚願望がまださほどない彼氏・彼女が欲しいぐらいの若い方が利用する恋活アプリを選ばなければ、婚活アプリでも結婚願望がある真面目な出会いを探している方には出会えます。
(5)会うまでの所要時間が短いのは結婚相談所
こちらはネット婚活と結婚相談所での出会い方を比較した図です。ネット婚活の場合は、「いいな」と思う相手がいてもお互いに「いいね」を送りあった状態になってはじめてメッセージのやり取りができます。
しかし、このメッセージの途中で相手がフェードアウトすることもあります。
- マッチングしたのに返事が来ない
- 会えない
- 1回会って2回目に行かない
そういうメッセージのやり取りが苦手な方であれば結婚相談所をおすすめします。初デートまでメッセージのやり取りがないのです。プロフィールを見てお互いが「会ってみようかな」となれば後はお見合い日程調整になります。
自分がいいと思っているけれど2回目に続かない相手の気持ちは、結婚相談所経由でフィードバックをもらうこともできます。それも仲人経由なので、相手の言葉をそのままではなくどう改善すればいいか持教えてもらうことができます。
(6)異性の年齢層・20代は男女ともネット婚活
株式会社リクルートマーケティングが行った婚活実態調査2018によると、年代によって選ぶ婚活サービスはことなります。
20代が選ぶのはネット婚活です。結婚相談所でも28歳前後で登録している方はおりますが、25歳前後で登録している方はかなり少数派。また婚活サイト・アプリによっても登録している年齢層は大きく異なり、20代が少ないサイトもあります。
40代の方は結婚相談所を選んでいる方も多いです。どの年齢の方と出会いたいか、サービスによって登録者の年齢層は大きく異なるので事前に調べた方がいいでしょう。(参照:婚活実態調査2018)
(7)男女比・男性有利な相談所、女性有利なサイト
結婚相談所はどこも会員の合計数を比較すると女性の方が多いです。全く恋愛経験がないまじめに勉強と仕事だけしてきた30代男性が入会したら、ちょっとしたモテ期を味わえるかもしれません。
一方でネット婚活はどこも会員の男女比を調べると男性の方が多いです。女性が新規登録すると100件くらい足跡やいいねがついてびっくりするかもしれません。
男性は結婚相談所、女性はネット婚活を選ぶと男女比という点では有利になります。
(8)自分で積極的に動ける方はネット婚活向き
自分でメッセージを送って相手とやり取りをして、デートの約束をするのがネット婚活です。こういう相手とのやり取りが苦なくできる方であれば、ネット婚活がおすすめです。
「プロフィール写真を変えたらいいねが増えた」「プロフィール文章を変えたらアプローチされる人が変わった」など自分で工夫をして前向きに楽しめる方、自分から「いいね」を送れる方は基本的にはどんな婚活サービスを選んでも大丈夫。手厚いサービスがなくても動けるのであれば、結婚相談所を利用しなくてもいいかもしれません。
(9)サポートしてくれるアドバイザーがいるのは結婚相談所
婚活サイト・アプリを使ったけれどうまくいかずに結婚相談所に登録する方も多いそうです。婚活サイト・アプリでうまくいかない理由は相手探しもデートまでも自分で動かなければならないから。
結婚相談所であれば、登録時に面談をして要望を聞き条件にあった人を紹介してもらえます。婚活アプリでもこういう相性がいい方を紹介する機能が付いているタイプもあります。しかし、そこでマッチングをしても会うまでのメッセージのやり取りは自分でやらなければなりません。
結婚相談所であれば、「会う」「会わない」のボタン1つ押したら次はお見合い日程調整に入ります。
なかなか会えない場合もアドバイザーに相談すれば「写真を撮りなおしませんか?」等アドバイスがもらえます。
(10)トラブル防止で交際ルールがある結婚相談所
「デートの時の支払いってどうしたらいいの?」など出会いの場では悩みがつきもの。結婚相談所ではあらかじめ支払いやお見合いのお店についてルールが設けてあることがほとんど。
女性は婚活の場で体目的の男性に出会いたくないです。そうしたトラブル防止のため、結婚相談所は成婚退会まで婚前交渉、泊りがけの旅行を禁止しているところがほとんどです。
こういうルールが決まっているほうがいいという方は結婚相談所向き、逆にルールが面倒くさい方はネット婚活向きかもしれません。
結婚相談所とネット婚活、私はどっち?
データマッチング型の結婚相談所はネット婚活と大きく違わない
結婚相談所のように真面目で本気で婚活している方も婚活サイトには多く登録しています。また、結婚相談所だからといって高額で最後の手段というわけでもなくなってきました。
そんなに大きな違いがなくなってきているのが現状です。どのサービスを選ぶか迷ったら、まりおねっとがおすすめしているのは次の3つの婚活サービスです
両方のいいとこどり!エン婚活エージェント
エンジャパンが運営しているエン婚活エージェントはきちんと独身証明書の提出を義務付けている本格的な結婚相談所ですが、料金は入会金9,000円、月会費:13,000円(税込14,300円)で既存の結婚相談所よりずっとリーズナブルです。
毎月6名紹介してもらえ、パートナーエージェントやゼクシィ縁結びエージェントなど他の結婚相談所とも提携しているため紹介可能人数は5万人以上。
もちろんコンシェルジュにメールや電話で相談もできます。そして、当たり前ですが入会の勧誘はしつこくありません。
エン婚活エージェント 公式ホームページ
デートセッティング機能もある婚活サイト・ゼクシィ縁結び
知らない人に自分の連絡先を教えたくないという方も多いでしょう。婚活アプリ・サイトの中で唯一、デートの仲介機能があるのがリクルートが運営するゼクシィ縁結びです。相手に連絡先を教えなくてもデートの約束ができるため、安全性も手軽さも重視したい方はゼクシィ縁結びがおすすめ。
さらに登録時に18の質問に答える価値観診断があり、毎日自分の価値観に合う相手を4人紹介してもらえる機能もあります。
ゼクシィ縁結び 公式ホームページ
オリコン顧客満足度1位の結婚相談所ゼクシィ縁結びエージェント
店舗があって対面で相談したいという方もいらっしゃるでしょう。そんな方におススメなのは結婚相談所部門で顧客満足度オリコン1位の結婚相談所ゼクシィ縁結びエージェントです。
接客レベルが高いのに、リーズナブルな価格で一番安いプランでは入会金3万円、月会費9千円で入会できます。希望するサポートレベルに合わせて3プランから選べ、入会後にプラン変更もできます。支店は全国に24店舗があります。
ベテラン仲人が「そんなんじゃ結婚できないわよ」とぐいぐいひっぱるような相談所ではなく、コンシェルジュは婚活世代と同年代で共感しながらそっとサポートしてくれます。