嫌われたくない…と思って貯めてませんか?
恋愛コンサルタントが教える愛される本音の伝え方
あなたは、パートナーの男性に自分の本音を伝えることができていますか?
自分の本音をはっきりと相手に伝えてしまったら、相手に嫌われてしまうのではないか…と不安になって、いつも言いたいことを押し殺してはいませんか?
「相手に嫌われたくないから」という理由で、本当に言いたいことを押し殺して相手に合わせ続けた結果、我慢の限界がきて爆発してしまった経験のある人も少なくないかもしれません。
そして不思議なことに、男性は自分になんでもかんでも合わせて「YES」しか言わないような女性より、自分の本音をはっきりと伝えてくれる女性の方が面白みを感じて、長く一緒に居たいと思う場合が多いのです。
自分の言いたいことをきちんと伝えた上で、相手の男性からも大事にしてもらえる。こんな素敵なことってないですよね!
とはいえ、そういう理想の関係を男性と築くには、やみくもに自分の思ったことをそのままズバズバと言えば良いわけではありません。
相手から嫌われることなく、自分の本当の気持ちを相手に上手に伝えるには、おさえておきたい「コツ」があります。
今回は、男性から嫌われることなく、自分の本音をしっかりと伝える2つのコツをご紹介していきます!
1、男性脳と女性脳の違いを理解する
まず最初のステップとして、相手に対してモヤモヤしたり、何か伝えたいことがある時は、紙とペンを用意して、自分の気持ちを整理しましょう。
なぜ、最初に自分の考えを整理する必要があるのか。その理由は、男性と女性の脳の違いにあります。
「男性脳」「女性脳」という言葉を聞いたことはありますか?
男性と女性とでは、そもそも脳の構造が違うので、自分の考え方と相手の男性の考え方はそもそも違うのです。
基本的に男性は論理性、女性は感情に基づいて、自分の行動を決めます。
男性はどこか理屈っぽいところがあって、女性は感情的になりやすいのです(なんとなくわかる人も多いはず)。
もし、自分の本音を相手に伝えようとする時、女性は相手へ「共感」を求めます。そのため、自分が相手に対して不満に思ったことを思いついた順にダラダラと、ペラペラとずっと喋ってしまいがちです。
しかし、男性はそれをされるととても嫌がります。
なぜなら、男性は理屈っぽいので会話にも「目的」を求めるからです。
女性が「共感」を求めて自分の感情をつらつらと語っても、男性は会話に「目的」を求める以上、その思いは伝わりません。
女性が自分の感情の整理がつかないままダラダラと話し始めると、男性は「結局、何が言いたいの?」「結論を早く言ってくれよ」と、イライラしてしまいます。
そして、女性は男性のイライラした態度を見て、「あなたは私をわかってくれないんだね」と相手を責め、喧嘩になってしまうんです。そんな風になるのはイヤだし、できれば避けたいところ。
2、紙に自分の気持ちを書き出す
言いたいことを完結に伝えられるように、言いたいことをあらかじめ紙に整理しておくことがとても役に立ちます。
自分の言いたいことを頭に思い浮かんだ順に、紙に文章で書いてみましょう。その書いた紙は誰かに見せる必要は全くありません。
誰にも見られないという前提で、どれだけ意地悪なことでも、汚い感情でも、遠慮なく紙に正直に書いてみましょう。
相手を罵るような言葉でも構いません。それを心に溜めた結果、相手に直接言うことになるくらいなら、紙に書いた方がマシです。
すると不思議とだんだんと心がスッキリしてくるんです。
人間の脳は壊れたレコード再生機のようなもので、頭に浮かんだことをいつまでも堂々巡りで繰り返し同じことを思い返してしまうんですね。
それを紙に書き出すことで、頭の無限ループが止まり、自分の考えがスッキリしていきますよ!
3、自分が相手に一番伝えたいことを見つけ出す
次にやることは、自分が相手に一番伝えたかったことを見つけること!
言葉をたくさん書いた紙の中から見つけ出してみましょう。
そして、いざ相手に本音を伝える時は、「結論」、つまり先ほど紙に書いたことでわかった「一番伝えたいこと」から先に伝えると良いです。
男性は理屈っぽいので、結論を先に言ってくれる女性のことを、とても賢い人だと感じてくれるんです。
ダラダラ話されるよりは、結論から先に言ってあげる方が、男性も聞く耳を持ってくれますよ。
4、「わたしはこう思う」と「アイ メッセージ」を使う!
自分の要望を相手に伝える方法は2つあります。
それは、「アイ(I)メッセージ」と「ユー(YOU)メッセージ」です。たとえば、パートナーの男性に重い荷物を持って欲しい時。
彼になんて言いますか?
「ちょっと、これ持ってくれる?」
なんて言いませんか?
でもこの言い方をすると、相手をムッとさせてしまうかもしれません。なぜなのか?
この文章は主語が省略されているので、わかりやすくするために主語を入れてみると、
「あなた、ちょっと、これ持ってくれる?」
となります。
これ、命令口調になってしまっています。
人は、コントロールされることを嫌うんです。なので、このように命令口調で言われると、相手の言うことを素直に聞きたくなくなってしまいます。
このように、主語が「あなた」になっている言い方を「ユー(YOU)メッセージ」と呼びます。
では、どうすれば相手が素直に聞きたくなるような言い方ができるのか?
それは主語を「わたし」にして、「アイ(I)メッセージ」にすること。
つまり、
「ちょっと、これ持ってくれると助かるなあ。」
なんて言い変えること!
少しわかりづらいかもしれませんが、これも主語が省略されています。
主語を入れてみると
「ちょっと、これ持ってくれると、わたしは助かるなあ。」
こんな感じ。これが「アイ(I)メッセージ」です。
相手に実際に伝える時は「わたし」まで言う必要はありませんが、相手に何かお願いをするときは
- 「〜してくれると助かる」
- 「〜してくれると嬉しい」
- 「〜だとわたしは思う」
という言い方をすると、相手が素直に受け入れてくれますよ。
そのまま例文として覚えておくとめっちゃ便利です!
まとめ
お願い上手が愛される
- 相手に本音を伝える前に、紙に自分の気持ちを書いて整理する
- 男性には「結論」から伝える
- 「アイ(I)メッセージ」を意識して伝える
言いづらい本音でも、この方法で伝えれば大丈夫。ぜひ、使ってみてくださいね。