ぶりっこ女が許される範囲について
なぜぶりっこ女が嫌われるのか
好きな男性の前ではネコをかぶっていて、女性や他の男性の前では本性を見せるぶりっこ女。
案外自分にはそのような自覚がなくとも「好きな人に対しては、ついつい周りと対応を変えてしまう」と言うことは普通に起こりうることでしょう。しかし、このぶりっこも度が過ぎたり方法を間違えたりすると、女性からだけでなく男性からも嫌われてしまいます。
そこで、今回は具体的にどのようなぶりっこが許されてどのようなぶりっこが許されないのかを解説します。
ぶりっこ女が許される範囲について
1、基本的に「人をけなさないぶりっこ」は喜ばれる
まず、一番大事なのは「人をけなさないこと」です。ぶりっこで一番嫌われるのは、「ある人の前では他人をほめてばっかりなのに、その人のそばを離れると陰口を叩きまくる人」と言っても過言ではないでしょう。
このような女性の場合には「あの子は、自分の前では陰口を言わないけど、本当は性格が悪いのかもしれない」と思われてしまい、他の人達はおろか意中の男性にまで不快な気持ちにさせてしまうことになります。
逆に、どんなにぶりっこをしていたとしても、周りの陰口を言わなければ「あの子って本当にぶりっこだよね」と言われることはあるとしても、寧ろその恋を応援してくれるサポーターが周りについてくれるかもしれません。その為、出来る限り他者の悪口は言わないようにすると良いでしょう。
2、「してもらうぶりっこ」は嫌われる
次に嫌われるのが「人に甘えるぶりっこ」です。例えば飲み会などの席で散々飲み食いをしておいて、いざお会計になると男性に甘えてお金を出してもらおうとする行為。
こういうぶりっこは非常に嫌われることでしょう。また、そこまで行かなかったとしても、残業や休日出勤を避けるためにぶりっこをするような行為を取れば、女性から嫌われるだけでなく、何より男性からの評価も下がってしまいます。
基本的に「男性に骨を折ってもらうために媚びを売る」と言う行為はぶりっこの中でも嫌われやすい行為であることは理解して損は無いことでしょう。
3、逆に「してあげるぶりっこ」は許されることが多い
Exquisite smile from a wonderful model. / @yakobusan Jakob Montrasio 孟亚柯
例えば好きな人が居なければお茶を出さないけれども、好きな人が来ると急にお茶くみに走るような女性がいたとします。このようなあからさまな女性は確かに「ぶりっこだな」と言われるかもしれません。
しかし、上述の「嫌われるぶりっこ」のように周りから嫌な目で見られると言うことは、そこまで多くないでしょう。他にも、好きな人が居れば残業も休日出勤も頑張れると言う女性の場合には、男性から見ても「好きな人のために頑張ってるんだな」と応援されるかもしれません。
このように、「好きな人に好かれるための努力として出たぶりっこ」であれば、周りには嫌われることは無いでしょう。
4、打算性のあるぶりっこはまず嫌われる
ぶりっこが許されるのは「好きな人の前で大人しくなってしまう」「好きな人に好かれようと努力している」と言うことが認められた時だけと言っても過言ではありません。
もしもあなたが「年収が高い人にだけぶりっこをする」などの打算性が見透かされるような行動であれば、そのぶりっこは間違いなく嫌われます。
これは、男女の立場を置き換えてみると「30代を超えた女性には異常に冷たいけれども、20代の若い子にだけは親切にする男性社員」のようなものです。男性だってバカではないので「お金と結婚したい」と言う気持ちからぶりっこをする女性は、まずお断りをすることでしょう。
仮にそのような本心に気づかない鈍感な男性だとしても、周りの女性はあなたの本性を告げ口をするかもしれません。これは「告げ口をする方が正しい行為」と周りに思わせてしまうためです。その為、打算性を持ってぶりっこをすることは絶対に避ける方が良いです。
5、あからさますぎるぶりっこは嫌われる
本当は一人でも別に平気だけれども、相手に関心を持ってもらいたいから「寂しがり屋の女の子」を演出する。こういう「相手に近づいてもらいたいから行うぶりっこ」の場合には、さほど極端でなければ嫌われることはないでしょう。しかし、あまりにも普段のキャラとのギャップがある場合には、寧ろ嫌われてしまう可能性があります。
その理由は、人間は「いつまでもぶりっこをし続けることが出来ない」ためです。もしも好きな人の前で死ぬまでぶりっこが出来るのであれば、それは最早「性格」と言っても過言ではないでしょう。
即ち、キャラを作って交際まで発展したとしても、次第に化けの皮がはがれていくにしたがって相手の気持ちも少しずつ冷めてきてしまう可能性があります。その為、ぶりっこをする時にはあまりあからさまになりすぎないようにすることが重要になります。
6、相手の気遣いに敏感なぶりっこは好かれる
最後に、たとえぶりっこであったとしても「相手のことを常に気遣える人」は好かれる傾向にあります。男性もバカではないので、あなたに好意があれば「あなたに好かれたい」と思って努力を重ねているものです。
例えば車道側をさりげなく歩こうとしたり、レディファーストとしてドアを開けようとしたりなど、そう言うマニュアルに書いてあるような気遣いを頑張ってする方は多いものです。
このような気遣いに対して敏感に察知して「嬉しいな」「ありがとう」と言うことが出来るのであれば、たとえぶりっこをしていても好かれることでしょう。
ぶりっこは、やっていると「自分を演じること」にばかり神経が取られてしまいます。しかし、ここで会えて自分を演じるだけでなく「相手の行動に目を向けること」にも神経を使うようにすることは難しいのですが非常に重要になります。
良いぶりっ子は「害のないぶりっこ」
無害な蛾より有害な蝶の方が嫌われる
いかがでしょうか?ぶりっこには許されるタイプと許されないタイプがあると解説は行いましたが、要するに愛されるぶりっことは「周りに害を与えない人」であると言うことです。
どんなにきれいな羽根をした蝶であっても、農作物を食い荒らすようなことをすれば、即刻駆除されてしまいます。裏を返せば、陰口を叩いたり面倒事を押し付けたりなど、周りに迷惑をかけるようなことをしなければ「ぶりっこ」と思われながらも、何とか愛されキャラで済む可能性は高いでしょう。
その為ぶりっこをする際には、陰口を言ったり、お金にばかり目がくらんだりと言ったことをせずに、あくまでも「好きな人に喜んでもらいたいから」と言う気持ちをしっかりともつようにすることが大事です。