再婚して幸せになった人も離婚で反省している
再婚して幸せになるためには反省が必要？
離婚の経験が、恋愛や結婚に対して臆病にさせてしまっている部分は少なからずあるでしょう。しかし、それでも再婚を望む気持ちが、あなたの心には残っていますよね。
それならば、実際に再婚を通じて幸せになった人の意見や経験を参考にすると良いです。再婚から幸せになった人は、離婚をした時にいくつかの反省をしています。この反省ポイントを知ることで、あなたが幸せになれる可能性も高まるでしょう。ここでは離婚を経験して再婚をして幸せになった人達が、離婚後にどのような点を反省したのかをまとめました。
再婚後の幸せのために……まずは、結婚生活を振り返る
離婚した時の状況やきっかけは人それぞれですが「とにかく夫婦関係を終わらせたい！」と焦り、急いで離婚した方が多いのです。特に女性の場合は「顔も見たくない！話したくもない！」と感情重視で離婚を決める率が高いのです。
次の新しい人生の一つである再婚をスタートさせようと考えているのであれば、まず自分の送ってきた結婚生活を振り返ってほしいと思います。
アルバムをめくる様にして元夫や元妻とのエピソードが「こんな事もあったな、あんな事もしたな」としっかりと過去の思い出になっているのであれば、頭と心の整理ができています。それならば、再婚をスタートさせても問題はありません。
逆に、「もう閉じ込めておきたい、思い出したくもない！」と結婚生活を直視できない場合は、再婚を考えるのには少し早いと言えます。
再婚後の幸せのために自分の恋愛時のクセを自覚
元パートナーと結婚するまでにも、何人かとお付き合いしたよ！という方は多いですよね。その時の別れた理由や原因を、思い出せるだけ思い出しましょう。すると、離婚した理由と重なる部分が出てきます。これが交際中に出てしまう自分の良くないクセ。このクセは意識しないかぎり、熟年になっても持ち続けてしまう悪癖です。
- 相手をコントロールしようとしていなかったか？
- 批判ばかりしていなかったか？
- 自尊心を傷つけてはいなかったか？
よく考えると、同じ様なパターンで別れていたり、フラれたりしている可能性が高いです。
今回は実際に離婚し、恋愛時や結婚生活を振り返り、反省したことで幸せな再婚ができた5名の方々のお話を聞いています。それでは、順番に体験談を見てみましょう。
離婚をして反省、その後再婚から幸せになれた人達の体験談
佐藤静香さん（仮名・28歳）の場合
一見おしとやかに映る小柄な女性である静香さんは、夫に対して常に攻撃的な態度で接していました。夫とは合コンで知り合い、優しい雰囲気の静香さんに夫が一目惚れをし、付き合いが始まりました。交際中に夫から何度か「結構、気が強いんだね」と言われたそうです。そんな静香さんの言葉です。
「夫はマイペースな人でした。私はその行動がワザとノロノロしているのかとも思いました。気付けば夫に対して常に急かし、口調も攻撃的になっていました。」
離婚後に静香さんは、御自分の言い方に問題があるのだと気付きました。初婚相手にぶつけてきた「早くして！」「なんでそんなに遅いの？」を、「早くしてくれたら嬉しい」と自分の口調を変えました。再婚相手とは幸せで、「気が強い」ではなく「よく気が付くね！」と褒められているそうです。
鈴木真由美さん（仮名・30歳）の場合
真由美さんは、同じ職場の年下男性と2年間のお付き合いを経て結婚しました。姉さん女房として頑張っていた真由美さんを見て、夫は頼りがいがあると尊敬してくれていたと言います。ところが、結婚してからはもっと頑張らなくては！と必要以上に夫に対して世話を焼いてしまいました。
真由美さんの言葉です。
「離婚した元夫は服のセンスが無く、明らかにスーツに合わないネクタイで出勤するんです。社会人でこれは恥ずかしいと思い毎日のコーディネートは私が決めていました。昼に食べた物が身体に良いかどうかも毎日確認していたら、ある日突然夫に、母親と結婚した覚えは無い！と言われてしまいました」
真由美さんは、妻としてではなく、母親目線で夫を見ていた事に気付きました。アドバイスのつもりが、○○しなさい！という命令口調になり、更に母親の様になっていたのです。現在は再婚し、夫の行動は相変わらず目には付きますが、半分だけ注意するようにしているそうです。
酒井勝さん（仮名・33歳）の場合
勝さんは、自身が経営する飲食店にバイトとして働いていた年下の女性と結婚しました。年齢の割にしっかりしており、気配りもできる彼女に惹かれ、勝さんからプロポーズをしました。入籍後、家事もこなし、店も手伝う事に初めはとても感謝していたそうです。しかし、店が忙しくなってからは、嫁が家事するのも店を手伝うのも当然だと思ってしまい、少しでも休憩する姿を見ると妻に対して厳しくあたったそうです。
勝さんの言葉です。
「何もかもこなす嫁の姿が当たり前になってしまい、感謝するのを忘れて、自分のイライラをぶつけていました。今思うと本当に酷い事を言ってしまったと思います」
勝さんは、改めて感謝する気持ちが大切なんだと気付きました。家事もやって当たり前ではなく、いつもありがとうの気持ちで新しい奥様に感謝しているので、幸福だという話です。
渡辺勇太さん（仮名・27歳）の場合
爽やかなイメージの勇太さんは、付き合ってわずか3ヶ月でスピード婚をしました。妻となった女性は、大学時代の同級生です。容姿端麗でスポーツ万能、おまけに頭の回転も早いので周りからも非常に人気の女性だったそうです。勇太さんはほぼ一目惚れで、絶対に幸せにする！と誓いました。
勇太さんの言葉です。
「結婚して彼女が自分の物になったと思っていました。付き合っていた頃に頑張っていたので段々手を抜くようになりました。彼女は煙草が嫌いなのですが、交際期間中はずっと我慢していたのに、気付けば平気で彼女の前でも吸うようになっていました。彼女が何度か嫌だと言っていたのに無視をしていました。彼女の優しさに甘えていました。」
結婚した事で気が緩み、彼女の優しさにつけ込んでいたのだと勇太さんは気付きました。付き合っていた頃に好かれたいからと、無理をして嘘の自分で接してしまった。これを反省し、新しく奥様になった女性とは、格好をつけない自分の姿で接し、相手の優しさに甘えずに自分も我慢するようにしているそうです。
野村夏実さん（仮名・26歳）の場合
看護師をしている夏実さんは、クラブで知り合った年上男性と結婚しました。夫となった男性は、見た目はスマートで上手くリードをしてくれる理想の夫でした。しかし、結婚してから彼の姿は変わりました。
夏実さんの言葉です。
「夫は元からよく食べる人でした。私も料理が好きだったので夫の好物ばかり作っていました。周りからは幸せ太りだと言われましたが、8kg太った夫にガックリしてしまい、愛情が冷めてしまったのです。」
夏実さんは、夫に対して完璧な姿を求め過ぎていたと気付きました。芸能人にも完璧な人間なんていないのに、一般人の旦那様に自分の事は棚に上げて夫にばかり理想を求めてしまった……。離婚後現在の旦那様と出会ったわけですが、見た目ではなく心に惚れるようになりました。ちょっと鈍臭いところも引っくるめて、愛しているそうです。
同じ失敗を繰り返さないことが何よりも大切
再婚後の幸せのために自分の悪かったところを考える
離婚して相手の悪かったところを考えるのは簡単です。しかし、自分の悪かったところを考えるのは意識しないかぎり難しいでしょう。何故なら、自分が悪かったと認めることになるのは辛いからです。
真面目に自分の悪かったところを反省できると、必ず人として成長します。何故、離婚するまでの事態になってしまったのか？を相手のせいにせずに、自分の反省ポイントを見つけるつもりで、過去の結婚生活を振り返りましょう。
再婚後の幸せ……反省の次に必要なのは改善
たしかに離婚して反省するのは難しいことですが、意識すれば誰にでもできることでもあります。大切なのは、それをどの様に改善するか？です。もう、子どもではないのですから、失敗から自分なりに反省点を探し出し、どうすれば直るのか改善点を明確にしましょう。そうすれば、反省した部分はあなたの新しい魅力として備わります。
再婚で幸せになった人達は、離婚を経験して一回り成長しています。反省できる人は魅力的です。離婚した時よりも魅力的な自分で、幸せな再婚をしてほしいと思います。
これから新しい出会いを探そうという方はぜひ、その経験と反省を活かしてくださいね。離婚経験者が新しく出会いを探す場合、おすすめなのが婚活サイトです。といってもほとんどが未婚者ばかりの婚活サイトはおすすめしません。離婚経験者は悪い意味で目立ちます。おすすめが2つあります。
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