プロポーズは多くの方が緊張するものです。
たとえば、試験で緊張し、実力が発揮できなかった経験をした方も多いでしょう。
しかし試験勉強で大事なことは「緊張しないこと」ではなく「テストで良い点を取ること」です。
これは恋愛の場合も同様です。
安心してプロポーズするコツと、プロポーズ成功のカギを紹介します。
プロポーズ前に緊張しない対応・した時の対応
緊張してしまうのは人間だから当たり前です。
そこで「緊張しすぎ」を避けつつ、緊張感と上手に付き合っていく方法を考えていきましょう。
1.まず相手に「プロポーズらしさ」を演出する
プロポーズで緊張する人は、下手にサプライズを狙わず、相手に「プロポーズしそう」と言うことを察してもらうことです。
確かに「いつものデートの流れの中でプロポーズをする」と言う人もいるとは思いますが、この方法だと相手がびっくりしすぎてしまいます。
それにこちらの方も、いつもと同じように接しながら突然プロポーズを行うことはかなり精神的に厳しいものがあります。
それよりはむしろ、「あ、この人プロポーズするんだな」と思わせた方が相手にとっても驚きは少ないものであり、こちらとしても覚悟を決めることが出来ます。
「今回がダメでも次すればいいや」と言うことにならないように、プロポーズする際に大事なのはシチュエーションです。
プロポーズの際はしっかりと「ふさわしい場所」を選ぶと良いでしょう。
ホテルの最上階の高級レストランとか、人が少ない海とか、そういうロマンチックな場所です。
2.周りは味方だと考える
また、ここで「プロポーズにふさわしい場所」を選ぶことにはもう一つメリットがあります。
それは「プロポーズにふさわしい場所の従業員は、プロポーズしたい客の対応を知っている」と言うことです。
即ち、そこらの安居酒屋などよりもサービスに心を配ってくれる可能性はかなり高いです。
場所によってはプロポーズする際に何らかのサポートを行ってくれるお店もあります。
その為、このようなお店を予約することで「自分の周りの人がプロポーズを手伝ってくれている」と考えることが出来れば、当日のプレッシャーも軽減することでしょう。
3.当日までにリハーサルを行っておく
また、どんなものでもぶっつけ本番となるとプレッシャーが非常に大きくなってしまいます。
その為、事前にリハーサルをしっかりと行っておくことは重要になります。
スポーツの世界でも、試合前に練習試合を組んだり、イメージトレーニングを行ったりすることは良くありますし、就活でも事前に模擬面接を行う学生は多いものです。
これもまた、当日に実力をしっかり発揮するために重要だからです。
プロポーズを行う際にも事前に何度も頭の中でしっかりと予行練習を行っていくことが大事です。
これを行うことで「練習の通りにやれば大丈夫だ」と言う自信を持つことにも繋がります。
4.婚約指輪はなくてもいいと心得よ
映画のなかで女性に指輪をプレゼントして「僕と結婚してください」というシーンを見たことがあるかもしれません。
ゼクシィ結婚トレンド調査(2016)によると、プロポーズの時に指輪をもらった方は37%程度です。
プロポーズ=婚約指輪を贈るというわけではなさそう。
結婚が決まったら二人で指輪を買いに行くというのが一般的かもしれませんね。
女性の好みもありますし、サプライズで指輪を贈らなくても大丈夫です。
5.他の人の体験談を調べる
少なくとも私がこのような記事を依頼されていると言うことは、あなたのようにプロポーズで緊張しないようにと悩んでいらっしゃる方が沢山いると言うことです。
その為、他の人がどのようにしてプロポーズを行ったのかについて体験談を集めることも有効です。
例えば体験談を見ていく中で「こんな方法があったのか」と思えばそれを用いることも良いでしょう。
また、相手の成功体験を見れば「こうやって頑張れば、俺も上手くできるはずだ」と言う自信にも繋がります。
ただし、注意するべきことは「必ずしも相手の体験談を行えば上手くいくとは限らない」と言うことです。
バラの花束とともにプロポーズされたとしても「おしゃれ」と思うか「陳腐」と思うかは女性によって違います。
体験談を読むときには、そのような「どこまで自分の場合には使えるのか」についても考えておくことが大事になることでしょう。
6.プロポーズは試験や就活と違うことを理解する
恐らくプロポーズで緊張する方の多くは、試験勉強や就活で緊張しすぎて、失敗した経験があるのではないでしょうか。
しかし、プロポーズとそれらは根本から違うものです。
まず就活は殆どの場合お互いが初対面であるため「第一印象」や「しっかりとした受け答え」を行うことが何よりも大事になります。
そして試験勉強の場合は理論的な思考が大事になるので「沈着冷静であること」が非常に大事になります。
一方プロポーズの場合には、まず相手と初対面であることは無いでしょう(もし初対面の相手にプロポーズしようと言うのであれば、まずその段階でプロポーズはやめるべきです)。
そして試験勉強ほど沈着冷静であることの必要性は無く、多少ドキドキしている方が寧ろ相手にも気持ちが伝わるかもしれません。
仮にあなたが今までの体験で「緊張しすぎの失敗」があったとしても「今回のプロポーズとは無関係のものだ」と開き直ってしまうことも大事になります。
7.緊張しても大丈夫だと考える
最後に、よっぽど失敗しない限り「プロポーズのやり方がまずかったから上手くいかなかった」と言うことは無いものです。
例えあなたが緊張して完璧なプロポーズが出来なかったとしても、相手に結婚する気があるのであればOKしてくれるはずです。
プロポーズはあなた一人でやるものではありません。
今まで積み上げてきた絆があれば、多少あなたが失敗してくれたとしても『将来の結婚相手』は受け入れてくれるはずです。
そう思って「緊張することは当然」と思ってしまうことも大事でしょう。
プロポーズでしてはいけないこと
プロポーズは人生の大きな節目であり、その方法や状況は非常に重要です。
成功への鍵は、何をすべきかだけでなく、何を避けるべきかを知ることにあります。
以下は、プロポーズの際に避けるべき重要なポイントです。
ふさわしくないお店・シチュエーション
プロポーズは特別な瞬間であり、適切な場所や状況で行うことが重要です。
雰囲気のないお店や周囲が騒がしい場所、相手がリラックスしていない状況では、プロポーズの感動が半減してしまう可能性があります。
落ち着いた、プライベートな環境を選ぶことが望ましいです。
条件付きのプロポーズ
プロポーズは、無条件の愛とコミットメントを示すべき瞬間です。
条件付きでプロポーズをすることは、相手に対する不信感や純粋でない愛情を印象づける原因になります。
相手を心から愛し、受け入れる意志を明確に伝えるべきです。
あいまいな言葉や表現
プロポーズは明確かつ確固たる意志を示す必要があります。
あいまいな言葉や表現は、相手に混乱や不確実性を与え、プロポーズの真剣さを損なうことがあります。
直接的で、感情を込めた言葉を選びましょう。
これまでの恋愛遍歴を詳しく話す
プロポーズの際には、これまでの恋愛遍歴を詳しく話すことは避けるべきです。
過去の関係に焦点を当てることは、その瞬間の特別な意味を薄れさせ、相手を不快にさせる可能性があります。
プロポーズは二人の未来に焦点を合わせるべき時です。
これらのポイントを避けることで、プロポーズはより感動的で意味深いものとなり、相手にとって忘れられない瞬間になるでしょう。
不適切なタイミングを選ぶ
プロポーズは特別な瞬間ですので、相手がストレスを感じている時や忙しい時期はタイミングにはNGです。
不適切なタイミングを選ぶことは避けるべきです。
プロポーズで緊張しても悩まないことが大事
プロポーズで緊張する方の中には、「自分が何とか頑張らなくちゃ」と言うプレッシャーが強いと言う方もいるのではないでしょうか。
しかし、プロポーズと言うのは一人だけで頑張らなければいけないと言うものではありません。
また「プロポーズで緊張してしまう」と言う人はあなた一人ではありません。
前述のように、プロポーズに使われるようなお店の場合には、あなたのプロポーズをしっかりとサポートしてくれることでしょう。
また、相手の方もあなたがプロポーズしようと言う意図が伝われば、さりげなく気をまわしてくれるかもしれません。
一人だけで難しく考えずに「プロポーズで緊張するのは当たり前」と考えて「どうすれば相手が受け入れてくれるのか」を考えていくと良いでしょう。