プロポーズへの返事はどのくらいが相場?
アンケート調査の結果は即答が多い!
女性向けWEB情報サイトで、22歳~34歳の結婚適齢期の女性に聞いたアンケートがあります。それによると「彼氏からのプロポーズに対して即答するかどうか」で以下のような結果が出ました。
- 即答する:63%
- 時間をおいて返事をする(保留する):37%
6:4で「即答する」と答えた人が多かったのです。皆さん熟慮するかと思ったらそうではないのですね。やはり大好きで仕方ない彼氏からの告白には、すぐに答えたいと思うのが女心なのかもしれません。
- 「大好きだから!」
- 「今すぐにでも結婚したい」
- 「彼の気が変わらないうちに・・・」
などというのが「即答派」の意見ですが、反対に「保留派」の意見がネガティブなものかというとそうではありません。
- 「考える時間が欲しい」
- 「一生のことなので即断できない」
- 「即答するとがっついてそうだと思われる」
- 「焦らし作戦!」
など様々です。嫌いならば付き合っていないわけですから、女性の価値観によって返事待ちになるのか、即答するのかが分かれます。
ただし、即答ならば結婚はほぼ確実ですが、返事待ちになった場合、思わぬ展開になる可能性があります。あまり彼女を問い詰めるのではなく、プロポーズからどのくらい引っ張ることになるのかで、戦略を練り直す必要があります。
返事待ちで妥当なラインと、明らかに何か理由があるラインを見極めないと、お互いに大ダメージを負うことになりますので注意しましょう。
以下で、返事待ちの妥当性について考えていきたいと思います。
彼女の返事待ちを考察します
何もない場合の目安は大体1か月
women / SheilaTostes
統計があるわけではありませんが、プロポーズへの返事は遅くとも1か月以内というのが暗黙の了解のようです。これ以上引っ張るようだと、彼女の自分への愛情が相当揺らいでいるとみるべきです。
交際の過程であなたのほうに何か不貞行為(浮気、二股など)はありましたか?もし、そういうことがあってよりを戻している場合、彼女はあなたを完全に信用しきっていない可能性があります。
結婚は人生最大の契約ですから、完全に信用していない状態ではどうしてもためらってしまいます。通常の買い物ならば「クーリングオフ」がききますが、結婚にはクーリングオフはなく、離婚となり戸籍に傷がついてしまいます。そうしたリスクを考えて踏み切れない可能性があります。あなたが誠実だったのかどうかよく考えてください。
1か月以上返事がない場合、まだ信用度100%ではないという彼女の無言のメッセージの可能性があります。
なお、お見合いで付き合った場合、もっと返事を急ぐ必要があります。1週間~長くても半月内に返事がない場合、仲介人に必ず伝えて、彼女および彼女の家族の意向を聞いてください。仲介人というメッセンジャーがいるので、お見合いの場合は彼女の意思を伺うのが若干楽です。
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交際期間が短い、お互いの年齢が若いケースは返事待ちが長くなるかも
自由恋愛で付き合い始めてまだ1か月~2か月の段階でいきなり「結婚してください!」とプロポーズされたら女性が戸惑うのも無理はないですよね。
お互いに一目惚れで「スピード婚」というケースもありますが、本能、遺伝子レベルで惹きあっていたケースは特別で、やはり相手の事、価値観や生活スタイル、経済観念などを知らないうちに即断できないというのはもっともだと思います。
あなたが彼女を愛していることは伝わりますが、同じくらい彼女のあなたへの好感度が上がっていない状態かもしれません。もう少し恋人としてお付き合いしたほうが結果的に上手くいく可能性もあります。返事待ちになった場合、交際期間はいかがでしょう。
合わせて2人の年齢も関係します。20歳を過ぎれば親の同意なく結婚できるのは確かですが、まだ学生だったり、社会人になって間もなかったりする場合、経済的に安定せず、結婚生活を営むことができるのか不透明です。
彼女のほうが好きだけではなく、現実を見据えていて、あなたが夫として結婚生活を2人で営んでいくだけの「甲斐性」があるかどうか判断付きかねている可能性があります。愛情だけではやっていけないのが結婚ですので、返事待ちの場合あなたのステータスはいかがでしょうか?
これらの場合、返事待ちは1年~2年になる可能性があります。返事待ちというよりも無期限保留で、あなたが彼女に結婚できると判断されるまで待たないと難しいです。
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家庭環境に何かある場合は解決が不可欠
Family / chefranden
彼女の返事待ちは、あなたへの感情、愛情がプロポーズを受けるラインに達していない場合だけではないかもしれません。彼女の家庭、家族などに問題があり、今すぐ結婚をOKできないケースです。
- 多額の借金があり、その返済が難しい
- 病気の家族がいてその看病をしなくてはいけない
- 彼女の家庭環境が複雑だ
- 何らかのトラブルに巻き込まれている
色々な理由が考えられますが、彼女はあなたに対してそうしたネガティブな影響を与えまいと、あえて返事を保留にしている可能性があります。
具体的に言うと、彼女の家庭は自営業を営んでいて事業に行き詰まり、多額の負債を抱えている。このままだと倒産確実で借金を背負うことになる。もしあなたが婿に入ったとすると家族になりますから、その債務を何ら責任がないあなたが背負って一生かけて返済していくことになります。彼女はあなたにそういう苦労を掛けたくない・・・。
極端な例かもしれませんが、彼女があなたのことを思うあまり、返事ができないのです。プロポーズを断って別れれば良いのですが、好きだからそれもできない。彼女は非常に苦しい立場にあります。
こういうケースの場合妥当な返事待ち期間というものはありません。根本が解決されないと結婚できないからです。無理やり結婚を迫ってもお互いの家族が崩壊してしまいかねません。
妥当な返事待ち期間は1か月
それ以上ないようなら戦略を練り直しましょう
以上述べてきたように、プロポーズの返事待ちは「1か月」が妥当な線です。1か月待っても何もない場合(お断りも含めてない場合)、何らかの事情が彼女にあると考えるべきです。
その場合
- 解決できるまで待つ
- あなたが介入して解決する
- 縁がなかったと判断する
いずれかになります。結婚は好きだけでできるものでもなく、やはり何かあった場合「夫婦」という最も強い法的な契約関係になりますから、あなたのリスクも考えるべきです(特に借金などの場合)。それも含めてあなたが背負う覚悟があるのか、それだけの価値がある結婚なのかよく考えてください。
彼女が出す暗黙のサイン(返事待ち)を無視して結婚するだけが「男らしさ」ではありません。蛮勇は時にあなたも彼女も不幸にしてしまいます。ともかく「1か月」待ってください。そこから色々考えましょう。
(参考URL アンケート)