思いやりと重い女の違いって何?
男性占い師が愛され続ける秘訣をお伝えします
思いやりで行動したつもりが、ただの「重い女」になっていた。こんな経験をした女性は少なくないはず。また、自覚がないだけの人もいるでしょう。
「重い」と思われずに、相手に思いやりを注ぐにはどうすれば良いのか……。
この記事は、そんな迷いや不安を抱いている女性のためのものです。
「思いやりがある」と「重い」は、とても似ている
もしも男性陣に「思いやりのある女性は好きですか?」と聞いたら、大多数が「好き」と答えるでしょう。同時に「重い女性は好きですか?」と聞いたら「無理」と答える人がほとんどです。
さて、この「思いやりがある」と「重い」は、非常に似ています。人によっては「思いやりを持とう」と行動したつもりが、ただの重い女になっていることもあるほど。
でも、「似ているから仕方ないよね」では片付けられない問題でもありますよね。とくに男女の関係で「重い」と思われてしまえば、別れの原因にもなりかねません。
あらためて「思いやり」について考えてみる
みなさん気づいていると思いますが、このコラムのテーマは「思いやり」です。だから、コラムを書く前に私もあらためて「思いやりってなんだろう?」と考えてみました。「思いやり」と言う言葉は、あまり日常では使いませんよね。「優しい」とか「気遣い」と言われることのほうが多いように思えます。
しかし、「思いやり」は「優しさ」とはイコールではなく、「気遣い」ともまた違うでしょう。相手を思う気持ちが思いやりであって、その気持ちに伴う行動が「優しさ」や「気遣い」。つまり、優しさや気遣いの出発点が思いやりだと私は考えます。
そして、もっとも大事なのは……「思いやり」とは相手のための気持ちであること。自分のメリットを考えながらの優しさや気遣いは、思いやりではなく打算です。
一方、「重い女」とは
「思いやり」がなんなのかはなんとなく理解できましたので、次は「重い女」について考えてみましょう。一般的に男性から「重い女」と称される行動は以下のようなものです。
- 束縛癖がある
- 頻繁に連絡してくる
- 「好き」と言う言葉を多用
- 嫉妬が多い
- 自己評価が低いアピール
これらの要素を持つ女性を「重い女」と称するのに異論がある人は少ないでしょう。しかし、こうやって並べてみると、普通に「重いなぁ」と感じてしまいますね。
何故、「重い女」は避けられるのか?
先ほど、代表的な「重い女」の特徴を5つ挙げましたが、「頻繁に連絡してくる」や「好きと言う言葉を多用」などは、好む男性も一定数います。
たとえば、交際当初は男性も女性も毎日のように連絡したいでしょうし、「好き好き」言いたい気持ちも分からなくありません。でも、女性が同じ態度で接し続けていくと、男性側だけが「なんか、重いなぁ」と感じてしまう……よくある話です。
何故、途中まで喜んでいた男性が「重い」と感じるようになってしまうのでしょうか?
それは、女性の行動が全て自分本位の行動だから。他人本意の行動である「思いやり」と決定的に違うのはこの点です。
重い女の言動の裏
何故、重い女の行動が自分本意の行動にすぎないのか……。そのあたりを更に深く掘り下げていきます。
まず「束縛癖」ですが、束縛をする理由は「自分が安心したいから」ですよね。男性側にメリットはありません。
次に「頻繁に連絡してくる」。この行動を「重い」と捉えられてしまうのは「暇だから相手をして欲しい」という自分本位の行動に思われてしまうからです。
3つ目の「好きと言う言葉を多用」は、ただ伝えるだけならばそこまで問題ありません。しかし、「重い」と受け取られてしまうのなら「私がこれだけ好きなんだから、あなたももっと好きアピールしてよ」と男性側に伝わっています。不本意かもしれませんが、結局は自分の欲を満たすための行動です。
4つ目の「嫉妬が多い」は、一定数喜ぶ男性もいますが……結局のところ男性の行動を制限するだけの行為。これもまた、女性側の「恋人には、自分が許せる範囲内で行動して欲しい」という自分都合のエゴです。
最後の「自己評価が低いアピール」は、「そんなことないよ。◯◯ちゃんは、頑張ってるじゃん」という褒め言葉待ちが伝わります。遠回しに「褒めて欲しい」「認めて欲しい」とアピールしているのにすぎないので、多用されるとさすがにうんざりする男性がほとんどです。
「重い」を「思いやりがある」に変える5つのポイント
1.見返りを求めない
さて、ここまで読んできた人の中には「不本意だ!」とか「そんなつもりはない」とクレームしたい人も一定数いるでしょう。でも、今大事なのはクレームではなく、今まで「重い」と思われていた行動を「思いやりがある」と思われる行動に変えることです。そのためにはどうすれば良いのか、解説します。
「思いやりがある人」と見られたいのであれば、見返りを求めないのが大前提です。見返りを求めての行動なのか、完全なる善意なのかはハッキリと他人にも伝わります。
「どれだけ相手に尽くそうが、見返りはゼロで良い!」……そうハッキリと思えた時の行動が思いやりです。この意識は、恋人に対してだけではなく全方面に向けてください。
思考の中心は自分ではなく相手
「重い」と思われる女性の思考は全て自分中心。一方、「思いやりがある」と思われる女性の思考の全ては相手中心。ここが圧倒的に違う箇所です。行動する前に、その行動は誰のための行動なのかをよく考える癖をつけると随分変わります。
例えば、「料理上手がモテる」と何かで読んで、頼まれもしないのに彼氏にお弁当を作ったらそりゃ重い女です。自分がモテるためにやっているだけですし、彼が本当に手作り弁当が食べたいのか分かりませんよね。
第三者の話を素直に聞く
「私はこうされたら嬉しいから、あの人にもしてあげよう」と思っての行動が、相手にはありがた迷惑だった。よくある話ですよね。一度でもこのような経験があるのなら、自分の行動について他者の意見を聞いてみてください。
重い女は思考が偏っている傾向があるので、他者の意見に耳を傾けるべきです。全てに通じる話ですが、他人の話に素直な気持ちで耳を傾けられない人は、やはり変われません。
もちろん、あなたに意見する人の意見を全部受け入れるのではなく、聞くべき価値のある意見だけ自分の中に取り入れていけばOKです。
相談相手は厳選すること
ただし、他者から意見を聞く時には、相手があなたのことを女と見ていないことが絶対条件です。あなたを女と見ている男からの意見なんて、なんの役にも立ちません。あとは女子会もやめましょう。なんでも「大丈夫だよ!」で終わります。
耳障りが良くてあなたに都合の良い言葉ばかりを並べる男……いますよね?そういう男達の目的は、あなたの問題を解決することではありません。
ただ口説きたいだけ、もしくは一時的にあなたと良い関係になりたいだけです。だから、耳障りの良い言葉ばかりを求めてしまうと、えらい目に遭います。
重い女ほど、男に相談する
しかし、残念ながら「重い」と思われる女性や、明らかに直さなければならない箇所がある女性ほど、自分を女と見ている男に相談します。
そして、その男に「◯◯ちゃんは悪くないよ。それは相手が悪い」と耳障りの良い言葉を並べられて満足しますが、男の言葉はもちろん嘘です。相談相手とそのまま恋愛関係になってしまう人も多いでしょう。
まとめ:誰があなたの味方なのかを見極めること
嫌われてもいいと思ってアドバイスする人を大事にしよう
素直な気持ちでアドバイスをしたので、読んでいて不快になった人もいるかもしれません。でも本来、人への相談とは不快な思いをする可能性を多分に含むものです。
もしもこの先、あなたが友人や知人に相談をして今のような不快な思いをしたら、その相手はあなたのためを思って言ってくれています。
このコラムならびに私を嫌いになっても良いです。でも、その相談相手を嫌いになってはいけません。敵に見えるかもしれませんが、その人はあなたの味方です。